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政治の話題が書けない!時代錯誤の公職選挙法

2007-07-27 09:58:32 | 政治経済
多くのブログで、参院選の話題が出ているようだが、
ブログサイト運営側(gooブログサービスなど)では、
「公職選挙法に注意」を掲げて、
特定の政党や候補者の応援、あるいはその逆(投票しない、させない)に
つながる行為を規制している。

政治、政治家に対する批判や指摘すら公職選挙法に触れる恐れがあるらしい。

そこまで言うか。

もちろんどこまでどう書けば法に触れるかはケースバイケースで、
政党や政治家の名前が出れば即アウトとか言うわけではないだろうし、
多くの人が、自分の意見を述べている。

でも批判させない圧力になることも確かだ。

ブログに書かせないようにすること自体が
どこかの政党の陰謀じゃないかと思うくらいだ。

もともと選挙期間中は政党や政治家の意見発表自体が規制されて、
多くの政治家のブログサイトが更新停止になったりする。

ネットを使えば、紙を使うよりもはるかに早く安く広く、
意志が伝えられると思うのだが、どうなのか。

ネット環境を持たない人に対して不公平?
というのなら、新聞に折り込まれて配られている今の選挙公報だって、
新聞を定期購読してない人には届かない。
ネットで公開することによって、
より多くの人に見る機会を与えることになると思うが。

政見放送のリンクや引用も禁止だしね。
不公平だというが、TVで放送すれば公平か?

ネットを使えば多くの候補者に
もっと多くの意見発表の機会を与えられるし、
もっと多くの有権者が多くの候補者の主張が見れる。

これもネットなら安く早く多く出せるわけだ。

表示選挙に金をかからなくするというのは、
国民全体のコンセンサスが得られると思うのだが、どうなのか。

今回の選挙では政党がそのあたりをうまく「かいくぐって」
候補者をぼかして、選挙活動の報告をしているらしい。

事実上のネット解禁なんて書いてある記事もあったな。

ネットがこれだけ多く普及している現在、
法改正があってもいいと思うがどうか。

それに、選挙関係なく、政党や政治家について何か書こうとすると
特定の政治家を落とすための運動とみなされる可能性がある、
なんて書かれると筆が鈍る。
(実際にはキーボードですので、キーボードをたたく手も緩む、かな)

もっともネットでの応援自由ということになると、
お抱え応援記事が溢れ、こういう記事にもTBの嵐!
になるだろうから、そこはそれ何らかの規制がいるかもしれない。

いずれにせよ、ネットを全く抑え込むのは時代錯誤も甚だしい。
早急に法改正が必要ではないか。
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