もう数年前から人手不足、労働力不足が深刻と言われ続けている。
介護保育関連、運送関係、建築関係などでの人手不足が顕著と言われる。
労働時間や勤務内容の問題、給与水準の問題、少子高齢化による需要増、
震災復興による需要増、東京オリンピック、外国人観光客の急増等々、
永続的かつこれからますます深刻になるものもあれば、
ここ数年の一過性の影響によるものもある。
もう元記事が見つけられないが、つい先日だったか、どこかの研究で
2050年だかには2500万人不足とか言ってたような気がする。
今、元記事を探そうとして検索してみたら、いろいろな研究所や
大学関係で将来の労働力不足の予測を出しており、その対策として
高齢者の就業、女性の活用、外国人労働者の採用などが必要としている。
そのために一部で行われている定年の65歳への延長、
女性管理職の比率向上とその目標化、
外国人労働者の介護医療分野などでの資格取得の推進、
などいろいろと提言されているようだ。
私らの若いころには国際分業が解決策のように言われていたものだが、
あまり言われなくなったんですかね。
労働力が不足して大変、やるべき仕事はあるのにやる人がいない、
日本危ない、みたいな論理展開。
それはそれでいいけど、昨日だったかな、またある機関の発表で
現在ある仕事の40%だかはロボットに置き換えることが可能で、
近い将来置き換わるだろうてなことが言われているらしい。
巷の反応は、自分の仕事がなくなる、ますます就職難、等々。
一方で無くならない職業の特徴はというと、
・コミュニケーションが必要
・創造性が必要
・非定型
だそうだ。
なくなるだろう職業の例としてレジ打ちが上げられると、
レジ打ちだって非定型でお客様とのコミュニケーションが必要との
反応を示す人もいた。
確かに完全撤廃は難しいだろうが、今だってセルフレジがあるし、
問題のあるお客(危ない客という意味ではなく、返品/交換、
機械が苦手な人など)だけを人が対応すればいいので
人数対応数が減らせることは間違いない。
その代り、対応する人にはより一層のスキルが要求されるだろう。
さて、ここで気になるのは一方で労働力不足と言われると
やれ大変だ、定年延長、女性活用、退職者の再雇用等々をいうのに、
仕事が機械やロボットに置き換わるというと、仕事がなくなる、
就職できない、失業者が増える、などという。
それっておかしくないか。
もっと全体を俯瞰した将来像を描けないのか。
労働力不足と言っても今の職業がそのまま将来も必要だとすれば
人が足りなくなるだけで、その職業が無くなるとなれば
労働者も要らないので、トータルとして足りないのか余るのかは
何とも言えない。
ロボットに仕事を置き換えることが可能と言っても、
異常、非常、イレギュラー対応は人間がやるわけだし、
ロボットの維持管理、調整や修理やらの仕事が発生するし、
何よりそのロボットの開発製造販売の仕事が必要だ。
物事を一面的にとらえて、デメリットだけを強調し
一喜一憂するのではなく、もっと多元的に掘り下げて考える必要があり、
それこそがメディアの役割ではないだろうか。
介護保育関連、運送関係、建築関係などでの人手不足が顕著と言われる。
労働時間や勤務内容の問題、給与水準の問題、少子高齢化による需要増、
震災復興による需要増、東京オリンピック、外国人観光客の急増等々、
永続的かつこれからますます深刻になるものもあれば、
ここ数年の一過性の影響によるものもある。
もう元記事が見つけられないが、つい先日だったか、どこかの研究で
2050年だかには2500万人不足とか言ってたような気がする。
今、元記事を探そうとして検索してみたら、いろいろな研究所や
大学関係で将来の労働力不足の予測を出しており、その対策として
高齢者の就業、女性の活用、外国人労働者の採用などが必要としている。
そのために一部で行われている定年の65歳への延長、
女性管理職の比率向上とその目標化、
外国人労働者の介護医療分野などでの資格取得の推進、
などいろいろと提言されているようだ。
私らの若いころには国際分業が解決策のように言われていたものだが、
あまり言われなくなったんですかね。
労働力が不足して大変、やるべき仕事はあるのにやる人がいない、
日本危ない、みたいな論理展開。
それはそれでいいけど、昨日だったかな、またある機関の発表で
現在ある仕事の40%だかはロボットに置き換えることが可能で、
近い将来置き換わるだろうてなことが言われているらしい。
巷の反応は、自分の仕事がなくなる、ますます就職難、等々。
一方で無くならない職業の特徴はというと、
・コミュニケーションが必要
・創造性が必要
・非定型
だそうだ。
なくなるだろう職業の例としてレジ打ちが上げられると、
レジ打ちだって非定型でお客様とのコミュニケーションが必要との
反応を示す人もいた。
確かに完全撤廃は難しいだろうが、今だってセルフレジがあるし、
問題のあるお客(危ない客という意味ではなく、返品/交換、
機械が苦手な人など)だけを人が対応すればいいので
人数対応数が減らせることは間違いない。
その代り、対応する人にはより一層のスキルが要求されるだろう。
さて、ここで気になるのは一方で労働力不足と言われると
やれ大変だ、定年延長、女性活用、退職者の再雇用等々をいうのに、
仕事が機械やロボットに置き換わるというと、仕事がなくなる、
就職できない、失業者が増える、などという。
それっておかしくないか。
もっと全体を俯瞰した将来像を描けないのか。
労働力不足と言っても今の職業がそのまま将来も必要だとすれば
人が足りなくなるだけで、その職業が無くなるとなれば
労働者も要らないので、トータルとして足りないのか余るのかは
何とも言えない。
ロボットに仕事を置き換えることが可能と言っても、
異常、非常、イレギュラー対応は人間がやるわけだし、
ロボットの維持管理、調整や修理やらの仕事が発生するし、
何よりそのロボットの開発製造販売の仕事が必要だ。
物事を一面的にとらえて、デメリットだけを強調し
一喜一憂するのではなく、もっと多元的に掘り下げて考える必要があり、
それこそがメディアの役割ではないだろうか。
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