今日、2/3は節分です。
節分は元々季節を分ける意味で、立春、立夏、立秋、立冬のそれぞれ前日を意味しましたが、
今では「立春の前日」の行事だけが残っています。
季節の変わり目には邪気が広がるとされ、それを象徴するものが「鬼」です。
邪気を祓う->鬼を退治する=>鬼を追い払う=>鬼の嫌うものを飾る、ぶつける、となります。
ドラキュラがニンニクや十字架が嫌いなように、鬼は豆(魔目)とイワシの臭いが嫌いなので
豆を鬼にぶつけて追い払うのとイワシの頭を柊の小枝に挿して玄関口に飾る風習のうち、
イワシの頭はすたれ、豆まきが残りました。
なお、イワシの頭は「鰯の頭も信心から」のことわざとして残っています。
恵方巻の由来については諸説あるようで、ここても何度か取り上げていますので今回はパス。
豆まきの「邪気を追い払う」儀式(イベント)の逆で「福を取り込む」イベントです。
太巻きを恵方に向かって黙って丸かじりするのが作法とされているようですが、歳神を呼び込むのに
本来お供え物であるはずの恵方巻を先に自分で食ってたらシャレにならないとは思いませんか。
多分後付けの理由、効能だと思います。
由来が諸説あるように食べ方ではなく恵方巻そのものの作り方のルールはないようです。
マンション自治会では「恵方巻は縁起ものなので七福神になぞらえて7種を巻き込む」と説明し、
恵方巻作りのイベントでは7種の具材を用意しています。
一般に売っているものは7に限らず、中身の種類も多様です。
理由が付けば何でもいいんじゃないかと思っています。
近年は恵方巻の大量廃棄が問題になり、完全予約にしているところが多くなりました。
クリスマスケーキのように余ったら飾りを取り換えて普通のホールケーキにとはいきませんから。
今年も自治会イベントは中止。
もともと我が家には恵方巻の風習はなかったのですが、今年は作りました。
自治会イベントの時は一合の寿司米(寿司米の量は320g)で2本作ることにしていますが、
一本0.5合(5勺)はちょっと多いので、一本150gで作りました。
また、イベントの時はちゃんとした太巻きは慣れが必要なので、初めての人にも簡単にできる「の」の字の恵方巻き
(自治会では「くるくる恵方巻」と呼んでいる)にしていますが、今日は普通の太巻きです。
尚、「くるくる恵方巻」は小学校低学年以上で初めて太巻きを作る子供でも作れます。
最近は自分で太巻きを作った経験のない大人も結構多くいますが、みんな上手に作ります。
細巻きも作りました。具はかっぱ、かんぴょう、ほうれん草。
きゅうり以外はでんぶや椎茸を少し加えています。(アレルギー対策も配慮)
*
ところで「恵方」についても一言。
巷では「北北西の少し北」なんて言ってますが、なんでそんな中途半端な方向かと言うと、方位の表し方の違いです。
「北北西」の呼び方は、「東西南北」の4方位を2つに割って「北」「北東」「東」「南東」「南」の8方位とする表示を
さらに2つに割って、「北」「北北東」「北東」「東北東」「東」とする16方位の北から反時計回りのとなりが「北北西」
そもそもの恵方の決め方は24方位で、方位を30度ずつに12分割し、十二支を割り当て、それをさらに半分にした
15度ずつの24方位に基づいています。
恵方は年によって異なりますが、24方位をまんべんなく回しているわけではなく、4つの方角に限定されます。
それらは甲(きのえ)、丙(ひのえ)、庚(かのえ)、壬(みずのえ)で、今年は壬の方角です。
24方位でいえばやや北とか、少し北と言った中途半端な方角ではなく、ずばり「壬」の方角。
同じものでも単位系でぴったりになったり端数が出たりするようなものです。
**
これから恵方巻を食べます。
節分は元々季節を分ける意味で、立春、立夏、立秋、立冬のそれぞれ前日を意味しましたが、
今では「立春の前日」の行事だけが残っています。
季節の変わり目には邪気が広がるとされ、それを象徴するものが「鬼」です。
邪気を祓う->鬼を退治する=>鬼を追い払う=>鬼の嫌うものを飾る、ぶつける、となります。
ドラキュラがニンニクや十字架が嫌いなように、鬼は豆(魔目)とイワシの臭いが嫌いなので
豆を鬼にぶつけて追い払うのとイワシの頭を柊の小枝に挿して玄関口に飾る風習のうち、
イワシの頭はすたれ、豆まきが残りました。
なお、イワシの頭は「鰯の頭も信心から」のことわざとして残っています。
恵方巻の由来については諸説あるようで、ここても何度か取り上げていますので今回はパス。
豆まきの「邪気を追い払う」儀式(イベント)の逆で「福を取り込む」イベントです。
太巻きを恵方に向かって黙って丸かじりするのが作法とされているようですが、歳神を呼び込むのに
本来お供え物であるはずの恵方巻を先に自分で食ってたらシャレにならないとは思いませんか。
多分後付けの理由、効能だと思います。
由来が諸説あるように食べ方ではなく恵方巻そのものの作り方のルールはないようです。
マンション自治会では「恵方巻は縁起ものなので七福神になぞらえて7種を巻き込む」と説明し、
恵方巻作りのイベントでは7種の具材を用意しています。
一般に売っているものは7に限らず、中身の種類も多様です。
理由が付けば何でもいいんじゃないかと思っています。
近年は恵方巻の大量廃棄が問題になり、完全予約にしているところが多くなりました。
クリスマスケーキのように余ったら飾りを取り換えて普通のホールケーキにとはいきませんから。
今年も自治会イベントは中止。
もともと我が家には恵方巻の風習はなかったのですが、今年は作りました。
自治会イベントの時は一合の寿司米(寿司米の量は320g)で2本作ることにしていますが、
一本0.5合(5勺)はちょっと多いので、一本150gで作りました。
また、イベントの時はちゃんとした太巻きは慣れが必要なので、初めての人にも簡単にできる「の」の字の恵方巻き
(自治会では「くるくる恵方巻」と呼んでいる)にしていますが、今日は普通の太巻きです。
尚、「くるくる恵方巻」は小学校低学年以上で初めて太巻きを作る子供でも作れます。
最近は自分で太巻きを作った経験のない大人も結構多くいますが、みんな上手に作ります。
細巻きも作りました。具はかっぱ、かんぴょう、ほうれん草。
きゅうり以外はでんぶや椎茸を少し加えています。(アレルギー対策も配慮)
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ところで「恵方」についても一言。
巷では「北北西の少し北」なんて言ってますが、なんでそんな中途半端な方向かと言うと、方位の表し方の違いです。
「北北西」の呼び方は、「東西南北」の4方位を2つに割って「北」「北東」「東」「南東」「南」の8方位とする表示を
さらに2つに割って、「北」「北北東」「北東」「東北東」「東」とする16方位の北から反時計回りのとなりが「北北西」
そもそもの恵方の決め方は24方位で、方位を30度ずつに12分割し、十二支を割り当て、それをさらに半分にした
15度ずつの24方位に基づいています。
恵方は年によって異なりますが、24方位をまんべんなく回しているわけではなく、4つの方角に限定されます。
それらは甲(きのえ)、丙(ひのえ)、庚(かのえ)、壬(みずのえ)で、今年は壬の方角です。
24方位でいえばやや北とか、少し北と言った中途半端な方角ではなく、ずばり「壬」の方角。
同じものでも単位系でぴったりになったり端数が出たりするようなものです。
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これから恵方巻を食べます。
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