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小沢一郎辞任表明、意味不明。

2007-11-04 22:55:45 | 政治経済
いろいろと記事が出ているし、報道もされているが、敢えて引用しない。

ちょうど外出していて、LAOXでこのニュースを見た。
展示された多くの薄型TVに小沢一郎辞意表明の字幕が躍っていた。

その時点では、福田首相との会談による連立構想問題が契機という
想像はついたが、もちろん詳しい事情はわからなかったし、
その後の会見の報道も見たけど、何か判ったようで判らなかったようで、
どう評価、判断していいのかよくわからない。

なんかタイミングといい、理由といい、
安倍元首相の政権放り出しに近いものを感じてしまった。

ただ、小沢一郎の代表辞任と言えば、以前も唐突であったように記憶する。
潔いと言えばそうだが、やーめたっと感じてしまうのは私だけだろうか。

よくいえば(?)ある意味、典型的なトップダウンで、
トップの意に反する部下ならいらない、
かと言って部下を首にできないから自分が辞める、
と見えてしまう。

せっかく参院選で主導権を握り、
政権担当能力をこれから試されるという時に
代表がこの調子ではまたぞろ自民党にやらせるしかないのかとの
焦燥感というか、挫折感というか、あきらめにも似た感情が湧いてくる。

政権担当能力でいえば、今朝だったかのTVで
今国会で法案が成立していないことをねじれ国会のせいにした発言があった。

しかし、民主党は大昔の社会党と違って何でも反対野党ではなく、
法案によっては賛成しているわけだから、
徒に国会を混乱させるためだけに数を頼っているわけではないだろう。

連立に入らずとも、政策立案で自分の意見を入れさせることはできるはずで、
それこそ小沢一郎氏の言うように密室の談合でなく、
オープンな場で堂々と意見を述べ法案を修正していけばよい。

与党でなければ、自己の主張する政策が実現できないとまでは言えまい。

辞める辞めないは、党内事情というか、個人の事情というか、
我々の計り知れないところにあるので、そりゃまあ構わないと言えば構わない。

ただ、最後っ屁のように、どうせ俺らには政権担当能力なんてないさ、
みたいな言い方はやめた方がよかった。

ひとつずつ小さいところからでも政策を実現して
政権担当能力をつけて行きたいとか、
国民の皆さんに理解していただきたいとか、
言ってもらえばいいけど、
あんたら、できもしない政策を信じて投票したんだよって
言われているようで、ちょっと悲しかったね。
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