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映画「カーズ クロスロード」@ユナイテッドシネマ豊洲

2017-07-20 22:27:22 | 映画感想
2017/7/19、ユナイテッドシネマ豊洲。
8番スクリーンは12あるスクリーンの大きいほうから3番目。



PIXARアニメ。
同時上映の短編は「LOU」
LOST AND FOUNDに住む不思議なもの。



吹き替え版なので日本語版の声優は以下の通り。

ライトニング・マックイーン:土田大
メーター:山口智充
ルイ―ジ:ジローラモ
サリー・カレラ:戸田恵子
ドック・ハドソン:浦山迅
クルーズ・ラミレス:松岡茉優
ジャクソン・ストーム:藤森慎吾
スモーキー:有本 欽隆



カーナンバー95、ライトニング・マックィーンは、レースで無敵の強さを誇っていた。
2016年シーズンのレース。
終盤までトップを走っていたマックィーンは、ゴール寸前に新型車のストームにぶち抜かれ優勝を逃す。
その後もストームは連勝を続け、各チームは新型車への切り替えを進めるようになる。

マックィ―ンはストームにライバル心を燃やし、何が何でも勝とうと焦るが、旧型車は数えるほどに。

そして最終戦。
終盤までいい勝負をしていたマックィ―ンは、ストームに抜かれ、さらにスピードを上げる。
しかし、タイヤに負荷をかけ過ぎ、遂には左後輪がバースト。
マックィ―ンは宙に舞い大破する。



ラジエーター・スプリングに戻り、修理は済ませたものの、まだ下塗り段階のマックィ―ン。
ポルシェ・カレラのサリーに励まされながら、再起を目指す。
スポンサーのラスティーズ兄弟から「ラスティーズ・レーシング・センター」を新設したとの連絡が入る。

ピカピカのトレーニングセンター。
最新のシミュレーターやランニングマシンを備え、クルーズというトレーナーもいる。
これだけの設備。ラスティーズ兄弟は会社をスターリング(声:大川透)に売ったという。

新社長スターリングの下、クルーズをトレーナーにマックィ―ンはトレーニングを開始するが、
基礎からのやり方に疑問を感じ、無理やり最新のシミュレーターに乗り込む。
操作に慣れないマックィ―ンは壁に激突、コースを外れ大クラッシュを起こす。
(シミュレーションなので実害はなし)

スターリングはマックィ―ンの衰えを指摘、引退を勧告し、同社の宣伝に注力するよう依頼する。
果たしてマックィーンの決断は。
そしてその決断は凶と出るか、吉と出るか。



吹き替えはみな違和感なく、アニメとの同期もぴったり。
オリジナル版同様、日本語版吹き替えに合わせてCGを作っているのかと思うほど。

看板やポスターや新聞などでストーリーにかかわる部分は、日本語にしてあった。

マックイーン、メーター、サリーなどの主要キャストはオリジナル吹替とも続投。
ストームはアーミー・ハマーで吹き替えはオリラジの藤森。

ファンの方々やご本人には申し訳ないが、サリーが老けた。



このシリーズはどう考えても子供向けではない。
現に小さい子(多分未就学児)が途中で飽きて出て行ってしまった。
新旧交代や、過去の栄光からの挫折と再生など、ベテランの悲哀も感じられる。

ピット作業や、セーフティカ―のルールなどもある程度の知識が必要かも。
車の交代が許されるのは驚きだが、設定のルール上許されると言うことなので良しとしよう。



但し、ダートコースや砂浜でのトレーニングがインディカーのレースで有効とは思えない。
コースが違うだけでなく、車に要求される性能が違い過ぎる。

ところで果たして次はあるだろうか。
「カーズ」は、もともとはPIXARがディズニーのために制作する最後のアニメだったので、
「ディズニーには作れない」物を作ってやったぜ感がとても強かった。
2は全く方向性が違ったし、本作はまた原点回帰といったところか。

次があるとしてもシリーズの目指すところがよく見えない。

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