セーター首相は中国やアラブ諸国の代表と話し合ったあと、タイに世界一高いビルを建設することに意欲を見せた。
話し合いにはドバイの不動産会社で、現在世界で最も高いビルであるドバイのブルジュ・ハリファ(163階建て、全高829.8メートル)を手がけたEMAAR(エマール・プロパティーズ)などが参加した。
過去に不動産業に深く関わったことのあるセーター首相は、「世界一高いビルをタイに建てれば、タイの観光的魅力が高まり、タイを観光する外国人が大幅に増えるになる」との持論を述べている。
これまた観光客を呼び込むための材料の1つです。
先ほどのF1グランプリ、大麻解禁などとにかくタイ政府は観光客獲得に全力を注いでいます。
日本も観光客が増加していますが、それはただ単に円安だからです。
為替が円高になった後にどれだけ呼び込めるかで真価を問われます。
なお、隣の国マレーシアで先般世界2位の高さの超高層ビルが竣工したことも、このタイの世界一ビル建設には影響していると思います。
F1グランプリよりもこちらのビルの方が現実的と思います。
残念ですが東京大阪のビル群では、数、高さ、デザインなどマレーシアはもちろん、すでにバンコクにも太刀打ちできません。