タイの花の種類は日本に比べて数がかなり少なく、花といえば気に咲く花がほとんどです。(北部へ行けば結構咲いてはいるようですが・・)
ホウオウボク:หางนกยูงฝรั่ง ハーン・ノック・ユン・ファラン
デイゴのような赤い花です。
多分、灼熱の国タイでは小さな花は生息できないのだと思います。
サボテン系は暑さに強いのでタイでもよく育ちます。ポイシアンというサボテン系の花が有名です。
また、水辺の多いタイでは蓮が咲き乱れています。
タイ語ではドークブアといいます。
こちらは人がのれる大型の蓮でブッアカドンといいます。我が家の裏の川でも育てているのですが、
すぐ魚に食べられてしまいます。
魚の少ない池でないとだめなようです。
こちらはタイを代表する花、蘭です。数えきれないほどの種類があります。
タイ語で蘭はクルアイマイといいます。(クルアイはバナナ)
蘭はきれいですが、花が終わると次に咲くまでかなり時間がかかります。
日本だと鉢植えだとかなり高いようですが、タイならせいぜい100Bといったところです。
切り花は20Bぐらいで、仏さんに備えるためによく使います。
これはドークケム(針花)といいます。
花のつぼみが針のように尖っているのでその名が付きました。
暑さにとても強くほっといても育つので、タイでは至る所で植えられています。
赤以外にも、白、ピンク、黄色と花の種類があり、我が家は各色植えています。
言わずと知れた南国の花ブーゲンビリア(タイ語ではドークファンファー)です。
花というよりつる系の木ですかね。バラに似ていると思います。
ただ、タイではこの花を家に植える人はほとんどいません。
理由は花弁が毎日散り、掃除が非常に大変だからです。
この花はとても軽く風に乗ってあたり一面に落ちていきます。
タイのことわざにこの花を家に植えると、家長が早死にすると言われています。
それほどこの花の毎日の掃除が大変だという意味です。
数えきれないほどの種類があるヤシ系、サボテン系にも花がよく咲きます。
たまに市場に出ているベンジャミンとかを買って植えてはいますが、ほとんど失敗に終わります。
3~4月の真夏には45度まで上がる気温下では、普通の花では耐えきれないのだと思います。
私たちタイに住む人間の気温感覚は日本人とは10度違います。
タイの気温から10度引いたのが私たちタイ在住者の体感温度です。
30度・・・快適な過ごしやすい気候
35度・・・ごく普通の気温
40度・・・やや暑いですが、耐えられないほどではありません。
45度・・・呼吸が苦しくなる危険な気温
逆に低気温は日本人よりかなり敏感です。
20度・・・寒いと感じ、上着やマフラー、手袋が必要になる。凍死者が出ることも珍しくありません。
15度・・・タイではめったにこの気温にはなりませんが、なったら外へは出ません。
10度・・・命の危険を感じる気温です。
0度・・・相当な覚悟がないとこの気温下のところへはいけません。
タイの伝統的なデザート
マンチュアムというさつま芋のデザートです。
屋良格似たサツマイモにガムシロをかけ、さらにココナツミルクをたっぷりかけます。
糖分過剰摂取が気になりますが、毎日食べるわけではないので必要以上に考えていません。
あれもダメ、これもダメでは考えているだけで病気になってしまいます。
疲れたときにこのデザートは最高に効きます。