5月8日市民連帯・神奈川主催の「原発事故とマスコミ報道」講演会が川崎の中原市民館で行われました。 多くの人たちがマスコミの原発事故の報道に疑問を抱いている事を反映してか40人を大きく超える聴衆がつめかけ、立見がでるほどの盛況でした。 ユーストリームでもライブネット中継され多くの方が視聴しました。
松沢さんはエネルギー担当記者だったころ体験された、原発利権をめぐる政官財とマスコミの癒着の事実を話されましたが、「まさかこれほどのすさまじい癒着の構造があるとは」と改めて知りました。 どうりで日本のテレビや大手新聞はあんな報道しかしないわけです。
松沢弘さん:
反リストラ産経労委員長、元フジサンケイグループ論説委員1994年、フジサンケイグループの経済紙「日本工業新聞」の論説委員だった松沢弘さんは、御用組合の産経労組に見切りをつけ、マスコミ界初の合同労組「反リストラ産経労」を結成し、委員長に就任しました。ところが、闘う組合に対して経営側は、団交拒否をしたあげく、松沢委員長を不当解雇。それ以来、反リストラ産経労はグループの盟主であるフジ・メディア・ホールデイングス(フジテレビの親会社)の株主総会に乗り込んで、23年間もトップの座にある日枝久・同社会長の経営責任を追及するなど、17年間にわたって様々な闘いを続けています。そこで今回はエネルギー担当記者だった実体験に基いて、原発利権をめぐる政官財とマスコミの癒着構造を、闘うマスコミ労働者の立場から告発して頂きました。
USTREAM 「原発事故とマスコミ報道」講演会 その1 講演部分
http://www.ustream.tv/recorded/14559917
USTREAM 「原発事故とマスコミ報道」講演会 その2 質疑応答部分
ビデオの最後の部分55分55秒より 「脱原発 川崎市民」の案内がされていますご覧ください!
http://www.ustream.tv/recorded/14561970