鉄道模型のある生活ブログ

鉄道模型にかぎらす、なんでも書いてしまいます。

HNモジュールは良いよ!!  その1

2023年11月21日 | HNモジュール

今月号の鉄道模型趣味の表紙がHNモジュールの「吊り橋と温泉」でしたが、買われましたでしょうか。

HNモジュールはHOゲージのモジュールで、接続規格が決まっていて、それに合わせて作ると、いろいろな方が作ったモジュールを繋いで大きなレイアウトになると言うものです。

基本的にはこう言うもので、足があるのが特徴です。

 

2006年の大阪でのJAMで初めて人前に展示したのでした。

この時にはバスが走るようにしたこともあり、大人気でした。

 

モジュールの規格で線路の高さが床から940mmです。 ですから上の図のように、谷があるモジュールも作れると提案しました。

 

そしてすぐに作られたのが、鉄橋のある風景で、これも線路から下にスペースがあるのでできた景色でした。

 

そして、谷があるモジュールが出現です。下の線路はダミーで上が本線。 かなり深い谷が表現されています。

スイス山岳のループを表現されています。

 

大阪の合同運転会で見かけたとても良くできたモジュールですが、普通はこうやって台の上に置くので、谷は作れません。

HNモジュールは足付きの規格ですので深い谷ができるのです。

 

そして2009年には規格で描いた絵のようなモジュールが作られてきたのです。 まだ制作途中の貴重な写真です。 熊本県の白川橋梁です。

規格を考えた私も本当に作る人がいるとは思っていなかったのびっくり。

この後、この方は天の川鉄橋とか惣郷川鉄橋とか、谷や海を通る鉄橋を次々と作っておられます。

 

こういう紅葉のある谷も出現。 叡電の二ノ瀬付近ですね。

 

そして、今回TMSに掲載された吊り橋があるモジュール。

 

さらに、HNモジュール東京の方ですが、なんと床まである谷、グランドキャニオンを作られた。 列車が上を通るのが怖いぐらいです。 モジュールの形状から強度保持のために、鉄橋の中に隠して鉄のパイプが通っているそうです。

 

TMSに掲載された画像で、これが模型とは思えない雄大な情景です。 HNモジュールだからこそできた模型です。

 

ということで、HNモジュールの凄さがお分かりいただけたでしょうか?

 

とはいえ、こんなシンプルなモジュールも可能で、ここに草など植えてゆけば立派な情景ができます。

 

モジュールを作る方はたくさんおられますが、雑誌などに掲載された後、どうされているでしょうか? 他に繋ぐモジュールもなく、人に見てもらえる機会もなく、家に飾っても飽きてしまうし、模型店の棚に飾ってるだけとか、そのモジュールは寂しい余生を送っていませんか?

HNモジュールは運転会で他のモジュールと繋いで、その上で列車を走らせるのです。 たくさんの人にも見てもらえるし、見た人に感動を与えられる生きているモジュールです。 

いつも言うように、HNモジュールのクラブが全国のあちこちにできることを願っています。 2人集まればクラブの卵ができます。 3人4人と増えれば、一人数台のモジュールを作るので立派なものになります。

 

さいごに、谷のモジュールを作った時にはモジュール接続のネジに手が届かなくなります。 台枠を作る時から、ネジを締められるように手が入る構造に、設計をお願いします。

このモジュール同士、線路の8cm下に接続ネジがあるのだけれど、どうやってネジを締めたのだろうか? 上手に手を入れる場所が作ってあるんですね。

 

 

 

 

 

 

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吊り橋のモジュール、 F1ラスベガス 

2023年11月20日 | HNモジュール

鉄道模型趣味誌(TMS)12月号です。

表紙の写真は、吊り橋と温泉のモジュールです。実によくできていて、まさにどこかの温泉に行った気になります。

吊り橋があって、その吊り橋は本物そっくりに力学的にも考えて作られているし、上にある本線の鉄橋もキットを加工していかにも実感的に作られている。 こういう基本ができている上に、岩場があり温泉があります。これも実在の黒部付近の温泉を参考にしたようで、足湯は乳頭温泉の黒湯を模しているとか。

HNモジュールです。 家の中にしまって自分だけでニヤニヤ見ているのではなくて、運転会では他のモジュールと繋いで生きているモジュールなのです。 ですから、模型人はもちろんのこと一般の観客の人もこの風景に魅せられて、見入ってしまうのです。

 

これは、運転会の時の様子ですが、おばあさんがお孫さんを連れてきていて、一緒に覗き込んでいます。 子供から年寄りまでみんなが見惚れてしまうモジュールなのです。

TMSには詳しい写真や作った経緯がたくさん書かれています。 購入して読んでください。 立ち読みなんてケチなことをしないで購入すること。

 

**********

この映像は

 

F1  ラスベガスのゴールした瞬間です。 眠らない街、ただでさえ派手な街が一層輝いています。

これを見て、テレビの解説の人たちが「この映像を見ると、来年のラスベガスは行きたくなりますね!」「 いや、もの凄く高いですよ 」多分ただでさえも高いホテル代がF1の時には物凄く高くなっているんでしょう。

 

優勝はまたまた、フェルスタッペン。 ヤフコメなどでは、日本の日の丸や君が代よりも、オランダ国旗、国家(フェルスタッペン)とオーストリア国家(レッドブルチーム)の方が聞く機会が多い、とか、確かにそうです。

2位はルクレール、フランス人ですが競馬のルメールと似た感じですかな? 3位のペレス(メキシコ)とものすごい接戦だったのです。

 

レース終盤、2位のフェラーリ、ルクレールに追いついたレッドブルのペレス。 執拗に抜こうとしますが、ルクレールが逃げる。

 

そして、ついにルクレールがブレーキを失敗、タイヤからスモークを上げて、コーナーを膨らんだ。

そこをペレスが

 

追い越して行って、これで2位確定かと思われた。

しかし、ルクレールも必死になってペレスの後ろを追う。 解説もルクレールのタイヤが摩耗してブレーキが効かなかったんだろう。 もうだめですねと言っているのだが、なんとかルクレールが後ろについて、今度はペレスが必死の逃げに入る。  あと数周抑え切ればペレスが2位で、レッドブルの1、2だ。 そこで、トップのフェルスタッペンが速度を落として、ペレスに追いつかせてトウを取れるように援護するが、ルクレールはDRSを使って後を追いかける。 

 

そして、50周レースの50周目、最終ラップだ。

ほぼ最終コーナーの近くでルクレールがペレスの横につっこんで、

 

見事抜き去る。 この時のルクレールの速度は350km/h以上出ていて、そこからこのカーブを曲がるのに強烈なブレーキをかけたのだが、よほどの自信がなければ、そのまま壁に激突もありうる。 ちなみに毎カーブごとに高速から急ブレーキで減速してコーナーを曲がるのは当たり前で、それをさらなる高次元でやってのけたのでした。

 

すぐにペレスもクロスラインを取って追いかけたが、ゴールでは僅かな差でルクレールが逃げ切った。 1/1000秒以下の差だろうか。

手に汗を握る戦いを見せてくれたのでした。 

次は最終戦のアブダビです。

 

 

 

 

 

 

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新レイアウトの製作 その54 トンネル

2023年11月19日 | レイアウト

トンネルの側壁です。

線路はカーブしていますが、壁が真っ直ぐなので

 

ストーブで温めて壁を曲げました。

 

曲げた後側壁にも穴を開けて、

 

ウエザリングをして

 

側壁をスタイロフォームに接着しました。

 

トンネル内の中壁です。 これは下に接着しました。

 

反対側のトンネルポータルも作りました。 幅が広いのはポイントの上だからです。

 

トンネルポータルができたので本格的に山を作って行きます。 本物の景色とは反対にトンネルに合わせて山を作って行きます。

この山は線路のメンテナンスのために、取り外せるようにします。

つづく

 

 

 

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2000年 オーストリアの旅 その11 ツィラータールバーン 蒸気列車に乗る

2023年11月18日 | 海外旅行

蒸気機関車の牽く列車でツム・アム・ツィラーからイエンバッハに戻ります。

 

出発、すごい煙だ。 これが蒸気機関車列車なのだ。 小さい機関車だがすごーい!!

 

近くの家も煙っている。

 

この前は荷物車でこの後ろの一番前の客車に乗ったんだけれど、これは失敗。 機関車を写しにくい。 後ろの方が写しやすい。

 

後ろはこんなにたくさん繋いでいる。 トロッコ客車もあるんだ。 もっと後ろの車両なら機関車を写しやすい事がわかるだろう。

でも、前なので機関車のドラフト音や雰囲気は物凄くよくわかる。

 

窓からチロルの山が見える。 

 

こういう景色の中を走る。 もう気分は最高。

 

サイクリストが寝ている。 のんびりした景色だ。

 

室内はこんな革張り?の椅子や

 

木の椅子の車両もある。

 

気動車とのすれ違い。

 

やっぱり蒸気機関車は出発する時の音や煙が感じが良い。  しばらくすると珍しさも消えて、小さな客車でゆったりと「汽車の旅」を楽しんでした。

 

終点、イエンバッハ到着。 これからすぐに機関車を外して、整備に回ったのでした。

 

リリプト製です。

 

さて、私はここから、違う蒸気機関車の鉄道に乗ります。

つづく

 

 

 

 

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フィルムカメラで散歩

2023年11月17日 | カメラ

フィルムカメラを使おうと思ってフィルムを買ってありましたが、面倒なのでそのまま置いていました。

1年も経って、もうフィルムが腐りそうなので使いました。 フィルムは生き物なのでこんなに置いておいてはカラーバランスが崩れて変な色になるだろう。

このカメラにフィルムを入れます。

 

実はフィルムを入れるのがとても大変なのです。でもって、長い間フィルムを放っておいたのです。 今時フィルムは高いのに。

このカメラは底板が外れますが背面は外れない。 フィルムを差し込みますが、コツはカードでスプロケットに引っかからないように入れることです。 

ヘタをするとフィルムを入れるのに30分ぐらいかかるけれど、今回は10分ほどでできました。 

 

このカメラです。 ライカIIIfです。 相当古いカメラですが完動品です。 レンズはフォクトレンダーのカラースコパー35mmにしよう。

 

IIIf

近所を散策 こんな写真になりました。 当然ですが、撮影を終わってフィルムを現像に出してプリントしてもらって初めて写真を見られたのですが、かなり色がくすんでいる。 フィルムが古いからだろうか、それともこれが味だろうか。 なおプリントをスキャンしたので一段と画質は落ちています。

 

フィルム現像はカメラのキタムラに持ち込んだのだけれど、一週間ぐらいかかるかと思ったらなんと1時間でできるという。 小さい店だが自分の所に現像設備があるんだ。 今時すごいと思ったのでした。 

(ちなみに現像液はすぐに酸化するので、このフィルムのために現像液などの薬品を作って処理しているはずで、プリントも含めて1時間はすごいのです。)

 

IIIf

コスモスの時期なので手前のコスモスにピントを合わせて京阪を撮る。 このカメラはレンジファインダーなのでピント合わせを小さなレンズを覗き込んで行うのだが、なかなか難しいけれど面白い。 その覗き穴はピント合わせだけに使って、構図は違う穴から覗き込むけれど、それは50mmのレンズでの視角なので、35mmのレンズをつけていると外付けのファインダーをつけて、それで構図合わせをする。

手間のようだが、これしきあっという間にできる。

 

IIIf

月桂冠の蔵の横にゆくと微かにエンジン音が聞こえたので船が来るのを待つ。 ディジカメのように何枚も撮れない。 もったいないので一枚だけの真剣勝負。 オートフォーカスでは無いのでシャッターを押した瞬間にシャッターが切れる。 もうちょっと待ってシャッターを押せばよかったかな。 

 

デジカメ

ここで、カメラで撮影ではなくて、カメラを撮影だ。 今付けているレンズはフォクトレンダーの21mmの超広角だ。 外付けファインダーも変えてある。 こうやってレンズやファインダーを変えるのも面白い。

 

IIIf

寺田屋の前でIIfで撮影。

 

IIIf

繁華街に行って

 

デジカメ

喫茶店に入って抹茶ケーキ。 横にカメラを置いていたら若い女性の店員が大喜び。 すごーい、格好いい! 面白そう!!!

鼻高々でした。

 

IIIf

酒蔵を写して

 

IIIf

三栖の閘門に行きました。

 

IIIf

ここは大阪から京都への船が通っていた閘門で、私の子供の頃には石炭を積んだ船が入っていました。 人間は? 当然京阪電車です。

 

IIIf

船が置いてありましたが、こんな小さな船では大阪からは来られません。 江戸時代は人や馬が岸から引っ張っていたそうですが、明治後期には蒸気船が走っていたようです。

 

デジカメ

この展示館の中に閘門の模型があります。 こんな船が大阪京都を結んでいたそうです。

 

IIIf

宇治川を眺めた所です。 この先が大阪ですが、天瀬ダムができて川の水位が低くなったので、この閘門は使えません。

 

ベタ焼きです。 露出は感でやったのですが全部適正露出のようです。 エヘン。

ということで、フィルムカメラでの写真はいかがでしょうか?

ちなみに、同じ時にデジカメで撮った写真を

 

デジカメ

やはりディジカメ、綺麗です。

 

スマホ

これも同じ時ですがスマホでの撮影です。

 

ディジカメやスマホがあればフィルムカメラはいらないのですが、綺麗な写真を撮るというよりも、フィルムカメラ、メカで遊ぶという感じでしょうか。  最近は若者がフィルムカメラに興味を持っているそうです。 フィルムカメラの中古は値上がりしていますがディジカメより安いです。 でも、フィルムが高いのですが、それはフィルム時代を知っている年寄りがそう考えるので、若者は初めからこんな価格だと思っているそうで、高いとは思わないとか。  しかしフィルムは手に入りにくい、供給不足です。 カメラのキタムラでも品切れでした。

 

おわり

 

 

 

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