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鉄道模型のある生活ブログ(旧)

鉄道模型にかぎらす、なんでも書いてしまいます。

第63回 HNモジュール 運転会 その6 車両

2025年03月06日 | HNモジュール

今回の運転会に持ち込まれた車両は少なかった、というか運転に使った車両は少なかったので、あまり写真がありません。

先日載せた気動車などを除いた写真を紹介します。

 

これは私が作った関西線のキハ120。 カトーの足回りを使っているのでとてもスムーズに走ります。

これをダイヤ運転ではダイヤの線の色、紫に合わせて、紫の列車として使用。

桜があるこの駅にとても似合います。 笠置の駅がこんな感じだった様な気がします。

 

Y字の駅が終点になっています。空色はカトーのクモハ?で、元々茶色のはずですが、持ち主が空色に塗り替えたのかもしれません。 これをダイヤの青色の列車として使用。

手前は、琴電です。 トミックスの車両です。 これは買ったままでは脱線するので、台車の左右への振れ(回転ではない)が増す様にダイキャストを少し削っています。 これで脱線なしにスムーズに走ります。

これがダイヤのオレンジ色の車両。

ダイヤ運転では、ダイヤの線の色に似た車両を走らせないとどれがどれかわからなくなるので、色は大事です。

それと、脱線せずにスムーズに走る事が最重要で、車両が精密にできているかどうかなど、なーんにも関係ありません。

 

トミックスの上田電鉄です。 これはカツミで組み立てた特製品で、よくできています。 精密なんて関係ないと言ったけれど、やはりよくてきているものは良いんです。 まあ写真ではそうですが、、走らせると精密さは関係ないという事です。

トミックスの琴電と同じシリーズですが、これは買ったままでも脱線しません。 台車の横ゆれが改善されている様です。

この色を黒として使用。 

 

キハ52です。 これを2回目のダイヤ運転の時にオレンジとして使ったら、この信号にぶつかって、あわれダイヤは乱れて中止となりました。 信号が近すぎたのが原因ですが、このキハ52はエンジンが2つあるので、20m級ではなくて少し車体が長いんだって。 それで他の車両が通れたのに、この車両は通れなかったんです。 次回には信号をもう少し離してつけてくれるそうです。

 

ダイヤ運転以外での車両は

カトーのキハ110が止まっています。 これをダイヤの緑の列車として使用。

この駅では、隣のホームに赤い機関車らしいものが止まっています。 それにキハ58も見かけました。

 

ドイツのディーゼルカーです。 両運転台なので単行です。

 

今回は、DCCの無線LANを持ってくるのを忘れたとかで、DCCの運転がなかったので、みなさんDCC車両も持ってきていたのですがお披露目できませんでした。

 

DCC車両です。 チェコのローカル線用の気動車。 これってとても手軽だし、サウンドDCCでは買いやすい価格でお手頃です。

 

こちらはHNモジュールの中にあるメルクリンの線路を走る、ドイツの貨車編成。 DBのV?が走っていますが、このエンドレスには駅があって、客車と貨車の2編成がプログラムに沿った自動運転で信号に合わせて交互に走っています。

もちろん、ディジタルです。

 

最後に受付に展示してた車両です。 本物も岐阜駅前に展示されているので、展示が似合う車両かな?

 

さて、皆さんお気付きになられたかどうか、短い車両が多いんです。 編成物がない。

模型の運転会では、これでもかというほど長い編成を走らせていますが、ここでは駅ですれ違いができる様に、長くても2両編成で駅の有効長に収まる様にしています。

そして単行の方が扱いやすいので両運転台付きの電車が手軽なのです。 もちろん日によっては蒸気機関車の編成も出てきますが、それでも短い。

 

と言うことは、HOでも車両にあまりお金がかからないのです。 Nの編成を買うよりも、一輌だけならHOの方が安かったりします。 HNモジュールはお金がかからない(ようにできる)のです。

 

つづく

 

 

 

 


第63回 HNモジュール 運転会 その5 コントローラー

2025年03月05日 | HNモジュール

運転会の時の列車は走らせるコントローラーですが、駅でギャップを切っているので、区間ごとにコントローラーが必要です。

 

これは駅のポイントと右と左のコントローラーに切り替えるキャブスイッチの一般的な形です。

先日のダイヤ運転で書いた様に、これをメンバーには誰でも操作できる様になった欲しいのです。

 

列車の速度を変えるコントローラーは運転士が操作するのですが、一般的には机の上に置いて操作します。

これはアンメーターが付いた自作のコントローラーです。

賢いのは、前後進スイッチが、ちゃんと右と左を向く様に作られています。 市販のコントローラーは前進後進と書いて上下に動かすので、蒸気機関車はともかく、電車ではどちらが前かわからないので、間違った方向に走らせてしまいます。

模型ではコントロラーの位置から考えて、右か左に動くのです。 メーカーの人は模型を運転したことがない様です。

 

こちらは大きな駅のコントローラー類です。まあ、配線がすごいこと。

運転のコントローラーはカトー製で、この大きさのコントローラーでHOでも十分走ります。 なにせ小型車両がメインのHNモジュールですからコントローラーの容量も小さくて良い。 ただ、このコントローラーも逆転スイッチが上下に動く、左右ではないので困りものです。

 

ポイントとギャップ切り替えの操作盤です。 かなり複雑な線路配置の駅ですが、よく見ると基本に忠実に作ってあり、とても使いやすそうです。

HNのメンバーなら誰でも使いこなせるかもしれません。

 

この人の駅はY字になっている特殊な形状の線路配置です。 ポイントとギャップ切り替えは右側の操作盤、列車の運転は左側にあるコントローラーです。 こうやってモジュールに置く台を作ってあると、コントローラー類を乗せるためのテーブルが要りません。 この台はモジュール運搬どきに邪魔になるので、白いネジで取り外しできる様になっています。

 

これは先日載せたポイントとギャップ切り替えの操作盤です。 これもモジュールに取り付けてあるのでシンプルです。

そして、右側のコントローラーもモジュールに取り付けてあります、これでテーブルはいらないのですが、実際にはダイヤの紙を載せたりお茶を乗せたり、机があった方が便利です。

もちろん、この緑の箱類は運搬の時には取り外しができます。

それから、右のコントローラーが緑の箱に入っているのですが、周りをスポンジで囲んであります。 さりげないアイデアですが、しっかりと箱に固定されるし作るのも簡単だし、なるほどと思いました。 

それに逆転スイッチの方向も左右に動くようになっているし進行方向に矢印までつけてある。 模型をよく理解している人です。

 

ポイント操作盤とコントローラーのお話でしたが、こういう事はHNモジュールを作る時の参考になると思います。

 

つづく

 

 

 

 


第63回 HNモジュール 運転会 その4 写真を撮る楽しみ

2025年03月03日 | HNモジュール

HNモジュールの良いところはたくさんありますが、写真を撮る楽しみもその一つです。

こんな情景があります。 これはこう言う景色だと言う程度の写真ですが。

 

角度を変えて撮ると、この通りぐっと迫力のあるラッセル車になりました。 駅も適当にボケてラッセル車が浮かび上がっています。

では

この気動車を追いかけてみましょう。 これはこんなモジュールという感じだけですが、

 

アップで撮れば、ローカル駅に停まっている感じが出ます。

 

切り通しを走っている追い写しです。

 

鉄橋の真上から、ドローン撮影の様ですが、渓谷の様子がわかります。

 

普通に撮ればこんな感じ。 これも悪くないですけれど。

 

天井川を抜けるところです。 川面にピントを合わせて水面の感じを写しています。

 

踏切です。 うーんちょっとピントが甘い。

 

もう一度やり直しと、気動車の運転士に頼めるのも仲間だからです。

この写真良い感じでしょう? 本の表紙にしても良いぐらい。 それはモジュールと車両の作りが良いからです。

 

ここからはKさんの写真です。 さりげない写真ですが、バックが黒く落ちていて好きな感じです。 

 

私の風車も迫力がある様に撮ってくれました。

運転会ではバックが写ってしまうのが欠点で、下から掬い上げると天井のライトが写ってしまいます。

良いアプリがあれば消せるのでしょうけれど。

 

Kさんの最高傑作ではないでしょうか。 お寺のお坊さんと参拝客、掃除の人が和やかに話している。 

もちろん、こういう情景を作った人が素晴らしいのですが、その情景を見逃さずに写している。 しかも周りをぼかして主題を浮き立たせている撮影技術は大したものです。

 

はーい、HNモジュールは撮影する楽しみもあるというお話でした。

 

つづく

 

 


第63回 HNモジュール 運転会 その3 まさかこれが注目されるとは

2025年03月02日 | HNモジュール

枚方で行われたHNモジュール運転会です。

 

右の人は観客ですが、ここにしゃがんで長く何やらを見ています。 そこで声をかけると、このジャズストリートの作品に注目しているとのこと。

軽く見ているだけだと思ったら、どうやって作ったとか色々質問してこられて、どうもHOで何かを作っているので、かなり模型に詳しい人の様です。  

 

この作品です(Kさん撮影)。 確かによくできていますが、特に注目するほどでも。

だって、楽器やドラム、フィギュアも完成品を並べただけだろう、と思ったら違うんです。

作者を呼んで詳しく聞くと、楽器類や壇上の人は手作りです。

 

この男性が質問していたのはドラムの足をどうやって作ったのかということでした。

こいう足が広がった細いものを作るのは大変です。 そこで、この前に座って長く眺めていたのでしたが、やはりその方もこういうものを作ろうとして、うまくゆかなかった様で感心しているのです。

作者の説明では、ちゃちゃちゃとやったら出来まっせ! と言うことでよくわかりませんが真鍮線を半田付けしてつくったようです、

そういえば、暮れにこの作者と会った時に、作りかけを見せてもらっていました。

 

まだ奏者に色を塗っていない状態でしたが、軽く見てしまったのですが、相当の技術がいる作品です。

この時に思ったのは、観客のフィギュアだけでも結構お金がかかっているなと、違う方向で感心してしまって、申し訳ない。

 

ちなみに、枚方宿ジャズストリートには、我がHNモジュールのメンバーも奏者で出演していて、そのこともあってこの作品が作られたのでした。

 

これは以前の運転会に出されたモジュールです。 壁に貼ってあるポスターは、HNメンバーがギターやチェロを弾いているところです。

鉄道模型以外に音楽や色々な趣味をやっている人がいます。

 

話を戻して、ジャズストリートを作った人のモジュールです

さりげなく見ないでちょうだい。 赤いドラム缶の横の水道や流し、その周辺の小物までよく出来ています。

 

この方の駅のコントローラーです。 左のパネルに注目。 スイッチが2つしかない。 これでポイントの操作とギャップの切り替えを行なっている。 見た時に私は、これでは無理だと、食いつきましたが、行けるいける大丈夫、とやってみたらちゃんと運転できるではないですか。 脱帽です。

それに、ポイントの方向にLEDが点灯している。 脱帽を通り越して髪の毛まで脱毛です。 なっていますけれど。

 

つづく

 

 


第63回 HNモジュール 運転会 その2 ダイヤ運転

2025年02月28日 | HNモジュール

我々の運転会の特徴は、運転ダイヤに沿って運転をすることです。

線路が単線でエンドレスではないので、走らせる手段、すなわちダイヤを組まないと全線での走行は無理なので、必然的にダイヤ運転が必要なのです。

皆さん持ち場について運転しています。 まじめでしょう?

あらかじめ持ち場を決めていますが、普通には自分の駅の操作はその人がするのですが、誰でもどこでも操作できるように、この日は駅の操作は持ち主と違う人が操作します。

 

駅の係はPポイントの切り替えと、右、左のコントローラーを駅のどちらのホームに切り替えるかSの操作をします(キャブ切り替え)。

この操作は、右と左と両方から列車がくるので、パニックになったりして難しいのです。 駅で止まると運転台切り替えとポイントを操作してお互いの列車がすれ違って発車できるようにします。 結構難しい。

運転士はそれぞれの列車を走らせて駅で停車させます。そして、時間が来ると走らせますが、それまでに自分が運転してきた車両と違う車両になり、方向も反対になります。 ときどき、反対方向、走ってはいけない方向に走らせてしまって、誰かが手で止めたりして。 

 

ポイント係、 もう真剣そのものです。 ポイントの切り替えキャブの切り替え、それをダイヤを見ながら行うのですが、車両を見てダイヤを見るともう何が何かわからない。

 

縦が時間軸で横が路線です。 この日のダイヤはとてもシンプルです。 路線にY字の分岐がないからです。

でも、一度目を離すといったいどこなのかわからない。

 

運転士の運転区間と、駅のポイント係を示します。

右側で説明すると、かや桃駅のポイント係は政さん、私ですが、実は終着駅は簡単なのです。

そこから長駅までの区間(茶色)の運転は洋さん。 そして、長駅のポイント係が淳さんです。

長駅から遠側駅までの区間(紫)運転が貴さん、とこのようになっています。

長駅ポイント係の淳さんは、茶色区間から来る列車と紫区間から来る列車を別々のホームに入れて、両方が止まったことを確認してから、今度は反対方向に走れる様にポイントの切り替えと、茶色と紫のキャブの切り替えを行います。

 

まあ、文で書くと難しいのですが、実際には右から来る列車と左から来る列車をすれ違いさせれば良いだけなんですけれど、慌てるとパニックになるという事。

 

右と左の人が駅のポイント係、真ん中の人がその区間の運転士。 

ね、エンドレスで走らせっぱなしの運転と違うでしょう?

 

この日はメンバーが少なかったので、受付のお嬢さんも運転士として駆り出されました。 初めは案の定、逆方向に走らせたりしていましたが、すぐに慣れて運転士気分を満喫した様です。

 

ダイヤ運転は1日のうち数回だけですが、お客さんが来た時にはその対応に忙しいのであります。

文化芸術ホールなので、他のイベントがあってそれが終わった時には山の様にお客さんが来たりしました。

 

つづく