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免震構造と伝統工法のコラボレーション-04

2011年02月08日 | 現場奮闘日記 さまざま

いよいよ、免震装置が搬入され設置されました。

THKさんの免震装置には、大きく3種類の装置に分かれます。

1.CLBとは、Cross Liner Bearingと言って、直動転がり支承です。

 十字に組み合わせたLMガイド、上下フランジプレート、ゴムシムで構成されています。

 役割は、CLBは建物を支える。

 

2.RDTとは、Rotary Damping Tubeと言って、粘性減衰装置です。

ボールねじ、鋼管、粘性体(シリコンオイル)で構成されています。

微振動から大地震まで、効率良くエネルギーを吸収してくれる装置です。

 役割は、地震エネルギーを減らす。

 

3.RFとは、スペルの略はわかりませんが、復元用積層ゴムです。

 地震時に動いた建物を元の位置に戻す役割を担います。

詳しくは、THKさんのHPをご覧下さい。http://www.menshin.biz/jutaku/sumitai/system.html

 

昨日の様子です。

CLBが搬入されました。

 

 

 

こちらが、RFの復元積層ゴムです。

 

CLBを先日設置したベースプレートに取り付けているところです。

 

THKのスタッフ今村氏と東京から技術の佐藤氏も両日に渡って現場確認を行って頂きました。

 

CLB装置をハイテンションボルトで止めているところです。

 

 

 

 

 

 

 

ハイテンションボルトをさび止め塗装をしています。

 

 

 

 

 

CLB免震装置が設置され、この後鉄骨架台の組立てとなります。

鉄骨架台組立て-1

 

鉄骨架台組立て-2

 

鉄骨架台組立て-3

 

鉄骨架台組立て-4

 

鉄骨架台組立て-5

 

鉄骨架台組立て-6

 

鉄骨架台組立て-7

 

鉄骨架台組立て-8

 

鉄骨架台組立て-9

この後、RDTの取り付けへと移っていきます。

 

 

 

 

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