二日目は朝7時に起きたのですが、今タンナは地震が頻発していてその夜も夜通し地震がありました。ここ最近、自宅で寝ていても夜中に目が覚めることが多く、案の定その夜も夜中に何度か目が覚めてしまいましたが、比較的よく眠ることができました。朝ごはんはあらかじめ買っておいたパンと紅茶、そして初めて見る食べ物が登場しました!それはサトイモのような芋なのですが、色は紫、全体にひげのような太い根っこが生えていて、見た目は到底食べ物とは思えない出で立ち(*_*;しかし皮をむいて食べてみると、味はなかなか♪素朴ながらも味わい深い芋でした(^^)v
二日目の予定はまずミドルブッシュにある大きなウォーターフォール(滝)へ行き、その後歩いてタンナ島の東海岸ブラックサンドビーチへ。そしてそこで久々のサーフィン!!という予定です。最小限の持ち物とサーフボードを持って、いざ出発!!心配していた天気はまずまず。だんだん道なき道になり、子どもたちと馬に乗る人たちは違うルートで一足先にビーチへ行くとのこと。彼らにサーフボードを預け私たちは滝へと向かいました。車では入れないような道を約1時間半歩き、崖伝いに降りていくと・・・なんとそこには落差30mくらいはあろう立派な滝が!!毎日降り続く雨のせいで水の量がとても多く、そのしぶきと風は息ができないほど。そこでももちろん全裸になりみんなで水遊び♪でも寒い(>_<)タンナにもこんな立派な滝があるんだなと感心していたら、なんとここから川を下って海まで行くとのこと!!えーそうなの!?と驚く間もなくまた出発!大きな岩を乗り越え、時には水に飛び込み、時には崖にしがみつき、岩から岩へと跳びながらジャングルの中をひたすら海を目指し進む男たち。とてもエキサイティングで冒険心をくすぐる経験でしたが、こんなの危険すぎて観光ツアーにはなりそうにありません(^^ゞ途中で手づかみで川えびを取り、ヤムいもを掘り、大した休憩もせず進み続けること約1時間半。ついに来ましたブラックサンドビーチ!!いやー疲れた疲れた(+_+ゞそこでピースコーのサーファー、ノアと合流し約2時間くらい久々のサーフィン♪風も強く波も決してよくはありませんでしたが、久々のサーフィンは楽しかった(^-^)サーフィンをしていたら豪雨になり、海から上がるとみんながお昼ご飯を準備してくれていました。採りたてのココナッツジュースに焼いたヤムいも、それに途中で取った川えびの姿焼き。ところでみんなタバコ吸わないし、火はどうしたの??と聞くと、なんと木をこすって火を起こしたとのこと!「ひぇーそれじゃまるで原始人やんけ!」と驚く私を尻目にバヌアツ人はどこ吹く風♪さすがマンタンナ!!御見それしました<(_ _)>降り続く雨が弱くなったのを見計らって帰ることに。帰りは川を上るのではなく、ブッシュの中の道を歩いて村まで戻りました。しかし、道といっても降り続く雨で道は水で大きく削られ、その他の場所もどろどろです。土の柔らかい場所はどろどろ、硬い場所はとにかくすべる!!履いていたビーチサンダルを手にもち、そんな最悪な道を歩くこと約2時間・・・やっと村へ帰ってきました(*_*;今日だけで5時間以上歩いたのね。しんどかったー!
その後みんな雨水でスイムし、もちろんカバを飲みにカババーへ。疲れと空腹でみんなすぐにドロン。そして夕食のタンナスープ(マンタンナが作ったスープをタンナスープと呼びます。中身は関係なし!)を食べ、その夜はバヌアツ・アメリカ・日本の文化や暮らしの話になりました。バヌアツ人はとても日本に興味があり、たくさんのことを聞かれました。ほとんどのバヌアツ人(外国人?)が勘違いしていることの一つに、日本人はみんな空手をやっていて、ブルースリーもジェットリーも日本の空手家だと思っています。その夜もその話題になり、彼らは日本人ではなく中国人であること、日本人の中で空手をやっているのはごく一部の人たちであるとことなどを話しました。一番盛り上がった話題は、今バヌアツ、特にタンナでにわかに流行りだしている外国への出稼ぎの話でした。タンナでは一部の男たちがりんごの収穫の時期6ヶ月間の期間限定でニュージーランドへ出稼ぎに行っているそうです。私たちはアメリカ人として、日本人として、そして先進国の人間としてできる限りのアドバイスをしました。それはいい経験になるが、実際にはニュージーランドでの生活にお金がかかったり、そこでよくない遊びにはまって結果的には大したお金が残らないことが多いこと。結果的に身を持ち崩す例がたくさんあること。私は出稼ぎの多いサモアやトンガについてサモア研修のときに聞いた話などを彼らにしました。バヌアツ人は計画的に物事を進めることがほとんどできません。そんな彼らが大金を手にするとどうなるか。答えは簡単。後先考えず豪遊するのみです。そしてその後、その豪遊癖が抜けず破産するのです。
国民性としてお金はもらえるものと思っている。外国からの援助を当たり前のように期待している。実際にバヌアツは国家予算の約80%を外国からの援助でまかなっています。バヌアツにはバヌアツの暮らし方があり、タンナにはタンナの暮らしがある。そのことに早くみんなが気づかないとタンナはだめになってしまう気がします。ホームステイしたアニワの人たちはある程度それを理解していましたが、マンタンナは理解していない人が大多数です。急速な近代化の波は確実にタンナも飲み込んでいきます。私の任期はあと1年半。その間にもタンナは刻々と変化していくと思います。
しかし、実態はほとんど原始生活(^^ゞミドルブッシュでは大人も子どもも馬にビニール袋を敷いて当たり前のように乗っている。家でも特にやることはなし。やる場所もなし。学校で算数を教えてもなかなか理解できないわけだよな、うん。納得。本当に何もすることがないのです。3日目の朝、帰りのトラックを待つ間、キッチンで寝転びながら浦さんとこんな話をしました。「毎日天気悪いし、ここにいたら何にもする気がおきないよな・・・。」「そうですね・・・。」帰りはトラックに揺られ、午前10時には無事にロカタイ村の我が家に戻り、3日ぶりの我が家の居心地のよさをかみしめました。住めば都とは言うけれども、ホント、任地がミドルブッシュじゃなくてよかった・・・(^^ゞ
今回は観光じゃ決して見られないリアルタンナを見ることができ、とても貴重な経験になりました。結論!マンタンナはすごい(^^ゞ久々に村を離れて違う場所へ行くことができたのでいい気分転換にもなりました。さ、また仕事頑張るかな(^^)vみなさんもお体大切に仕事頑張ってくださいね!ではまた!Ale!\(^o^)/
写真はみんなで下った川、ウォーターフォール、ブラックサンドビーチでのサーフィンです。ウォーターフォールの写真の右側に立っているのが先輩隊員の浦さんです。二人とも男前でしょ??(^^ゞちなみに今私のヘアースタイルは坊主です♪似合ってます?人生初バリカンでした☆これもバヌアツでの初体験の一つです^^
二日目の予定はまずミドルブッシュにある大きなウォーターフォール(滝)へ行き、その後歩いてタンナ島の東海岸ブラックサンドビーチへ。そしてそこで久々のサーフィン!!という予定です。最小限の持ち物とサーフボードを持って、いざ出発!!心配していた天気はまずまず。だんだん道なき道になり、子どもたちと馬に乗る人たちは違うルートで一足先にビーチへ行くとのこと。彼らにサーフボードを預け私たちは滝へと向かいました。車では入れないような道を約1時間半歩き、崖伝いに降りていくと・・・なんとそこには落差30mくらいはあろう立派な滝が!!毎日降り続く雨のせいで水の量がとても多く、そのしぶきと風は息ができないほど。そこでももちろん全裸になりみんなで水遊び♪でも寒い(>_<)タンナにもこんな立派な滝があるんだなと感心していたら、なんとここから川を下って海まで行くとのこと!!えーそうなの!?と驚く間もなくまた出発!大きな岩を乗り越え、時には水に飛び込み、時には崖にしがみつき、岩から岩へと跳びながらジャングルの中をひたすら海を目指し進む男たち。とてもエキサイティングで冒険心をくすぐる経験でしたが、こんなの危険すぎて観光ツアーにはなりそうにありません(^^ゞ途中で手づかみで川えびを取り、ヤムいもを掘り、大した休憩もせず進み続けること約1時間半。ついに来ましたブラックサンドビーチ!!いやー疲れた疲れた(+_+ゞそこでピースコーのサーファー、ノアと合流し約2時間くらい久々のサーフィン♪風も強く波も決してよくはありませんでしたが、久々のサーフィンは楽しかった(^-^)サーフィンをしていたら豪雨になり、海から上がるとみんながお昼ご飯を準備してくれていました。採りたてのココナッツジュースに焼いたヤムいも、それに途中で取った川えびの姿焼き。ところでみんなタバコ吸わないし、火はどうしたの??と聞くと、なんと木をこすって火を起こしたとのこと!「ひぇーそれじゃまるで原始人やんけ!」と驚く私を尻目にバヌアツ人はどこ吹く風♪さすがマンタンナ!!御見それしました<(_ _)>降り続く雨が弱くなったのを見計らって帰ることに。帰りは川を上るのではなく、ブッシュの中の道を歩いて村まで戻りました。しかし、道といっても降り続く雨で道は水で大きく削られ、その他の場所もどろどろです。土の柔らかい場所はどろどろ、硬い場所はとにかくすべる!!履いていたビーチサンダルを手にもち、そんな最悪な道を歩くこと約2時間・・・やっと村へ帰ってきました(*_*;今日だけで5時間以上歩いたのね。しんどかったー!
その後みんな雨水でスイムし、もちろんカバを飲みにカババーへ。疲れと空腹でみんなすぐにドロン。そして夕食のタンナスープ(マンタンナが作ったスープをタンナスープと呼びます。中身は関係なし!)を食べ、その夜はバヌアツ・アメリカ・日本の文化や暮らしの話になりました。バヌアツ人はとても日本に興味があり、たくさんのことを聞かれました。ほとんどのバヌアツ人(外国人?)が勘違いしていることの一つに、日本人はみんな空手をやっていて、ブルースリーもジェットリーも日本の空手家だと思っています。その夜もその話題になり、彼らは日本人ではなく中国人であること、日本人の中で空手をやっているのはごく一部の人たちであるとことなどを話しました。一番盛り上がった話題は、今バヌアツ、特にタンナでにわかに流行りだしている外国への出稼ぎの話でした。タンナでは一部の男たちがりんごの収穫の時期6ヶ月間の期間限定でニュージーランドへ出稼ぎに行っているそうです。私たちはアメリカ人として、日本人として、そして先進国の人間としてできる限りのアドバイスをしました。それはいい経験になるが、実際にはニュージーランドでの生活にお金がかかったり、そこでよくない遊びにはまって結果的には大したお金が残らないことが多いこと。結果的に身を持ち崩す例がたくさんあること。私は出稼ぎの多いサモアやトンガについてサモア研修のときに聞いた話などを彼らにしました。バヌアツ人は計画的に物事を進めることがほとんどできません。そんな彼らが大金を手にするとどうなるか。答えは簡単。後先考えず豪遊するのみです。そしてその後、その豪遊癖が抜けず破産するのです。
国民性としてお金はもらえるものと思っている。外国からの援助を当たり前のように期待している。実際にバヌアツは国家予算の約80%を外国からの援助でまかなっています。バヌアツにはバヌアツの暮らし方があり、タンナにはタンナの暮らしがある。そのことに早くみんなが気づかないとタンナはだめになってしまう気がします。ホームステイしたアニワの人たちはある程度それを理解していましたが、マンタンナは理解していない人が大多数です。急速な近代化の波は確実にタンナも飲み込んでいきます。私の任期はあと1年半。その間にもタンナは刻々と変化していくと思います。
しかし、実態はほとんど原始生活(^^ゞミドルブッシュでは大人も子どもも馬にビニール袋を敷いて当たり前のように乗っている。家でも特にやることはなし。やる場所もなし。学校で算数を教えてもなかなか理解できないわけだよな、うん。納得。本当に何もすることがないのです。3日目の朝、帰りのトラックを待つ間、キッチンで寝転びながら浦さんとこんな話をしました。「毎日天気悪いし、ここにいたら何にもする気がおきないよな・・・。」「そうですね・・・。」帰りはトラックに揺られ、午前10時には無事にロカタイ村の我が家に戻り、3日ぶりの我が家の居心地のよさをかみしめました。住めば都とは言うけれども、ホント、任地がミドルブッシュじゃなくてよかった・・・(^^ゞ
今回は観光じゃ決して見られないリアルタンナを見ることができ、とても貴重な経験になりました。結論!マンタンナはすごい(^^ゞ久々に村を離れて違う場所へ行くことができたのでいい気分転換にもなりました。さ、また仕事頑張るかな(^^)vみなさんもお体大切に仕事頑張ってくださいね!ではまた!Ale!\(^o^)/
写真はみんなで下った川、ウォーターフォール、ブラックサンドビーチでのサーフィンです。ウォーターフォールの写真の右側に立っているのが先輩隊員の浦さんです。二人とも男前でしょ??(^^ゞちなみに今私のヘアースタイルは坊主です♪似合ってます?人生初バリカンでした☆これもバヌアツでの初体験の一つです^^