みなさんこんにちは!タンナはここ数週間びっくりするくらい朝夕冷え込んでいます。先週タンナではタンナーヌメア(ニューカレドニア)便開通のお祭り「アートフェスティバル」が行われました。そのお祭りの模様は改めてばぬあ通信でお伝えしますのでお楽しみに!
7月15・16・17日に私の任地タンナ島でJOCVによる現地教員対象のワークショップを行いました。JOCVによる算数、音楽、体育の公開授業2日間と講義1日の合計3日間行ったのですが、アートフェスティバルの直前だったにも関わらず、40名近い現地教員が参加してくれました。私は15日に配属先のロカタイ小で4年生と5・6年生の算数の公開授業、16日にはたくちゃんの配属先のレナケル小学校で1年生の算数の公開授業を行いました。音楽の公開授業は首都で活動しているJOCVが、体育はよりくんと首都の教員養成校で活動しているJOCVが授業をしてくれました。どの授業も好評でしたが、特に音楽の授業はタンナではほとんど行われていないため参加者にとって特に興味深かったようです。私は普段通りの算数の授業をたくさんの現地教員に見てもらうことができたし、「子どもに考えさせる授業を」「生活に生かせるような算数科指導」「授業は一斉でも確認は一人ずつ」など現地の先生に伝えたいと思っていることを実際の授業を通して見せることができたのでよかったです。
最終日にはJOCVで協力して音楽・体育指導について、公衆衛生の知識、算数の講義を行いました。私は「面積とは」というトピックで、バヌアツで多く見られる間違った認識(面積と周囲の長さを混同してしまう)の訂正、各図形の面積の求め方(公式となぜそのような公式になるのかという説明)について講義をしました。説明に使った教材はどこの学校にもあるA4の紙でつくり、工夫すれば誰でも有効な教材を作ることができるということも合わせて伝えることができました。
実際講義をしてみると、ほとんどの参加者が全く面積を求めることができませんでしたがそんなことは想定内で問題なし(^^)v「人は忘れ行く生き物だから時々脳みそをアップデートしないとね!」「ただ公式を覚えても今日みたいに忘れてしまうけど、理由を合わせて覚えれば忘れることはない。理由が大切!なぜそのような公式になるのかを教えれば子どもたちは忘れないよ!」と話しました。「算数は難しくない。簡単♪」というのが私がいつもワークショップの最後に言うキメ台詞☆こうして教師が算数を好きになり、自信をもって指導できるようになれば子どもたちも算数を好きになる。反省点はありますが、総合的に考えるとこのワークショップは成功だったと思います(^^)v
残り任期2ヶ月、タンナを去る日まで残り1ヶ月。タンナでやりたいことがまだまだたくさんあります。私はロカタイ小学校3代目の最後のJOCV。そしてロカタイ村最後の国際ボランティアです。先輩隊員の思い、村の人の思い、そして私のこの思いを胸に最後までやるぞー\(^o^)/ではまた!みなさんも健康第一で。Ale!
写真はロカタイ小学校での公開授業の様子です。たくさんの参加者が来てくれました^^
7月15・16・17日に私の任地タンナ島でJOCVによる現地教員対象のワークショップを行いました。JOCVによる算数、音楽、体育の公開授業2日間と講義1日の合計3日間行ったのですが、アートフェスティバルの直前だったにも関わらず、40名近い現地教員が参加してくれました。私は15日に配属先のロカタイ小で4年生と5・6年生の算数の公開授業、16日にはたくちゃんの配属先のレナケル小学校で1年生の算数の公開授業を行いました。音楽の公開授業は首都で活動しているJOCVが、体育はよりくんと首都の教員養成校で活動しているJOCVが授業をしてくれました。どの授業も好評でしたが、特に音楽の授業はタンナではほとんど行われていないため参加者にとって特に興味深かったようです。私は普段通りの算数の授業をたくさんの現地教員に見てもらうことができたし、「子どもに考えさせる授業を」「生活に生かせるような算数科指導」「授業は一斉でも確認は一人ずつ」など現地の先生に伝えたいと思っていることを実際の授業を通して見せることができたのでよかったです。
最終日にはJOCVで協力して音楽・体育指導について、公衆衛生の知識、算数の講義を行いました。私は「面積とは」というトピックで、バヌアツで多く見られる間違った認識(面積と周囲の長さを混同してしまう)の訂正、各図形の面積の求め方(公式となぜそのような公式になるのかという説明)について講義をしました。説明に使った教材はどこの学校にもあるA4の紙でつくり、工夫すれば誰でも有効な教材を作ることができるということも合わせて伝えることができました。
実際講義をしてみると、ほとんどの参加者が全く面積を求めることができませんでしたがそんなことは想定内で問題なし(^^)v「人は忘れ行く生き物だから時々脳みそをアップデートしないとね!」「ただ公式を覚えても今日みたいに忘れてしまうけど、理由を合わせて覚えれば忘れることはない。理由が大切!なぜそのような公式になるのかを教えれば子どもたちは忘れないよ!」と話しました。「算数は難しくない。簡単♪」というのが私がいつもワークショップの最後に言うキメ台詞☆こうして教師が算数を好きになり、自信をもって指導できるようになれば子どもたちも算数を好きになる。反省点はありますが、総合的に考えるとこのワークショップは成功だったと思います(^^)v
残り任期2ヶ月、タンナを去る日まで残り1ヶ月。タンナでやりたいことがまだまだたくさんあります。私はロカタイ小学校3代目の最後のJOCV。そしてロカタイ村最後の国際ボランティアです。先輩隊員の思い、村の人の思い、そして私のこの思いを胸に最後までやるぞー\(^o^)/ではまた!みなさんも健康第一で。Ale!
写真はロカタイ小学校での公開授業の様子です。たくさんの参加者が来てくれました^^