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自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

エディ夫人と生命力と、般若心経(4)

2023年11月26日 | 健康と直結する”一元論”について

2023年11月26日 生命力を第一義に・・
*************************************

病(症状)が消えると,また再発するかもしれないのに,
私たちは癒されたと思う。

しかし本当に癒されたと言うのには,病気が再発する状態が
根こそぎ,取り除かれるまでは早い。”(*1)
 
このエディ夫人の、言葉。

これには逆説的な意味があります。

つまり、”症状があっても、病気とは限らない”という
ことです。

上の鍵かっこの中の言葉、
”癒された”という意味は、その病が
再発することなく”、完全に原因から根こそぎ治療
されたというのが、エディ夫人の定義です。


すると、現代医学の、対症療法では根こそぎ治療が
可能か?
という疑問がわきます。

たとえば、風邪の例をとってみると、その根本原因が
どこか?というより、今の医療では、気管支などの
炎症をまず抑え、症状をなくすことで、治療が完了
したことになります。

熱もなく、症状が出ていた箇所が、正常に戻れば、
風邪の完治と、なるのでしょう。


ところが、病が癒えた理由は、薬のせいか?
といえば、それだけではないと思います。

普段、健康を掌る”生命力”が、働いた、ことが、
症状がとりあえず、抑えられ、その後、健康に
なっていく第一要因でしょう。

生命力がなければ、つまり、亡骸には、どんな
薬も効き目はありません・・・


生命力の神秘は、医学では、まだ、解き明かされよう
とされていないようです。

生命に、本当にメスが入れられていないのが現状と
云われます。

医師たちは、臓器の機能レベルを、正常数値に戻す
ことが、健康のバロメーターとしているかも
しれませんが、本当のところ、患者自身の”生命力”
が、その人を健康に導いていく、源だと、
私は思っています。

生命力は、細胞の微細な波動レベルの研究が
必要です。

”波動レベルの医学”に関して、三上博士(*2)
の言葉が以下です:

”細胞は、原子よりまだ小さい素粒子、さらに 
超素粒子にまで連なっているのです。

人体は原子―分子ー細胞ー諸器官―組織の順で
成り立っていると普通考えられています。

ですが、原子のさらに小さな素粒子、まして
超素粒子のことなど、医療の対象には考えに
入っていないのが現状です。”


ところが、生命研究となると、医療対象研究
ではなくなるのわけです。

三上博士は、その研究が”病の真の原因根絶”
のためにも、必要だと次のように述べています:

”病気の治療は通常、諸器官の段階で診断が行われ、
薬が投与されます。

病気によっては、原子、分子、細胞、それ以上まで
掘り下げた治療手順が考えられなくてはなりません。

だが、そこまで手が及んでいなのです。

徹底した治療、健診のためには 原子より小さい
素粒子、超素粒子までさかのぼる必要があります。

超素粒子の段階はいわゆる、”波動”段階ですから、
全くといってよいほど、手が入れられていません。

このあたりのことは、医学の限界を超えた、手の
届かないものだと考えられているのでしょう。

しかし、このあたりの領域が肝心要
(かんじんかなめ)のポイントではない
でしょうか。”


何故、この領域の研究が、必要であるか?
には、博士は、次のように回答しています;

”あらゆる病源は、このあたりの領域で生命体
に侵入してくるからです。”

”このあたりの領域”とは、言い換えると、
心の想念波動と、身体の量子波動が 
密着関連しあっている領域です。


つまり、患者の感情波動は、肉体細胞の
波動に影響を与え、ある細菌の波動
似たものだと、細菌は、その肉体細胞
に入り込みやすいと考えられます。

音叉の共鳴増幅と同じ原理です。

周波数が同じだと、音が重なり合い、溶けあい、
一体化して、さらに大きな音が出るのと
似ています。

さて、ここで、疑問が出ます。

それは、

”卵が先か? 鶏が先か?です。

この場合、卵は心の波動を比喩しています。

当然、今までの記事で述べてきた、エディ夫人
の答えは、

”意識・想念(卵)が、🐤(現象)の前に
存在していた”となるでしょう。

つまり、冒頭の彼女の言葉の中にある、
再発を防ぐための根こそぎ取り外す必要が
あるのは、現象(病症状)ではなく、

患者の”想念”の中にある、病の真の原因を、
知る必要があるということになります。


ここで、私は次の、般若心経の経文を
思い出しました。

無有恐怖遠離一切顛倒夢想”
(むうくうふおんりいっさい
てんどうもうぞう)

意味は、

恐怖心は、本来、人の心で想像されるものだ
と知り、存在しないものだとわかれば、価値観
のひっくり返った夢のような一切の妄想
をたちきれる。”

つまり、心が恐怖を手放すと、それによって
現れている夢のような、逆さまな(無いのに
有ると感じるような)現象は、消えるという
わけです。

いいかえれば、心が恐怖を手放すと、それに
よって、あると思われている病気の症状も、
消えていくということになります。


私たちは、毎日、ネットやニュース、
さまざまな情報機関から、無意識に、あらゆる
種類の恐怖を心に引き起こし、積み重ねて
生きています。

そして、それによって、”生命力”の噴射を
弱め狭めているといえるのです。


続く・・・・


*************************
(*1)"Christian Science " 創始者,マサチューセ
ッツ形而上学大学学長で,ボストン市所在第一
科学者キリスト協会名誉牧師の メリー・ベーカ
ー・エディ女史が残した,"Science and Health
with Key to the Scriptures",New York, in 2012

(2)三上 晃(みかみ あきら)(1921年~2004年)                                   
 拓殖大学で中国語を学び、中国(昔の満州)に渡る。
帰国後、広島で県立高校教頭を経て、広島県立廿日市
養護学校校長就任。
「人間と植物との意思疎通」をテーマにした独自の研究
や著作をおこなった。
教職を退いたのちは昭和57年4月日本相対磁波研究所を
開設。
長年の研究を積み重ね「人間の問いかけに対して植物の
意思(Yes, Noのランプ表示)を
読み取ることができる」という機器(LBS-Leaf Bio Sensor)
を開発した。
著書「植物は警告する」や「植物の超能力」等に詳細が
述べられている。
一教員であった著者がこの研究に入ったきっかけや、
植物の「驚異能力を知る」過程は、最初の書「木の葉の
テレパシー」に書かれている。

また、著書の中で、「太陽には水がある」との説を発表。
この説は、当時奇異に感じられたそうだが、その後アメリカ
の科学雑誌「SCIENCE」に「Water on the sun」という
論文発表があり、研究成果の裏付けがなされたという。

著書に ”木の実のテレパシー” ”植物の超能力” 
”植物は警告する”(すべてたま出版)がある。
勲4等瑞宝賞受賞。 理学博士。





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