
トウモロコシに気を付けているわけ・・・
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では、なぜ、こうした遺伝子組み換え農作物が 健康に問題なのか?
遺伝子組み換えの種で、世界の90%のシェア―を誇るのは、モンサント社だ。
Monsanto社で改良された種を 自社の毒性の強い除草剤とともにセットで
売っているという。
過去に発売された枯葉剤、農薬、PCB、牛成長ホルモン などの含有率の高さには
定評がある。
その除草剤はRoundup、ラウンドアップと呼ばれている。
それに含まれるグリホサートという物質は、発癌剤の一種と2015年にWHOの
機関、国際がん研究機関(IARO)でも認められた。
その発がん性の程度は、というと、モンサント社の製品は、”2A”カテゴリー
という。
つまり、5段階あるリストの中で上位2番目ということになる。
もちろんモンサント社はこれを否定していたが、フランスの大学研究機関
などで、この遺伝子組み換えの餌を、ラットに200日投与して、実験を試みた。
すると、ピンポン大の腫瘍が体にいくつもできたという 実験結果が発表され、
話題になった。
私も、小さな体の何割かを、ピンポン玉のような腫瘍に占められたネズミの
写真を見た。
もし、人が、毎日こうした食物を摂取し続けていれば、どうなるのだろう?
’気が付かないうちに、ほとんど、証拠の無い殺人’のような、合法的に毒素を
毎日盛られているような食事を、無意識にとっていることになる。
それが、長年、身体に蓄積、悪影響を与え、何らかの病として、発病し、場合
によっては、死に至る大きな原因となっている可能性が無いと 誰が保証できる
だろうか?
さて、こうした遺伝子組み換え産物は 輸入農産物とともに、すでに日本で
商品化されている。
大豆以外でも、トウモロコシが含まれる食品物には、”遺伝子組み換え”の物を
使用しているかどうか、実は見分けがつかないものが多い。
スーパーに並んでいる多くのこうした商品は、”遺伝子組み換え材料”を使用
していると専門家は言う。
遺伝子組み換え産物の、悪影響力といわれているもの;
①人間の生殖遺伝子減少、
②精子の増殖抑圧、
③癌の誘発、
④免疫力や自然治癒力を低下
これらは、人間の食べる食品だけでなく、家族同様のペットたちの餌にも 多く
使われている。
特に、トウモロコシなどは、イヌの餌には原材料として、欠かせない。
私の周りのペットのママさんたちは、そういう背景を知っていて、裏側の成分表
をチェックしている人も多い。
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補足)
モンサント社は、現在、ドイツのバイエル社の
資本下に入り、会社名は喪失しました。
その理由は、先に述べた、除草剤「ラウンドアップ」
の発がん性をめぐる訴訟に対し、
和解金などで多額の損失額を出したためです。
農薬関連で232億ユーロ(約3兆円)の巨額の
損失を計上したため 2018年に630億ドル
(約6兆7400億円)でバイエル社が、
農薬・種子大手の米モンサントを買収しました
ただ、遺伝子組み換え事業は引き続き、継続
されている以上、根本的問題は、
変らないといえるでしょう。
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