ロードとクロスとメンテとブルベ。。。とスノボ

自転車のメンテナンスや改造に特化してみました。あとスノボも。

アウトドアでの温水シャワーシステム(タンク編)

2016-08-22 16:09:05 | その他
黒松内のブルベは雨&怪我のためDNSしたため当該記事は消去しました。
またBRM821北海道 北見も台風の影響でDNSしました。
今年はサイクルイベントの厄年ですなぁ。。。

さて、またもや長らく更新の無かった当ブログ。
え?飽きたんだろ?ってw?

通勤にしか使用していないTREK7.3改ブルベエディションもチェーン洗浄くらいしかメンテナンスしてませんし、いささかネタ切れの感は否めません。

で、ずっと前から気になっていたものを製作しましたので紹介しようと思います。

ブルベに限らず自宅以外の宿泊施設や自家用車を拠点とした長距離走やキャンプ&スノボなどのアウトドアの場合、汚れた身体を洗いたくても都合よく入浴施設がない場合になんとかならんもんか?と思ってました。

ネットを検索しても部品加工が大掛かりだったり目的の給湯温度に達するまでに時間がかかり過ぎたり、高価だったり。

で、ようやくなんとか満足できるものが出来上がりました。


まずは水タンクから。
Iwataniのウォッシャブルタンクの20Lを2個。約40Lの水をシャワー温度41℃近辺まで加温して使います。
広口ですから内部に手を入れて洗えるのが良いです。
通常節約しながらシャワーを浴びると男性なら20Lで充分間にあうことは確認できてます(実際に試してみた)が、残り湯で機材の洗浄などに使用すること、自作ヒーターを試行錯誤し大幅に性能が上がり加温時間が思ったよりも短かった事で40Lにしました。
(マグネットコーティングを施したRX-78くらいのパワーアップ)



広口の蓋の裏にはコックの付いたキャップを格納できるようになってます。
そのキャップのノズルにありふれた内径15mmの散水ホースを接続し、他方にはワンタッチコネクターを付けています。
このコネクター類はホムセンなどで簡単に入手できるタカギ製のものです。
コックのノズルがテーパーになってますからパーツクリーナーをホースに吹いて一気にねじ込めばきっちりはまって抜けなくなります。
MTBなどのハンドルのグリップ交換の応用。


画像が見にくいのですが,ワンタッチコネクターはこのホースを付けたまま格納できるよう、また、コックの開閉でホースにねじれが入ってしまうのを防ぐ働きがあります。


コネクターはオス&オスのコネクターが付いていますが後述する機材の収納の都合上ここにはめ込んでいるだけです。


コックを接続します。
閉まってることを確認。


両タンクともこんな感じになります。


なぜ2タンクに?
水って重いのです。
20Lタンクでさえ約20kgと重いのに40Lタンクなんてとてもじゃないが車になんて積み込めません。
でも20L以上の水量で余裕を得たいが為にこうなりました。
ですから当然二つのタンクで水量や温度差ができてしまいます。
これをどうクリアするか。
また、可能な限り難しい加工はせず誰にでも作成できるようにするには?
タンクには加工を施さず収納も犠牲にせず、繰り返し清潔に使用する為にこうなりました。
普通のポリタンクでは洗浄や収納の関係上こうはいかないでしょう。

でさんざん悩んでこうなりました。


これはフタに13mmの穴を開けて自動車のホイールのバルブを裏から差し込んだものです。
口金のゴムの部分は8mm。
スクリューキャップが水漏れを防ぎます。
中のバルブは抜いてあります。

ふたの加工時はドリルの刃のみで簡単に穴が開きます。
素材が薄いポリエチレンですから。ドリル自体は不要です。
3.5mmで下穴を開け6mmで拡大し13mmのドリルで仕上げます。
フタの裏からパーツクリーナーを吹いて滑りを良くしてエアーバルブを突っ込み、ペンチやプライヤーなどで引っ張ると簡単にはまります。
画像右のフタが未加工のタンクから取水し、ヒーターを通って温められた水は、画像左のフタを加工したタンクに入ります。
後の記事で実際の2つのタンク内の水の流れを書きます。



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