「俄２」

★★★irasuto「心表現」★★★

「我心」



書き溜めた言葉

総てを此処に

捨て去る

新たな道を作る為

今までの自己を

多くの文字綴り

吐き出す此処に



「変わる為　捨てる言葉が多く有る　
　　　　　　総てを此処に　置き歩き出す」

「俄１」

★★★irasuto「無題」★★★

「心の言葉」



朝の目覚めは

おはようから
始まる今日に

欠かせない言葉

ありがとう
ごめんなさい

一度は伝えたい
出来事がある

感謝を込めて
ありがとう

素直な気持ちで
ごめん

今日も丸い心で
おやすみ



「伝えたい　心の意地を消し去りて　角の立たない　良き眠りある」

「日々」

★★★★irasuto「無題」★★★★


「日々」


一日の黄昏に思う

生きる為に食して

希望なくして命有

生きるとは何なの

命の意味は無常に

求め欲する事無くし

生きる事に拘る

意味も無く時は過ぎ

老いを待つと言うのか

欲する希望失くしてまで



「命ある　故に食して生き抜いて　風は無常に　時流行く」

「君へ」

★★★irasuto「無題」★★★



【君へ】



今日の君はうつむいて
今にも泣きそうな雲の空
悲しい事が多すぎて
じっと耐えている君を
見るのが辛くて僕

今日の君は潤む瞳で
抱きしめた僕の腕の中
胸を濡らす雨だから
思いっきり降ればいい
君の思いのはけ口と僕

今日の君は雨上がり
眩しく光る青空に
抱きしめた腕を広げて
飛び出す笑顔晴れやか
君を待っている僕



「紫陽花の　心移り気ふらふらと　青き空駆け　雨を待つ僕」

「想い」

★★★「薔薇」★★★

「想い」


君に逢いたくて
想いの言葉を捜し
心を文字として
真実を送れば何時
君の心に届くのだろうか

返らぬメールへ今綴る
逢いたいと君へ
心の想いの言葉を
捜して尽きて
もう出てこない

想いの言葉は
愛する苦しみに
戸惑い迷い綴る
君への愛の囀り
終わりなき思慕



「去り君　冴えわたる月よりも尚　我が心褪め　彷徨い何処へ」

「紅衣」

★★★★「紅」★★★★


「紅衣」


木々綺麗な衣に

見上げれば青空

薄雲澄み渡るかなた

暖かな日溜まりに

留まり夢の中へ

時は止まり和やか

このまま眠りの淵へ

永遠に時を超えて

目覚めを忘れる




「紅色に　染まる山並み日溜まりに　

一人佇み　瞳を閉じて」

「心」

☆☆☆irasuto「迷い」★★★



「I'm seen」



眠りの中闇の扉開けて

この青空へ飛び立つ

青春の希望が羽ばたく

明日に何かが起きる

それはとても良い事と

信じて夢に明日に眠る

目覚めは今此処に在る

何かが待ち受けると

飛び出した街には

いつもの仲間と仕事

繰り返される日々に飽き

このままで終われない

変わる明日へ向かって

出きる事探している暗闇で。




「声無くて　語りくる物野の物よ　人を導く　未来の姿」

「心」

☆☆☆irasuto「寂」☆☆☆


「秋終日」

心の中に　　　　生きる面影を

私に残して　　　何処へ消えた

あなたの笑顔　　心に置いて　　

枯葉吹く道　　　思いで辿り

一人歩いて　　　涙がぽとり

秋青空に　　　　隠して仰ぐ

寂しさ募り　　　作る笑みに

心は何処へ　　　探しあぐねて

彷徨う日々に　　あけぼの見えず

夕暮れは速足　　暗闇に心閉ざす



「枯葉ゆく　足に絡まり　冬が来る」

「裏心」

★★★irasuto「無題」★★★


「裏心」


悩み苦しみ心に宿り
醜さに生きて
姿容は綺麗なれとも
心の姿現せば
醜き心潜みて
購う心裏返し
映す心は水鏡

背く優しい言葉は
移ろう季節の彩と
偽りの飾りを
宙に叫ぶ
我が想いなるも
星は瞬かない
心覆うや深き霧


「空模様　日替わりすぎて　我迷い」

「秋蝶」

★★★irasuto「秋色」★★★


「秋蝶」



途切れない空青絵具

自由に零れ落ち

地は彩る紅色絵具

風穏やかに流れ

陽射しを受けながら

羽を休め留まる

夏の命が消える時

穏やかに蝶ひとひら

静かに命を終える

空をひらひらと

蜜を求めた花も枯れ

短い命秋に尽きて

ひらひらと天に昇る！



「ひと夏の　短き命　秋に枯れ」