☪ ★ ☪ illustration―「無題」 ★ ☪
「春招く雨水」
きさらぎ月の終わりに
静かに雨落ちつつる
雨上がり空は青い晴れ
陽射しは暖かく輝く雪の上
春へと移ろう季節を感じた
待ち焦がれる春の息吹
喜びの足音が近づく気配を
感じた大気の中に
春の息吹は覚めつつ
未だ雪は溶け出さずして
君が恋しいと待つ私です!
「二月ゆく 雨をもたらし向かう春 草木の息吹 待ち焦がれてる」
☪ ★ ☪ illustration―「無題」 ★ ☪
「春招く雨水」
きさらぎ月の終わりに
静かに雨落ちつつる
雨上がり空は青い晴れ
陽射しは暖かく輝く雪の上
春へと移ろう季節を感じた
待ち焦がれる春の息吹
喜びの足音が近づく気配を
感じた大気の中に
春の息吹は覚めつつ
未だ雪は溶け出さずして
君が恋しいと待つ私です!
「二月ゆく 雨をもたらし向かう春 草木の息吹 待ち焦がれてる」
☪ ★ ☪ illustration―「無題」 ★ ☪
「終焉に」
人は息絶えて死す時
天国へと慰めの言葉
天国を信じるのなら
地獄も信じる事なり
死に人は何処へ向う
故人は皆天国にいる
地獄に向かう故人は
想像せず天国と言う
地獄も天国も何処に
存在すると言うのか
死は総て無に帰する
人心の中にある想像
神も天国も地獄など
人間が都合よく唱え
身勝手な弱気求心也。
「弱き者 醜き心欲望と 命を奪う 愚かなる者」
☪ ★ ☪ illustrationー「満月に雪」 ★ ☪
「雪降り止まず」
降り積もる雪は
青空に照らされても
気温低く溶けもせず
降り積もるばかりなり
呆然と空を見つめて
肩を落とし力落とし
なすすべもなく嘆き
天仰ぎ無情に降る雪見ている。
「空見れば 力尽きても無情なる 除いた後も 雪積もりゆく」
☪ ★ ☪ illustrationー「連なり」 ★ ☪
「心のままに」
書ける時に思いを綴る
我思いのままに過ごす
何もできない日もある
気ままな心を叱咤する
気分転換と刺激を求め
歩く街に山道雪霧深し
無情に我を妨げる霞にて
描きたいと思う日が来ない
「教え成る 大地の姿我見えず 貧しき心 我恥ずかしや」
<!-- Thomas Bergersen - Gift of Life -->
☪ ★ ☪ illustration―「赤い帽子」 ★ ☪
「貴女の心は」
好きだと近づけば
逃げて届かぬ距離
知らない素振りに
何故とからだ寄せて
私の心を翻弄して
楽しんでいるのは
遊び心か小悪魔か
そんな素振りが
たまらなく好きだ
僕の心をかき乱す
おまえの微笑みは
子猫の様に可愛い
小悪魔的な君を愛して!
「可愛さは 子猫の様に気ままにと まとわりついて 逃げて近づく」
☪ ★ ☪ Illustrator―「迷い」 ★ ☪
「我今に生きて」
空白の虚しさが
時々襲う思考は
カラカラの虚は
思いは白痴となり
何も浮かばない
ただ悠然と過ごす
何も見ず好きな
曲に浸り心無にして
何も考えず思わず
それも必要な時である。
「空白に 思考停止と足掻くなり 雑念だけが 心をよぎる」
☪ ★ ☪ illustrationー「宇宙へ」 ★ ☪
「冬空」
二人で冬の夜空の星の輝きを
眺めるのがロマンチックで
宇宙はロマン好きと君が言う
寒い時の澄んだ空の星が輝き
寄り添って温め合い二人
迫り来る様に広がる宇宙から
星が煌き流れた時
突然君が見てと叫んだ
流れ星に願いをと
願う言葉の途中で消えた
君は何を願ったの
それは心の中の秘密だよ
あなたの願いも聞かないと
あどけない笑顔で笑った
そんな君が大好きだった
君の思い出未だに消えず。
「憧れは 君の笑顔と笑う声 瞳に残り 今も聞こえる」
☪ ★ ☪ illustration―「赤い流れ心」 ★ ☪
「時よ」
時よこのまま止まってと
思う時がある楽しい時に
あなたと逢っている時も
時間は無情に引き裂く
一時の別れでも寂しい
あなた会って何気ない
会話でもあなたの笑顔
輝く瞳に優しくなれる
だからね・・・
今のこの時が永久に
流れ続いてと願うよ
あなたと離れたくない
愛しい人あなただから!
「時が過ぎ 別れの歌が流れ出す また会えるのに 寂しさ募る」
☪ ★ ☪ illustration―「無題」 ★ ☪
「寂しい別れ」
あなたの気まぐれな愛に
あなた今誰を抱いているの
一人待つ女なんて
つまらなすぎるから
黙ってドアーを閉めて
少し振り返えって見たのは
未練心でしょうか
この街を捨てて
夜汽車に乗った
どこか知らない町で
ひっそり暮らしたい
あなたの匂いのしない街
どこでも良かった
知らない駅で降りた街
朝靄が隠しているけど
何故か涙出ている
新しい暮らしが
始まると言うのに
何が未練なの
あなたの心残りは消したのに
未練なんて消したのに
心寂しいのはなぜなの。
「離れても 虚しい街にただ一人 生きて行けるの 一人ぽっちで」
☪ ★ ☪ illustrationー「艶やかに」 ★ ☪
「惚れて女心」
好きなあなた為ならば
汚れた泥の中にでも
綺麗に咲いてみせましょう
あなたの愛を受け止めて
私は汚れた地に中でも
綺麗に咲いて浮き上がり
男心操り平伏せましょう
恋するあなたを操り汚れ
それでも良いと私は女
男の世界に色を売るの
綺麗に咲いて男を惑わす
汚い女と噂せれても
恋しい愛の為ならば
私は汚れても尽くす
地獄の底まであなたと
共に落ちる覚悟あるわ
この愛を貫き通したい思い。
「咲く花は 男の為に咲き急ぐ 純白のまま 生きたい花に」