「俄6」 2010年11月20日 15時26分23秒 | Weblog イラスト・自由詩 ★★★irasuto「enjeru」★★★ 「悲しくて恋」 悲しくって 悲しくっても 涙を流させないで 青い空から涙が落ちる 寂しくって 寂しくって 夏が過ぎて行くよ 夏色が彩色に変わる 青い恋は消えて 山色も変わる艶やかに 涙に滲んで霞む紅色 「虚しさに 心渇いて温もりを 誰に求めや 日は落ちて寒」
「俄5」 2010年11月20日 14時51分05秒 | Weblog イラスト・自由詩 ★★★★irasuto「薔薇の食卓」★★★★ 「想い」 溢れ迸る思いを 言葉を噛み締め 噛み締めて伝えよう 言葉は途切れ 単語となっても 私の思いはあなたに 伝わると・・・ タドダドシくとも 幼子の様に迸る想い 貴方への慕情なのです。 「毀れても 毀れても溢れる想い 伝える思い 咲いた愛ゆえ」
「俄4」 2010年11月20日 14時08分26秒 | Weblog イラスト・自由詩 ★★★irasuto「寂」★★★ 「時は悲しみを見ず」 憂鬱な雨模様の空 今日は秋雨の晴れ間 悲しみに心は晴れず 時を刻む時計の音が 悲しみを乗せて無常に 響き聞こえる 私に何か出来ただろうか お前の死を待つ一時に 欝らな瞳見開いたまま 訪れる死を待っている お前の姿を抱きしめて 昨日の今が過ぎて行く 悲しみが何時になれば 時流れれば消し去って 癒すと言うのだろうか。 「浮かぶ月 夜空に在りし 傍らで瞬く星は 心曇りて見えず」