★ ★ ★ illustrationー「清々」 ★ ★ ★
「心への響き」
古より音は神聖なる音
自然に生きる命の響きと
言葉無く音で伝え合う
神の前ではふさわしい
音を作り出し鳴らした
人知識より曲は創り出され
感動に震える音が多くある
あなたの作り出す旋律音の
感性が素晴らしく心に届く
言葉無くして心に響きくる
歓喜の悲壮の曲々の数々
私は貴女の作り出す旋律
曲に惚れて虜になった
あなたの楽曲に優しさ
悲しさ乗り越える力を
授けられている気がする
貴女の作り出す音の世界に
寂しさも喜びも総て感じて
共鳴して快く響きて
憧れは恋かもしれない。
「音階の 海の中にて泳いでる 柔軟な心 豊かなる君」
★ ★ ★ illustrationー「赤い無機比津」 ★ ★ ★
「君への思い」
赤く染まる木の葉が散る
心から剥がれて地を染め
木枯らしに吹かれて何処へ
風の吹き溜まりの中へ紛れ
そっと心を閉ざし癒しても
赤き血に染まり散る恋心
枯れた心の傷跡脱ぎ捨てて
今明日を見つめる過ぎた日々。
「傷ついた 衣を脱ぎて癒しても 熱い思いは 戻らず散った」
★ ★ ★ illustrationー「無題」 ★ ★ ★
「秋空に」
北風が吹いて
雲が流れ青空
広がる青き天が
輝いている
陽ざしが射す
温もりを感じて
清々しい空気が
清々し秋の日
辛いのは・・・
君だけでないよと
握った手は
太陽の温もりより
暖かかった
君の手の温もり
恋しくって
寂しくって
逢いたかった
今も感じている
君の温もりを
逢いたいもう一度
あの頃に戻りたい
あのころに
戻れないのに
戻りたいあの頃に
君に逢いたくって。
「雲間射す 温もり思う陽が射して 戻れないのに 思い出戻り」
★ ★ ★ illustrationー「空流れ雨」 ★ ★ ★
「秋寒雨の中」
晩秋の雨冷たく
紅葉散る時
寒さに負けず
赤き恋色の花
今も咲いている
夏の熱き時にも
満開に咲いた
冷たい雨に打たれ
晩秋に成長して
強く負けずに咲く
赤き花が揺れる
強き命に憧れて
我も強き心と
優しさの中に生きたい。
「寒の雨 芽生え咲いてる赤き花 散りゆく季節に 命感じし」
★ ★ ★ illustratioー「誰 覗く]★ ★ ★
「赤き雫」
一年を長きと
感じて
我待ち望むのは
赤きしずくなる
葡萄の房赤い雫
香りに癒されて
快く酔う時に
一年を顧みて
思うはあの時の
何故の思いばかり
変れない
愚かな生き方に
赤き雫我心を満たし
思いに更ける
秋の夜は果てしなく！
「血潮なる 赤き雫の一滴に 我心誰 哀れむと言う」
★ ★ ★ illustrationー「明日への鼓動」 ★ ★ ★
「例え」
一年を人生に
例えれば
冬寒きに生まれ
寒さに震えて
春の訪れは
恐れなき
青春の息吹か
悩みつつ謳歌する
声高らかに
夏に向かって
歓喜の命歓び
老い来れば寂しき
紅葉に心躍り
枯れ行く晩秋
静かに迎える。
「儚きや 一年一生過ぎ行くは 濃いも薄いも 生き方にあり」
★ ★ ★ ｉｌｌｕｓｔｒａｔｉｏｎー「無題」 ★ ★ ★
「留まれば」
心が詰まる
今立ち止まれば
何もなき白い野を
進めず悔やむ
前へ出す一歩が
踏み出せない
苦しみ足掻きに
思考回路が
停止している
枯れ野に立ち
進む方向を失いて！
「湧き出でぬ 思考止まりて足掻いても 何も生まれず 只待ち望む」
★ ★ illustrationー「一葉」 ★ ★
「紅染め」
木枯らしが吹く中
葉を落とした大樹
葉一枚揺れている
寂しさ募る枯れ葉
哀れさを我重ねて
「恋炎 赤く染めても実らずと 木枯らし吹いて 愛燃え消せず」
★ ★ ★ illustrationー「赤い思い」 ★ ★ ★
「心揺らいで」
わたしがあなたを
愛する事が
いけないことですか
私の事を何も知らずに
拒否しないで下さい
わたしの愛は
叶わない不純な愛ですか
芽生えた純粋な愛を
心素直に伝えたい
愛したのはあなたの心
大切な優しさなのです
受け止めて感じて欲しい
あなたのすべてを
愛していることを
愛に迷う心は悲しみです。
「叶わない 愛と知っても此の思い 消すこと出来ず 枕を濡らす」
★ ★ ★ illustrationー「穏やかに温もり」 ★ ★ ★
「ふくやかに」
優しく愛しむ女（ひと）
ふくよかに微笑む
聖母のように豊に
慈しみの瞳湛えて
優しく包み込む
柔かな手の温もり
君に癒されて
幸せに眠る時
満たされている
穏やかな寝顔で
僕は眠るだろう
君の香りの中で。
「穏やかな 微笑みは優しくて 癒され眠る 聖母の如く」
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