今日大牟田のヤヨイ食品という食品会社のさんま祭りに総勢6名で行ってきたばい。祭り開会式では関係者の方が挨拶をされていたが、やはり東日本大震災の話はしない訳にはいかない。ヤヨイ食品様では、震災で被害に遭われた社員の方が多く大牟田の地に越して来られて働いていらっしゃる。震災後に大牟田では宮城ナンバーの車や、気仙沼ナンバーのバイクを時々みかけた。
パトカー一台、白バイ一台、救急車一台、消防車一台が、万が一に備えて待機していた。
会場内まず入って俺の目に留まったのが、場内に沢山掲げられていた大漁旗↓。漁に出ていた船が大漁だった時、漁港に帰る時に船上に揚げる旗。俺は居酒屋のオブジェとしてしか見た事がないが、元々の意味は大漁に歓喜する漁師達が帰りを待つ家族や仲間達に想いを伝えるための伝達手段。東北が震災から復興し、この大漁旗が揚がる船で漁港が賑わう日はかならずやって来るだろう。
受け付けで無料の食券と、帰りにお土産を貰う為のお土産券をもらうと、食券に書かれてある食べ物は場内で無料で食べられる。ただし、食券は3種類あって、それぞれの食券には「飲み物」と「さんま」は共通して記載があったが、あと一品の食べものはそれぞれ違っていて、地鶏、豚肉、ホルモンのいずれか1つが記載されていた。受け付けで食券をもらう時にそれら3つのうち何を食べたいか、希望を伝えなければならない。俺はホルモンが書かれてある食券を伝えたつもりだったが、何故か地鶏が書かれてある食券をもらった。しかもそのことに気づいたのは、後になってから。w でもその佐賀産の地鶏がコリコリしてて大変美味しかった。ビールもサーバーから注いだよく冷えたビールをもらった。各コーナーには割り箸と紙皿が用意されていて、手ぶらで来ても大丈夫なようになっていた。
さんまコーナー↓ サンマコーナーで係りの人に食券を渡し、食券中に「さんま」と書かれた部分だけをちぎってもらう。ミシン目は入ってないので、正確さが必要w。細長い紙皿をもらい、炭火で焼けたばかりの秋刀魚と割り箸をもらい、大根おろしと半分に切ったすだちを皿の上に置いてもらい、ポン酢や醤油をお好みでかけてもらう。サンマの美味しい食べ方の王道です。さすが。煙が目にしみないよう、煙対策でゴーグルをしていた焼係りの方が多かった。
サンマというと放射能の事を心配する方がおそらく多いと思うが、自治体による検査が行われていて、国内で水揚げされるサンマからは放射性ヨウ素も同セシウムもまず検出されない。稀に検出される事もあるが基準値をはるかに下回る値。自然界の食品中に自然に存在するレベル。食べても大丈夫と思った。
↓写真テント左側では、食券にかかれてある食べ物やドリンク以外にも、ヤヨイ食品様が作ってる惣菜も4種類ほど無料で振舞われていた。コロッケとハンバーグとカルビ丼は判別できたが、あと1品だけイカのゲソを揚げた酒のつまみみたいなのがあったが、定かではない。
そのお隣ではありあけ新世高校てっぱん部の皆さんも出店されてました。女子生徒さんたちは礼儀正しく関心した。このはっぴ姿もまた祭りの雰囲気を盛り上げてくれました。
↓大牟田高校のブラスバンド部の皆さんが生演奏を披露してくれ会場を盛り上げてくれてました。
大牟田高校のブラスバンド部はコンクールで去年金賞獲得しましたよね。
後ろのセットには、「地域 感謝」と書かれています。ブラスバンド部の指揮をされていた先生のTシャツには「気愛」の二文字が。会場に馴染んでいます。そういえば、大牟田の事を大夢多と書く人がたまにいますが、これを最初に考えた人のセンスはナイスだと思います。
↓各楽器パートが交代でセンターに出てくるという趣向を凝らした演出。他にも動きのあるちょっとした楽しい演出をしてくれてました。
と、ここで急な電話が俺の携帯にかかってきて、俺は一足先になくなく退場。最後までいたかったのに。
↓さんま祭りのお土産。入場する時に受付で貰ったお土産券と引き換えに、退場する時に受付横でもらえる。ヤヨイ食品様の製品です。こんなものまで無料でいただいた。左にちらっと写っているのはこれらが入っていたビニールバック。
お金も労力も物凄くかけて、地域の人に無料で食べ物を振舞う。「地域 感謝」というのは企業として正直な気持ちだと思う。伝わってきますよ。ビシビシと伝わってきます。
ありあけ新世高校てっぱん部の皆さん、お好み焼き、上手に焼けててとっても美味しかったです。一枚丸ごと食べたいと思いました。
大牟田高校のブラスバンド部の皆さん、しっかりと練習をされてますね。振り付けも高校生らしくナイスでした。見てて聞いててとっても楽しかったです。
ヤヨイ食品社員様によるヨサコイ節?が生で見れなかったのが唯一心残りでした。
来年また行きますよ~ありがとう御座いました皆さん。
今年は暑い為、去年より来場者が少なかったかなって思います!その中来て頂きありがとうございました。
私たちの地元 の踊りの名前は「はまらいんや」と言います。意味はみんなで踊ろうみたいな意味だと思います。
また来年のご来場お待ちしています!!
いや~ほんと生はまらいんやを見たかったです。炭火で焼かれたサンマはサイコーでした!
来年は最期までいたいと思います。
ありがとう御座いました!
まぁそれはいいとして。。。
ブログの文は後で読み返してちょくちょく手直ししています。なかなか一発では完成しないんですよね~。
楽しさと同時に、被災地の復興を願ってやみませんね。