記録的な極暑のおかげで、表に出るのもためらわれる日々が続いている中の、8月第1週の日曜日の午後から、毎年恒例の「山水道」の大掃除が、予定通り開催。
「山水道」とはその名の通り、山の水をパイプ等を通して各家に分配する昔ながらの簡易水道。
山の中腹あたりに取水施設を設け、そばを通る谷川の水を引き入れる。山水道の大掃除とは、この取水施設の大掃除のこと。
部落が保有する山の中にこういう施設が5,6か所はあるそうな。
この大掃除の様子も写真には撮りたいとは思っているのだが、ほかの人がなんやかんややっている中で、自分だけがカメラを構えて撮りまくるのは、さすがにやりずらい。
と言うわけで、今回も写真はないが、山水道の取水場近辺の写真ぐらいなら、ほかの日に行っても撮影できる。
今日午前中にその撮影に行ってきた。
山水道へ行く国道沿いに、この夏突然出現した、リゾート施設。
今はやりのグランピング施設とかで、この道の反対側の森の向こうには、川がある。
ただお世辞にも避暑に向いているかと聞かれれば、、、? 特にこの夏の極暑は、つらいものがある。いくら木々に囲まれているとはいえ、、、。
肝心の取水場は、ここからもう少し先。
奥の方からやってきて、写真左側に入る道を上がっていく。右側の森の奥が、グランピング施設。
ちゃんとこの沢(谷?)にも、地名はついている。
ちょっと小高い所まで上がり振り返ると、国道より少し高いのが分かる。
写真中央に見えるコンクリート製らしき物体が、取水施設の一つ。あの奥にもう一つの施設があるのだが、この辺はヤマビルさんの生息地でもあるので、これ以上は近づかない。
この横に流れている谷川から引き込んだ水は、奥の施設(写真には映っていない方)で、濾過され(木炭フィルターで、2回)、写真に写っている方に貯水。そこからパイプ配管で、山を下り集落へ達する。
だから台風などで風水害が発生したら、復旧までが大変。取水場そばの取水口が、土砂で詰まるなんてままあるし。ちなみに復旧にかかる費用も人員も、すべて利用者持ち。
横の谷川は、国道を渡ったところで、加古川源流の一つになる支流に合流。
この築堤も、10年以上前ぐらいの水害で、整備されたもの。
暑い暑いと言っても、まだ水が流れているので一安心。水がない時は、この辺でも干上がっている。
大掃除自体は2時間ほどで終わった。これから1年間、何もなかったらいいけど、、、。
家に変えると、草が伸び放題。
奥の田んぼに通じる道は、雑草狩りが面倒だったのか、除草剤散布。1・2週間ほど前にしていたのだが、早くも緑の芽が出始めている。
裏庭は、再び雑草の絨毯状態に。
表側は、
人工芝シートの境界面から雑草さんが、こんにちは。
そして、
サルスベリが、すくすく成長。これだけは、今のうちにカットしていかないと、、、。
ヤマユリも、いよいよ膨らんできた。でも、もう咲いているのもあったな、、、。
田んぼも、例年より早く色が変わってきた、、、。