真夜中のつぶやき <murmur to oneself at midnight>

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夢の中に視えるのは『虜囚花嫁』

2009-11-29 | 読了本review
本日はプリズムの新刊で

真崎ひかるさん『虜囚花嫁』
 父の死で老舗旅館の経営を親会社に任せ、母と妹と細々と生活する受様。
 しかしその平穏な日常が急変。父が生前に借金していた一族の跡取り息子
 の嫁として差し出すことを約束していたのだ!!自分は男なのに嫁って?!

タイトルそのままの花嫁モノ

環境保護の為海辺調査する狩野家三男と
借金で財閥の跡取りの嫁になった高校生の
二人の出会いに攻様一族の相続問題を
絡めてまとまるまでのお話となります。

受様には断片的ですが、
明晰夢を見る特殊な能力が有ります。

両親にさえおびえられて以来、
誰かに視えたものを話す事は無くなった受様ですが、
成長してもその力が消えませんでした

そしてある年の夏、
母と海水浴客向けの浜茶屋をしている受様は、
準備のためにと向かった浜で怪我をした男と出会います。

普段なら他人とあまり関わらずにいる受様ですが
彼を見た瞬間、規則的な波の音も遠ざかる
強烈な既視感に捕らわれます。
夢に出てくる彼だ

その男は環境保護のための調査をしているらしく
名を告げないままに去りますが、
受様は彼との再会を確信していました。
彼こそ今回の攻様です

攻様に出会った事が転機だったのか、
この後、受様の生活が激変

夏休みまで二週間あまりとなったある日、
受様は奇妙な男達から父の手紙をネタに
父が借金をした人物の元へと誘われます。

なんと父の資金援助の条件が受様を
一族の跡取りの嫁にするという事だったのです

男の自分が嫁になれるわけがないという受様に
代々占術によって栄えた家の当主は
当代の占術師が後継として受様が指名され
その受様を嫁とすれば一族は更に安泰だと言うのです

まるで受様の特殊能力を知っているかのよう。
当主の言葉と借金で成り立つ今の生活故に
有無を言わせず彼らの家で暮らす事になる受様。

はたして受様の未来に待つモノとは

実は受様が嫁に入る家には三人兄弟で
攻様は後妻の産んだ三男でして、
冷淡で冷酷な印象そのままの長男とは犬猿の仲

受様は跡取りとされる長男から
礼儀作法の練習と女物の和装をしたり、
嫌がらせを兼ねたセクハラをされたりと
結構、散々な目に会いますが
端々に攻様の未来視が挟まれていて
まとまるまでハラハラしつつも
最後まで安心して楽しく読めました

あじあさんの女装イラストも
お話の雰囲気にバッチリで良かったですよ
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本日はポストに嬉しい発見

小説キャラ懸賞図書カード

久しぶりに当たりました

雑誌は好きな作家さんのお話だけを目的に
単発で購入しているので
懸賞品も好きな作品のモノが無く、
当たりの多いモノに出ています。

まぁ、
皆様もそうかなとは思うのですが
それでもなかなか当たりません

よく当たる方はホントによく当たりますけど
やっぱり一通一通「念」を込めた方が良いのかしら

まだ出してないアンケが有るので
ちょっと考えてしまいました。

でも先週
神社でおみくじを引いたら「末吉」で
とくかく今は「待て」っぽい事項ばかりでした。
念をこめても駄目ですかね
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