岩切天平の甍

親愛なる友へ

野火

2007年02月09日 | Weblog

ビレッジの名画座で市川崑の「野火」を観た。
「硫黄島からの手紙」の影響で企画されたのだろうか。
観客は4人。コンディションの良いプリントだった。
ウェブで検索すると、評価はきわめて高い。
会話や演技の不自然さのためか、シーンシーンで何が起こっているのか分かりにくいためか、今ひとつのめり込めない。こころが揺さぶられない。
頭では理解できるのだが、主人公にシンパシーが湧かないのだ。
僕の感覚には観念的過ぎるようだ。
今度は原作を読んでみることにしよう。

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