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てくてくねこさん山の上

里山からアルプスまでてくてく歩いてます、温泉も時々・好奇心のままあちこち・・・

熊の古道・熊野本宮

2010-06-05 15:58:05 | 

5月22日(日)熊野古道(中辺路)~熊野本宮

 

夜半から台風なみの雨と風でコースを短縮しての古道歩き

しっかりカッパと登山靴で万全のしたくで雨も風も怖くない

「語り部」さんが就いてくれて事前勉強の出来ていない私にはとても助かりました。

 

 

 

 宿からバスで移動して「発心門王子」、ここで仏の道に入るのでこの名前だそうです

 熊の古道には九十九の王子社があるそうです

ひのきとウラジロの路、雨で霞んで幻想的で緑がいっそう鮮やかです。

雨の中でも語り部さんの熱のこもった説明で、飽きることなく歩けました。

シライトソウがたくさん咲いていました、

どこに行っても花が気になる

伏拝王子、

3時間ほど歩いていよいよ熊野本宮大社に

 

 

 

本宮は第1殿、第2殿の相殿、第3殿、第4殿が並んでいます

願うことは・・・・・・・・

次に「熊野本宮大社大斎原」 熊野一番の霊場です

大鳥居の中は写真撮影禁止です

明治22年の大洪水で12の社殿のうち上四社を除き流され、

残された上四社は現在地に、中四社と下四社葉この地に祀られたそうです。

今は木々に囲まれた草原ですが

霊感の強い人はいろいろ感じるところらしいです。

雨の古道歩きでしたが、一同口をそろえて雨のおかげで、

本当の熊の古道を歩けたような感じがしたそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


浅草、BORO

2010-05-02 07:13:00 | 

 

またまた「美の壷」を見て格安高速バスで上京しました。

浅草寺に隣接している「アミューズミュージアム」には田中忠三郎さんが長年集めた

青森の刺し子、ボロつなぎや、裂き織りを集めた展示館です

 

浅草は観光客で賑やか、毎日がお祭りのようなのね

 

 

 

布は貴重なもので寒さ(すなわち死)から身を守るものだった

2代3代と大切に継ぎをあて受け継がれたボドツギの着物

◎ボドツギ

古い小布を「ツギヌノ」という。そして、それを使って、

着物や肌着などの破れた所を補修していくことを「ツギする」

「ボドツギ」と言う。「一寸四方、小豆を包む大きさがあったら大事にせよ」

と親から伝えられ、人々はどんな小さなものでもとっておいたのである。

                田中忠三郎 「物には心がある」から抜粋

夜着「ドンジャ」中は当時貴重な綿でなくワラです、これに家族がくるまって寝ていたそうです。

このボロたちの前ではなにも言うことがありません、何代もの女たちが家族のために

継ぎ充てをして重ねられて大事に受け継がれてきたものです

また、長年青森を歩き回って収集した田中忠三郎さんの生きかたにも敬服します。

本当に大切なものとはなにかと、教えられたような気がします。

屋上からスカイツリーも見えました


東京にて[ゴーギャン展]

2009-09-06 15:17:59 | 

 9月1日 高速バスで東京まで「ゴーギャン展」を観に、朝5時過ぎに家を出ました。

東京の友人と待ち合わせして、慣れない地下鉄を乗り継ぎ、皇居近くの「東京国立近代美術館」まで。東京の人は混んでる地下鉄でも、展覧会でもマスクをしていないのが気になります。

目玉は日本初公開の「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへいくのか」139.1×374.6cmの大作、圧倒されました。この絵を描いたあと5年後にマルキーズ諸島の島で亡くなったそうです。

ゴーギャンはこの絵を描くために生れてきたのかもしれないと感じさせるすごい絵です。

近代美術館には、常設展として多くの日本の画家の作品が2階から4階に展示してあり、そちらも観てきました、有名な絵画がたくさんあり地元ではとても見られないものばかりでした。芸術に関しては東京はすごいですね、ちょっとずくだせば色々楽しめます。

 

そのあと、なぜか「恵比寿」の駅から「代官山」までてくてく歩く。

 

恵比寿の街角 

「美の壷」で観た代官山の、てぬぐいのお店「かまわぬ」でお買い物.

長野でも買えるが、とりあえずテレビで見たお店に行けて良かったです。

長野には7時ごろ到着、ちゃんと夕ご飯作りました。


花巻、盛岡、網張温泉

2009-06-30 20:50:17 | 

6月27日

早池峰山登山のあとは観光です

お昼に寄ったドライブインでは「鹿踊り」で歓迎してくれました

 

 

一度は訪れたかった「宮沢賢治記念館」

宮沢賢治記念館外観

 

 

「よだかの星」のレリーフ

 

 館内では地元岩手の婦人二人が岩手弁で話をしている声が聞こえてきて、そのやさしい方言に思わず聞き入ってしまいました。30分ほどの駆け足での見学でしたのでまたいつかゆっくり来ます。

自分にお土産、賢治の伝言板。

小岩井農場から明日登る岩手山が見えます。

小岩井農場では、やはりソフトクリームははずせないでしょう、おいしかったです。

 

羊も恥ずかしがりやで、やっと一枚

 今夜の宿は岩手山麓の「網張温泉」、白濁したお湯は単純酸性硫黄温泉で皮膚病、切り傷や糖尿病に利くそうです。おいしいご飯をいただき今日はお終い。明日はいよいよ岩手山・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


佐渡の花

2009-06-13 06:38:50 | 

佐渡は海の花、山の花と楽しめました

真野のハマナス

妙宣寺のスイレン

 

イワユリも海辺の岩場に張り付いている

大野亀のトビシマカンゾウ

白雲台のタニウツギ

登山道のシロハンショウズル

ヤマオダマキ

ズダヤクシュ

ウラジロヨウラク

浜ヒルガオ 

矢島・経島の岩場の花

 

 

 

 

 

 

 

 

 


佐渡はいいぞ2日目

2009-06-12 15:30:12 | 

2日目

 

朝、食事前に歩いた宿の前の海岸はコンクリとゴムで護岸してありました、砂浜が後退してるのでしょうか

 

関の浜から外海府を走って大佐渡スカイラインを海抜0mからやく800mまで登る、目指すは白雲台から金北山、だんだん雲の中に入ってしまいしばらく歩いたら風も強くなり舗装道路にも興ざめで今回は登山中止、即観光へ方向転換。

ちょっと躊躇していた佐渡金山は想像していたよりきれいで大掛かり、歴史を学べておもしろかったですよ。

やはり佐渡はトキ、「トキの森公園」へ現在「トキ保護センター」には100羽ほどのトキが居るそうです、遠く金網越しに観たトキは繁殖期で羽は朱鷺色ではなくネズミがかっていました。

最後の日本生まれのトキ、キンさんの剥製もあります。

次に行った「尾畑酒造」では思わぬ人がいたりなかなか奥が深い島です。

 

 

矢島・経島のたらい船

ウミウシにも感激

夕方5時のフェリーで帰路に、佐渡満喫でしたがまだ訪ねたい所があり、また来たい島です。

牡蠣を食べ損ねたのが心残り

 

 

 

 

 

 


トビシマカンゾウを見に佐渡へ

2009-06-09 09:13:04 | 

6月6日から7日は佐渡へ行ってきました、高速千円カーフェリー片道千円(土日限定)おまけに2等乗車券の無料チケットを頂きこれでいかなきゃどうするの・・・・

1日目

直江津港を9時発のフェリーでいよいよ佐渡へ、長野県は山ばかり海を見ると「あっ海だ」と大喜び、すぐお里が知れます。

2時間40分で佐渡へ到着、前方は真野湾から見る佐渡最高峰金北山1172m

まず「国分寺」仁王門の奥に1666年に建立された瑠璃堂があります国重文化財の薬師如来が安置されていたが、宝物殿へ移されていて残念ながら見れませんでした

かわりに境内のやさしい顔の石仏

「妙宣寺」日光東照宮の塔を模した新潟県唯一の五重の塔があります

国分寺もそうですが萱葺きの建築物が残っています

 

 

 

尖閣湾は外せません

海中透視船で沖に、ポイントでは黒タイやフグなどが沢山泳いでいるのが見えて感激。

 

 

トビシマカンゾウは飛島と佐渡だけ咲いているキスゲ科の花です

佐渡のあちこちに咲いていますが大野亀の一帯では広い草原に咲き乱れていました。

 

5月の末から6月の前半に見られます今年は少し開花が遅くちょうど満開でした

大野亀から二つ亀を望む

8時ころ宿からいさり火が見えました、おいしい夕食とお酒で今日はおしまい。