空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

みていた記事メモ(2014-05-25)

2014-05-25 20:45:17 | Weblog
BBC Deadly blast hits Nigerian city of Jos 25 May 2014

 ナイジェリア中部、Plateau州Jos。野外TV上映センターでサッカーのChampions League決勝をやってたら、自爆犯がどかん。3名死亡。時刻は21:30ころとのこと。もっと効果的な場所でできたかもしらんが、まあ決勝戦を見てるときは、なかなかうまいポイントはつかめまい。

 先月は北東部Yobe州のPotiskumで同様の事件があったそう。指導者のAbubakar Shekauの意見では、フットボール(サッカー)や音楽は、西洋がムスリムをその宗教から引き離すための策略だそうで、そう考えること自体は自由ですけどね、という感じ。


BBC Deadly attack on Djibouti restaurant 24 May 2014

 ジブチ首都の、Westernersに人気のレストランに手榴弾を放り込むテロ。2名死亡、11名負傷。犯行理由は不明。しかし当該海域の海賊対策の本拠地のひとつでもあり、al Shababとの関連を疑う余地は大いにあるだろうというところ。


BBC North Korea 'shells near South Korea warship' 22 May 2014

 Norrth KoreaがSouth Koreaの艦船近くに砲撃した―という件をめぐる記事。

Reuters日本語版  北朝鮮、韓国艦の近くに砲撃 北方限界線の南側 2014年 05月 22日 21:02

読売新聞  北朝鮮が砲撃、韓国艦から150mの直近に着弾 2014年05月22日 22時55分

砲弾の着弾場所は、韓国軍艦艇からわずか約150メートルしか離れていなかった。聯合ニュースによると、韓国軍艦艇の乗組員らは、約150メートル先で水柱が上がるのを見て、北朝鮮軍の砲撃を認知したという

朝日新聞  北朝鮮、韓国軍艦近くに砲撃 韓国側も対抗 延坪島沖 ソウル=東岡徹2014年5月22日21時26分

北朝鮮軍は22日午後6時ごろ、黄海上の南北の軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)に近い韓国・延坪島(ヨンピョンド)の西南14キロの海上で哨戒活動中だった韓国軍艦艇の近くに2発砲撃した。韓国軍もこれに対抗し、北朝鮮艦艇付近に5発砲撃。韓国側に被害はないという

 ところが一日あけると

NHK  北朝鮮「砲撃はでっちあげ」 5月23日 12時32分

これについて、朝鮮人民軍の現地司令部は23日、「ありもしない事実をでっちあげてわめきたてている」と真っ向から否定しました

WSJ日本版 北朝鮮と韓国、砲撃めぐり非難の応酬 By KWANWOO JUN 2014 年 5 月 23 日 20:59 JST

南北朝鮮の舌戦は23日朝、北朝鮮が砲撃は韓国艦船に対するものではなかったと否定したことで口火を切った。北朝鮮の朝鮮人民軍は、韓国軍艦が「民間中国人の漁船を制止しようと北朝鮮の領海に侵入、威嚇的に砲弾を発射した」にもかかわらず、それを北朝鮮の砲撃のように見せかけようとしたと非難した

 上掲引用文だと、北側が”最初に砲撃したのはわが方だ、韓国艦船に対するものではなく、誤解なのだ”といっているように聞こえるが(「北朝鮮が砲撃は韓国艦船に対するものではなかったと否定した」)、直後に引かれている北側の主張が「韓国軍艦が「民間中国人の漁船を制止しようと北朝鮮の領海に侵入、威嚇的に砲弾を発射した」にもかかわらず、それを北朝鮮の砲撃のように見せかけようとした」ということになっており…

 …北側の主張だと、”今回はうちは砲撃してないよ!”なのに、それを引用する直前の説明文では”いや砲撃はしたけど敵対的なものじゃないんだけど”という趣旨で書いており、上掲記事はどういう理解で書いたのか、私には少々謎。

 要は
「あいつが先に殴ってきたんだもん!」
「自作自演だろうが、因縁つけるな!」
「証拠あるんだぞ! うそつくな!」
 のはずである。

 新聞記者のまとめがうまくないものと見える。

ブレイディみかこ | 在英保育士、ライター ハラール肉と排外ヒステリア 2014年5月23日 8時25分

 興味深い話である。我々でいうと、東京近辺に行くとやたら中国語・韓国語表記が目立つ…と感じる…ことに類比できるか。まあさすがに旅行者等々相当数いるだろうから必要なのはわかるが、私のような田舎者だとちょっとどきっとする。
 しかし思うに、ヨーロッパとかいくとそこらのお菓子の成分表も6カ言語くらいで書いてあるし、ミャンマーでタイ文字表記の雑貨をみたりするし(マレーシアで生産された「日本の海苔」なんてのもあって噴く)、まーそれなりにインターナショナルになるよねーというところ。

 とはいえ、たとえばそこらの個人経営のご飯やさんに、必ず三ヶ国語対応くらいしておけ、とかいうのは無理だしねえ。



 つまりキケンキケンとしばらく喧しいひとはいようが、まーじきに収まってふつーの日常に帰るよねという意味であろうか。万人単位で人が死んだほどのあちらと異なり、こちらはさらに速やかにふつーの日常に戻るわけですな。

 で、相当部分ではそこそこふつーに日常生活を送っているのであって、そこをてめーの商売の都合で勝手にアレにするんじゃない、という話ではあった。全く何もないとはいわないが、その課題は地道に取り組んでいるのであって、その地道に取り組んでいる人というのは騒いでいる人とは別の人・別のところで活動しているという、簡単な話。

 …というか、福島はそこまで大きな位置を占めるかなあ? 私が直球福島じゃないからかもしらんが、むしろ オオーウ、ツナミ、ツナーミ! ツナーミ、オーケー? な感じだが(※あくまで個人的な感覚です)。原発政策の是非とか話すひともまああるが。

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