小学館『スピリッツ』2014年5/26号入手の見込み。某店頭で”在庫ありませんか?”などと問い合わせなどした。おそらく相当の同様の例があったかと思われる。編集部側は、次号は(今号も?)大増刷をかけ、(直近の)売り上げ実績を上げたりするものであろうか―いずれにせよ、普段は見向きもしていない私のような者も購入に走っているので、炎上マーケティングは、現時点では成功と評価される可能性がある。
中長期的にはアウトだが。
行政側が(どのレベルかで)”伝家の宝刀”を抜く可能性はそれなりにある。
それ(ら)がどのタイミングで炸裂するか、対応だけでも頭が痛いだろうに。…県はアクションするんじゃないかなー…とか、この方面のことを思うと、当該編集部がきちんと法務部と話を通しているかどうか疑わしい。
大丈夫なのか、と思ってみてみると:
【小誌連載「美味しんぼ」に関しまして】① 4月28日発売号の「美味しんぼ」作中における鼻血や疲労感の表現につきまして、多数のご批判とご意見を頂戴致しました。編集部へのお電話、ツイッター、メール等々でお寄せ頂いた内容すべてを真摯に受け止め、今後の誌面作りに活かしてまいります(続)
― スピリッツ編集部 (@spiritsofficial) 2014, 5月 1
【「美味しんぼ」に関しまして】② 皆様からご意見を頂戴した4月28日時点で既に次号は制作済みであったため、5月19日発売の25号と小誌公式HPにて、識者の方々のご見解やご批判を含むご意見を集約した特集記事を掲載する予定です。「美味しんぼ」本編と合わせてご覧頂ければ幸いです(続)
― スピリッツ編集部 (@spiritsofficial) 2014, 5月 1
【「美味しんぼ」に関しまして】③ また、皆様から頂戴いたしましたツイッター上でのご意見に個別にご返答ができず、誠に申し訳ありません。今後とも、読者の皆様のご意見、ご感想をぜひお聞かせいただければと存じます。ご指導ご鞭撻のほど何とぞよろしくお願いいたします。(了)
― スピリッツ編集部 (@spiritsofficial) 2014, 5月 1
5月1日段階で書き込みがとまっている(5/14 17:40時点確認)。twitterが動かなくなるくらいに余裕を失ったものか。
…現状、「あたりさわりのない」あたりで終わらせようとして、さらに炎上させている感があり、順調に大物を引きずりだしてきていて…愉快犯であれば、ここまで「釣った」ことに快感を感じることだろう。
なお私は赤旗を見に行った模様(関連記事はない、かな)。赤旗さんの中のひとの実力は注意に値する。この件をどう捌くか、記事が出たら読ませていただきたいと思っている。
通常、洗面器は3.5l程度。
40kgの子供の血液全部出ないと一杯になりません。洗面器半分もいけば死にます。
証言はデマか誤認ですRT @reishiva: 3.11後、子ども達が鼻血をという話はよく聞いた。「洗面器いっぱいに出血」というお母さん達の証言から通常の鼻血とは違う印象
― どーも僕です。(秋山宏次郎) (@domoboku) 2014, 5月 11
そりゃ致死量知らなくても、洗面器にたまるような鼻血なら通常の鼻血でないことは明らかですわね。失血状態でその後相当の確率で死ぬけど。
ぼくらくらいの世代までは、何がなんでも「左」でいたい、という情念のようなものが一般的に割とあって、『共産党宣言』しか読んでないのに共産主義にかぶれる、という現象がよくあったわけだが、いまの学生にそれを言っても、いつの時代のどこの国の話かわからん、という顔をされる。
― 玉井克哉(Katsuya TAMAI) (@tamai1961) 2014, 5月 11
で、その世代の雰囲気を今に持ち越し、自分が「左」であることにアイデンティティを感じてる人は、「左傾化思想の持主」と認定して差し支えないと思う。ホントにマルクスを理解してんの、なんて問うても詮ない。露骨に言えば、当人にとっても思想の中身はどうでもいいわけで。
― 玉井克哉(Katsuya TAMAI) (@tamai1961) 2014, 5月 11
そういう方々には、a. 政府とか自民党とか東京電力とか理研とか、「巨大な」悪、b. それに反対する「弱者」の側に立つ善、c. 本来は被害を受けているのに(巨悪に騙されているために)気がつかない無知蒙昧な大衆、という図式で物事を観察するのが特徴。当然自分はb. だと認定する。
― 玉井克哉(Katsuya TAMAI) (@tamai1961) 2014, 5月 11
マルクスの徒は自己を「前衛」と規定して「資本家」を倒すために命がけで革命に挺身したんだけど、いまの彼らにそんな気はなく、「巨大な」悪を糾弾するのを、自分の商売のタネにする。そして、そのために「愚かな大衆」を踏み台にするのをいとわない。この最後の点が、人間として許せないところ。
― 玉井克哉(Katsuya TAMAI) (@tamai1961) 2014, 5月 11
第一段はさておき(私はその世代じゃない)同意する。私が玉井先生のtweetの相当部分をストレスなく読めるのは、こういうところで思想の傾向が類似しているからかと思う(あと、あれだな、わんこにゃんこを盲目的に愛するあたりも共通するな)。
…勿論、俗流マルキストな人たちや、その種のメンタリティの人たちにとっても同様の事象は起こるだろうけど。
リセマムReseMom 法科大学院、9割以上が定員割れ…入学者数は過去最低の2,272人 2014年5月9日(金) 14時12分
「法科大学院の9割以上が定員割れであることが5月8日、文部科学省の調査結果からわかった。平成26年度の入学者数も、前年度より426人少ない2,272人と過去最低を記録。募集停止校も相次いでおり、法科大学院の危機的状況が明らかになっている」
「入学者数が定員を上回ったのは、筑波大、千葉大、一橋大、京都大、大阪大、首都大学東京の6大学で、国公立大学に集中した。神戸大(96%)、東京大(93%)、中央大(88%)、名古屋大(87%)、慶應義塾大(87%)、東北大(86%)なども高かった」
ぼそっと言うと、一口にLSと言っても(1)トップ4、(2)Aクラス10校弱《まずまず受かる》、(3)Cクラス《受かることもある》、(4)無間地獄が混在している。最後の部類は合格実績が皆無に近く、そこにしか入学できなかった時点で適性なしと判断できるレベル。
― Takehiro OHYA (@takehiroohya) 2014, 5月 13
そして学生定員は前の方が多めだが、学校数は(3)(4)が大半。後知恵で言えば、これらのLSが最初から設立されていなければ「法科大学院の悲劇」の大半は存在しなかったのではないか。その意味で、文科省の絞り込み不足を問題視する意見もわかる。
― Takehiro OHYA (@takehiroohya) 2014, 5月 13
ただ良かったのは、どのカテゴリに属するか(実力)と、それまで抱かれていた大学の「格」意識に相当のズレがあったことが可視化されたことか。古い家柄を誇る大学が(2)から(3)にじわじわ後退していたり、(4)にまっしぐらだったり、ドラマは尽きない。楽しんでいる場合ではないが。
― Takehiro OHYA (@takehiroohya) 2014, 5月 13
まあ当方は、そーいう競争にそもそも入れない階層の学校に属していまして。いや、そもそも法学部をもたないけど。
BBC Afghanistan landslide: Rescuers search for missing 3 May 2014
アフガン北東部Badakhshanの山岳地帯で山崩れ。350名ほど死者回収。2000名ほどが埋まっていて、生存の見込みはほぼない。タイミングが悪くて、山崩れ発生は金曜朝―つまり休日朝。なので、一家全滅・一村全滅が大量に発生したわけだ。
関連記事であげられている記事:
BBC South Asia landslides 'on the rise' 18 Jul 2012 By Navin Singh Khadka
諸種の原因があるが、南アジア地域の地すべりとそれによる死者が増加傾向―というのである。増加傾向といって、そこであげられている死者の数は一見当たり100~200ほどであって、今回(Badakhshanの例)のような例を見ると…感覚が麻痺するね。
人口増による住宅地の増加、またそれに応じて山裾に農地を拡大し、森林伐採もそれなりに進み、そうしてどうも雨の降り方のパターンも変わって―で、予測外の大規模災害が発生するようだ、というわけで、これも授業のときに使える話題のひとつであるなあと、メモ。
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