聯合ニュース 韓国国民44%「南北統一費用は負担しない」 2014/05/07 10:17
ソウル大国際問題研究所が「韓国リサーチに依頼し、昨年末に全国の成人男女1100人を対象に面接調査を実施した」結果。それなりの限界があることは飲み込んでおいて、興味ある点は
「統一のための追加費用を負担する意向の有無、意向がある場合に負担できる年間額を聞いたところ、「負担しない」との回答が44.3%で最も多かった。次いで、「5万ウォン(約5000円)未満」が31.9%、「5万~10万ウォン」が11.7%、「10万~30万ウォン」が8.7%、「100万ウォン以上」が1.2%だった」
これについて木村先生:
一人5000円を5千万人と単純計算すると、年あたり2500億円になるだろうか。なお受益者はいわゆる北朝鮮、ざっと2500万人くらい。
ちょっと私のような者では普段触らない額・数字で茫漠としているので、さしあたり身近なところから参照項目を求めてみようと、出身県の予算を見てみる:「平成25年度宮城県当初予算案の概要」、公営企業分等々込み込みで、ざっと年2兆円。なお宮城県人口はざっと230万人。
…てえと、韓国市民は、北朝鮮人1万人あたり1億円を配分する、と考える一方
宮城県の場合、県民1万人あたり86億かかっている…?
勿論、調査は個々人に『君ならいくら出す?』と聞いているわけで、つまり「個人的な寄付金としてならどうか」という観点からのゆがみが出ているものと思われる。そこらの一般市民が国家レベルの予算に通じているとは思えない(『防衛費をゼロにすれば、社会保障費なんかカバーできると思うんだよね』という発言は割りと聞く)。
で、実際のところ、寄付金ってどんな額かと思って日本赤十字社が受け付けた東日本大震災関連の寄付額を参照すると「302万9,881件 3,314億7,001万635円(※平成26年4月25日現在)」とある(「東日本大震災義援金の受付および送金状況のご報告」)。
なので、個人的寄付であると仮定して考えれば―個々人の市民的感情レベルで考えれば―「ひとりあたま5000円(ああ、でも人口の50%くらいでヨロシク!)」というのは、国の経済規模を考えると結構頑張って思い切った額を出してきたなあ、という感がしてきた。
でもそれだけに、やたら現実的な数字で、きっついなーという気もやはりする。
ソウル大国際問題研究所が「韓国リサーチに依頼し、昨年末に全国の成人男女1100人を対象に面接調査を実施した」結果。それなりの限界があることは飲み込んでおいて、興味ある点は
「統一のための追加費用を負担する意向の有無、意向がある場合に負担できる年間額を聞いたところ、「負担しない」との回答が44.3%で最も多かった。次いで、「5万ウォン(約5000円)未満」が31.9%、「5万~10万ウォン」が11.7%、「10万~30万ウォン」が8.7%、「100万ウォン以上」が1.2%だった」
これについて木村先生:
統一費用の負担。「負担しない」はまだわかるとして、「年5000円以下しか負担しない」、というのも変にリアリティがあって凄い。フェリー事故の犠牲者に対する募金活動の展開と乖離している所もなんだか凄い。
— Kan Kimura (@kankimura) 2014, 5月 7
一人5000円を5千万人と単純計算すると、年あたり2500億円になるだろうか。なお受益者はいわゆる北朝鮮、ざっと2500万人くらい。
ちょっと私のような者では普段触らない額・数字で茫漠としているので、さしあたり身近なところから参照項目を求めてみようと、出身県の予算を見てみる:「平成25年度宮城県当初予算案の概要」、公営企業分等々込み込みで、ざっと年2兆円。なお宮城県人口はざっと230万人。
…てえと、韓国市民は、北朝鮮人1万人あたり1億円を配分する、と考える一方
宮城県の場合、県民1万人あたり86億かかっている…?
勿論、調査は個々人に『君ならいくら出す?』と聞いているわけで、つまり「個人的な寄付金としてならどうか」という観点からのゆがみが出ているものと思われる。そこらの一般市民が国家レベルの予算に通じているとは思えない(『防衛費をゼロにすれば、社会保障費なんかカバーできると思うんだよね』という発言は割りと聞く)。
で、実際のところ、寄付金ってどんな額かと思って日本赤十字社が受け付けた東日本大震災関連の寄付額を参照すると「302万9,881件 3,314億7,001万635円(※平成26年4月25日現在)」とある(「東日本大震災義援金の受付および送金状況のご報告」)。
なので、個人的寄付であると仮定して考えれば―個々人の市民的感情レベルで考えれば―「ひとりあたま5000円(ああ、でも人口の50%くらいでヨロシク!)」というのは、国の経済規模を考えると結構頑張って思い切った額を出してきたなあ、という感がしてきた。
でもそれだけに、やたら現実的な数字で、きっついなーという気もやはりする。
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