イタリアGPはトロロッソのセバスチャン・ベッテルが初優勝!

2008-09-14 23:58:56 | Formula One
第14戦イタリアGPの決勝が行われました。
トロロッソのセバスチャン・ベッテルがポール・トゥ・ウィンで初優勝です!
昨日と同じく、チームとしても初のことです。地元レースでの優勝で、これ以上ない結果となりました。
そして2日連続で記録が塗り変えられました。ベッテルは21歳74日なので、F1最年少優勝者となりました。
2位はマクラーレンのヘイッキ・コバライネン。3位にはBMWザウバーのロバート・クビサとなりました。今回クビサはイタリアカラーのヘルメットでしたね。

それ以下の決勝順位は、4位アロンソ、5位ハイドフェルド、6位マッサ、8位ウェバー、9位ライコネン、10位ピケJr、11位グロック、12位 中嶋、13位トゥルーリ、14位ロズベルグ、15位バトン、16位クルサード、17位バリチェロ、18位ブルデー、19位スーティルでした。
あの雨のコンディションで、リタイアしたのはジャンカルロ・フィジケラだけでした。フィジケラはクルサードとの接触の影響でリタイアとなりました。

決勝レースはウェットコンディションによりセーフティカー先導によるスタートとなり、ウィリアムズの中嶋とホンダのバトンがピットスタートを選択しました。
予選4番手だったトロロッソのブルデーはスタートできず。一度ピットへ戻されましたが、なかなかエンジンがかからず周回遅れでスタートとなりました。
ベッテルはスタートも上手く行き、ピットで順位が変わる以外は、2位のコバライネンに大きく差をつけていました。
圧勝と言ってもいいですね。素晴らしい走りでした。今後は何度も表彰台に上がることがあるでしょうね。
それとチームも素晴らしかった。ピットインのタイミングや戦略が完璧でした。
ベルガーの久々の表彰台も見れたので、いいことだらけですね。
ですが、トロロッソはブルデーのストールが無ければ2台揃って表彰台というのも、あったかもしれません。タラレバですけど…
しかし、イタリアのトップチームの立場が…来年のモンツァはトロロッソの応援の方が多いかもしれませんね。

立場と言えばコバライネンです。ランキング上位者は10数番手からのスタートで、コバライネンは2番手からのスタートです。今日はコバライネンの圧勝かな?なんて思っていましたが、レースがスタートしてから一度もベッテルの後ろにピタリと着けることが出来ませんでした。
何かマシンに問題が?何も無かったのだとしたらどう言うことでしょう?
チームメイトのハミルトンはペースが速かったですよね…表彰台では冴えない顔をしてました。

来シーズン、ベッテルはレッドブルへ移籍しますが、今すぐにでもフェラーリかマクラーレンで走ってもらいたい。凄いドライバーですよ!!
レース後にチョット思ったのですが。もし、マッサやライコネン、それとハミルトンが今年トロロッソで走っていたとしたら、ポール・トゥ・ウィン出来ますかね?色々と状況は違うと思いますがね。

これによりドライバーズポイントは、1位のハミルトンは78ポイント。2位のマッサは77ポイント。3位のクビサは64ポイント。4位のライコネンは57ポイントとなっています。