高橋建の好投でタイガースを3タテ。今季3度目の4連勝です。一時は8つもあった借金ですが、意外と早く完済することができましたね。
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計
| タイガース
| 1
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| 1
| 0
| 0
| 2
| カープ
| 1
| 0
| 0
| 1
| 0
| 1
| 0
| 0
| x
| 3
|
先発の高橋建は7回93球を投げて、3安打1四球5奪三振で2失点。3安打は全部得点に絡んでしまいましたが、逆にそれ以外はほぼ完璧な出来。昨日は続けて好投できるのか不安だと書きましたけれど、そんな心配は見事に吹き飛ばしてくれましたね。久しぶりの先発での勝利の味は、やはり格別なのではないでしょうか。
長谷川が抜け、フェルナンデスが抜けた先発の穴を、しっかりと埋めてくれました。タイプ的には違いますが、大島もこの高橋建の姿を見て、何か感じて欲しいですね。
打線は9安打1四球で3得点。タイガースの守りのミスのおかげで得点できていますが、実はこの3連戦、打線のつながりという意味ではあまり良くないんですよね。
そんな中目立ったのは前田。初回に同点タイムリーを放てば、6回には追加点のきっかけとなるツーベース。今日は4打数3安打で、打率も一気に.311まで上昇しました。この3連戦はいずれも初回に打点を稼いでいます。それもこれも栗原、新井の状態の良さとも連動しているのですが、それこそ打線が機能しているという証拠です。ファイターズの田中幸雄も2000本安打を達成しましたし、前田ももうすぐですね。
そして、4回裏に勝ち越しホームランを放った石原。倉の調子が落ちるのと反比例して、石原の調子は上がってきたようです。ブラウン監督が開幕前に掲げた捕手の1本化とは少し違う形になりますが、倉と石原が競って、どちらかが悪くてもどちらかが結果を残し、調子が落ちてきたらまたどちらかががんばるといった関係は、チームとしては望ましいものだと思います。最終的にどちらかに絞られるかもしれませんが、まだしばらくは両者を併用していくことになりそうですね。
明日からは市民球場でスワローズ3連戦。交流戦前の最後のカードになります。スワローズは7連敗中とけして状態は良くありません。連敗中の相手とはむしろやりにい面もあるのですが、ここはしっかりと叩いて、開幕戦以来の貯金生活と洒落こみたいところです。
先発は、佐々岡、黒田、大島の順でしょうか。3人とも先週はピリッとしませんでしたが、同様にピリッとしなかった大竹や青木高は今週粘りのピッチングを見せてくれましたので、その流れに乗ってビシッと抑えてもらいたいですね。特に大島とか大島とか大島。
さて、カープの勝利はもちろん嬉しいのですが、今日はこれから田中幸雄モードに入りたいと思います。2002本安打到達、おめでとう!


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