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 最近仕事が忙しくて、なかなかまとまった遊び時間を作ることができず、ちょこまかとした細かいゲームばっかりやっています。そろそろ腰をすえて大きなゲームに取り組みたいなぁと思っているのですが、今後の予定を考えてみるに、当分は仕事が暇になってくれそうにありません。仕方がないので、とにかくゲームを始めてしまって、無理やりにでも時間を作って遊ぶことにします。
 そんなわけで、シリーズ最新作のVI が出たばかりではありますが、原点に戻って「Heroes of Might and Magic」をプレイすることにしました。




Claw(Easy)

The Griffons will protect you until you are ready to make your move.



 最初に選んだシナリオは、シナリオリストの最初に出てくる、Claw(Easy)です。Size はSmall、Difficulty もEasy。ご丁寧にタイトルも(Easy) と付いていますし、入門用のシナリオですね。
 まあシステム的にはII とほぼ同じだろうということで、マニュアルなどもあまり読まずにプレイ開始です。

 スタート地点はマップ南部。ランダムにしていたのですが、本拠地はKnight です。初期Hero はKnght のSir Gallant ですが、後のシリーズと違い、同一クラスのHero にはキャラクター毎の性能の違いは無いようですね。簡単なプロフィールも表示されません。



 本拠地の真上にlots of Griffins がいます。こいつが壁になってくれるわけですね。
 というわけで、まずはHero を2人に増やしてから、Griffin 以南のエリアを探索です。鉱山があったり、Artifact が落ちていたりしていますが、それらはみなCreature によって守られていますので、力を蓄えながら、楽そうな相手から倒していきます。

 Knight の軍勢は、射撃能力のあるArcher 以外は全員肉弾戦Creature ばかりなので、ちょっと面白みに欠けますね。Archer やOrc といった野良射撃Creature を相手にするときも、ダメージを喰らいながら突進するしかありませんし。その代わりに全体的に防御力が高く、単価が安いことを背景とした大量動員が可能な点がメリットなのですが、野良Creature 相手なら、やっぱりなるべく消耗を抑えつつ戦いたいですね。

 そうこうしていたら、Red が滅亡したというメッセージが届きました。ありゃ、何もしてないのに。あっけないなぁ。





 戦闘画面はこんな感じです。
 とにかくマップが狭い! フィールド上にある障害物も、フィールドが狭いためにその存在感を増していて、ちょっと厄介です。そのために、以降のシリーズよりも、身動きが取れなくて無為に時間を過ごしてしまうCreature が多いような気がします。たとえば、この画面左列の中央にいるCavalry ですが、隙間がありそうにも見えるのですが、草と味方に囲まれてこの位置から移動できなかったりするんですよね。
 他にも、小石のように小さく見えるのが1へクス全てを覆う障害物だったり、木は生えている根元だけじゃなくて浮いているはずの枝先までが障害になっていたりするなど、見た目の印象と異なる結果になることも多いです。へクスが表示されないというのも、地味に不便さに拍車をかけていますね。
 この辺りはプレイを重ねていけば慣れてくるんでしょうけど、ちょっとわかりにくいですね。



 これは別な戦闘ですけど、勝利するとどこからともなく現れた多くのCreature が、陣営などお構いなしに祝福してくれます。どこから湧いてきたんだ、お前ら。



 Griffin を倒して北部へいくと、城の建っていないKnight の街がありました。守っていた18 Swordmen を軽く蹴散らして、ここを占拠します。

 ここの城から、道は北東、北、北西の3つに分かれています。この先に各軍勢の本拠地があるんでしょうね。Red はもう滅んでいますけど。

 城の周りをYellow のHero がうろちょろしていますので、まずはこいつらを次々と撃退。Hero の数こそ多いものの、軍勢自体は大したことは無く、こちらの主力でバンバン倒していきます。軍を集結させれば強いのに、こいつら結構アホだなぁ。

 本拠地から増援部隊がやってきたので、留守番にある程度の兵力を残しつつ、主力部隊は北西に進軍。その先にはYellow のWarlock の城がありました。



 Knight の軍勢だと篭城している敵に攻撃できるのがArcher だけなので、ちと大変ですね。まあそれでもさほど強い相手でもないので、難なく攻略に成功します。

 そうこうしている間に、Green が滅亡したというメッセージが。結局今回は、Yellow としか戦えなかったなぁ。



 呪文を使っていて気になったんですけど、どこにも現在のSpell Point が表示されないんですよね。まさか呪文は使いたい放題っていうわけでもないよなー、なんて思っていたら、覚えていたはずの呪文がなぜか使えなくなっていました。あれ? なんで?
 慌ててマニュアルで確認。マニュアルの記述が簡潔すぎてわかりにくかったのですが、ゲーム内の様子と引き合わせてみたところ、以降のシリーズでは、Knowledge Skill に応じてSpell Point が決定され、Spell Point を消費することで魔法を使うことができるのに対して、本作では呪文の使用回数が制限されていて、呪文ごとにKnowledge Skill と同じ回数しか使用できないようです。そうなったら、またMage Guild なりなんなりで、また覚えなおさないといけません。覚えなおしの手間が必要になりますから、Spell Point によって呪文の使用に制限かけられるシステムよりも、Knowledge の重要性が高くなりそうですね。

 呪文ごとに回数制限があるというのは、D&D とか、Wizardry とかの呪文システムに近いですね。Knowledge の低いKnight なんかは、せっかく強い呪文を覚えても、1回使用しただけですぐに使えなくなってしまいます。特定の呪文ばかり使用しているとすぐに使えなくなってしまいますので、なるべくいろいろな呪文を駆使する必要がありそうですね。戦術面での工夫が必要になりますので、面白いかもしれません。



 続いて北に行ってみると、そこにはYellow のBarbarian の城がありました。
 戦力的には余裕の相手なのですが、肉弾戦Creature の多いKnight 軍だと、手持ち無沙汰になる連中が多くなってしまいますね。こういうときは攻撃呪文もいいですけど、こちらのCreature を場内に送り込むことができるTeleport の呪文や、相手に同士討ちをさせるBarserker の呪文などが便利ですね。

 Barbarian の城を落として、最後は北東へ。そこにはSorceress の城がありました。

 クリアはいつでもできるので、しばらくの間は敵を放っておいて、呪文の効果を試してみたり、Shipwreck やDemon Caveを探索してみたり、Obelisc の秘宝をみつけたり、いろいろと調査・実験をしてみます。で、このシナリオでやれることは全部やり尽くしたかなぁと思ったところで、Sorceress の城を落とし、ゲームクリアとなりました。





 クリアー。
 戦い終わればノーサイド。この、事あるごとにみんなが集まってくるところが、このゲームの微笑ましいところですよね。おまえら実は、みんな友達同士だろ。

 クリア日数は、のんびりというか、いろいろと試しながらプレイしていたので56日。Base Score は144点なのですが、Difficulty がNormal なので6掛けの86点でした。Ranking はElf です。



 全体マップはこんな感じ。この地形が爪みたいだからClaw というタイトルなんですね。

 このシナリオはかなり簡単でしたね。敵同士が潰しあってくれたということもありましたけど、敵の行動がかなりアホだったことも大きかったです。敵の賢さは、Dumb、Average、Smart、Ingenious、そしてNone と5種類あり、今回は標準のAverage でした。None っていうのがよくわからないのですが、今回はさすがに敵がアホ過ぎたので、次からはもっと賢い設定にしてプレイしようと思います。



 そういえばTutorial やってなかったなー、と思い、今更ながらTutorial を読み込んでみたところ、実は今回プレイしたClaw とまったく同じマップでした。なーんだ。





 Tutorial だけあって、最初から多くの軍勢を率いていますね。ちなみに、マニュアルには、Tutorial をサンプルとして、どこをクリックすればどうなるのかから始まって、Creature の雇い方とか、フィールドの探索の仕方とか、具体的なゲームの進め方が11ページにも渡って詳細に記されています。すごいね。

 Tutorial の主人公は、「Shadow of Death」でも活躍したYog です。Yog が主人公である「Shadow of Death」収録のキャンペーン「Birth of a Barbarian」は、Wizard としての教育を受けながらBarbarian を志して魔術師学院を出奔するというストーリーだったのですが、実はこの時期に既に立派なBarbarian になっているんですね。



 左から順に、HoMM I、Shadow of Death 初期のWizard 時代、HoMM III、HoMM IV のYog です。Wizard のYog だけはなんか別人みたいな雰囲気ですけど、青い皮膚にドレッドヘア、ヘアバンドに鼻輪と、ヒッピーのような雰囲気は共通しています。HoMM I のYog は目がぱっちりしていて、かわいい感じですね。
 HoMM I には他にも、Yog と共闘したCrag Hack やGem、あるいは戦い合ったSandro など、以降のシリーズにも登場するHero が何人か存在しています。こういう人たちの存在は、シリーズ物の醍醐味のひとつですね。



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