ちょっと過ぎてしまいましたが、11月23日は勤労感謝の日。そこで、アドベンチャーと育成をミックスしたような感じの仕事をテーマにしたゲーム「はたらく★少女 てきぱきワーキン♥ラブ」(NECホームエレクトロニクス)をプレイしました。

未来の省庁である「その他省」。そこに持ち込まれる、割としょうもない依頼をてきぱきとこなしていき、なるべく多くのボーナスをゲットするというのがゲームの目的となっています。
本作は竹本泉の漫画「てきぱきワーキン♥ラブ」のゲーム版。ゲームの方の製作にも竹本泉ががっつり絡んでいまして、原作・脚本・絵コンテとしてクレジットされています。
漫画版はゲームに先行して発表されていましたが、それはゲームの開発が遅れたためで、企画としては同時進行していたメディアミックス作品となっています。
なお、今までPCエンジンのCD-ROMのゲームはMagic Engine でプレイしていたのですが、本作はMagic Engine ではうまく動かなかったので、少し前に購入していたPolymega でプレイしています。
Polymega はPCエンジンのCD-ROM2をはじめ、プレステ、セガサターン、Mega-CD といったディスク系のゲーム機にも対応した互換機です。
ちゃんと動くソフトについてはPC上で動くMagic Engine の方がいろいろと使いやすいのですが、いかんせん前に調べたときには完動率が70%くらいでした。Magic Engine ではまともにプレイできないソフトもそれなりにあるため、そういったソフトは、Polymega でプレイしていきたいと思います。もっとも本作でも、音と映像が合わない箇所があったんですけどね(プレイに大きな支障はありませんでしたが)。
また、polymega を購入したので、プレステやサターンのゲームも、そのうちに遊び始める予定です。
その他省で依頼可決に奮闘するのは3人の部下です。

一応主人公格なのが、この画像の中央にいるオルリン・ヒカル・モスデューク、15歳。
能天気で大雑把な性格。
パートナーは猫の“じーく菜”です。

パープキン・ナオミ・コシガヤ。17歳。
IQ はかなり高いけど、直情径行なため、あまり役に立っていないとか。
ポニテいいよねポニテ。
パートナーは犬のヘルシンキです。目つきが悪いです。

クリャリャ・エダルト・ンゴロ。16歳。
物静かで本を読むのが好きな男の子。まじめで融通が利きません。
こんな顔していますが、男の子です。本作のタイトルは「はたらく★少女 てきぱきワーキン♥ラブ」ですが、男の子です。
パートナーは猿のセバスチャンです。うっきーです。

パートナーは普通のペットに見えて、実は内蔵カメラが仕込まれていて、仕事の様子を送ってくれます。サイボーグ的な感じ? ただし、静止画しか送ることができません。
パートナーが送ってくるのが静止画という設定は、23世紀にしてはローテクな気もしますが、ゲーム中でアニメーションさせなくてもいいようにするための設定ですかね。仕事中以外の場面では、口パクとか表情が変わるとか、背景がパンするとか、多少のアニメーションはあるんですけどね。

主任のアメリゴ・トフ・ダブリン。
プレイヤーの直属の上司で、こちらにホイホイ仕事を振ってきます。

秘書のアルラ・ナーナ・ラクチ。仕事について、なにくれと世話を焼いてくれます。
登場人物の中では、おそらく一番まともな人です。少なくとも、本作で描かれている範囲内では。
プレイヤーには名前も姿もありませんが、主任とヒカル、ナオミ、エダルトに挟まれる中間管理職となり、3人を鍛えながら依頼をこなしていくことになります。

3人の初期ステータスはこんな感じ。それぞれ凸凹があるので、依頼があった際には、内容に応じて得意そうな人に割り振る必要があります。

ステータスが大雑把にしか表示されない魔導物語方式かと思いきや、各キャラを選択すると具体的な数字を見ることができます。
これ、別に3人同時に数字を見せてくれてもいいと思うんですけどね。それか、いっそのこと具体的な数字は完全に隠して、あいまいな表記だけにしちゃうとか。ちょっと中半端な気がします。
ゲーム期間は1年間(52週間)。1ターンは1週間で、依頼の無い週は、3人に仕事を与えてステータスを上げることになります。

仕事の無い週の行動はこんな感じ。
それぞれ、対応するスタータスがアップしたり、ダウンしたりします。



仕事をしている様子はアニメーションで表現されます。
1ターンに何回か仕事を繰り返し、成功したり、失敗したりします。成功数が多ければそれだけステータスがアップし、失敗が多ければステータスがダウンしてしまいます。

仕事がうまくいったときにはそれなりにステータスがアップしますが……。

上手くいかないとあまりアップしません。というか、マイナスの方が大きくなってしまうこともあります。
平均すれば徐々にステータスはアップしていくと思うのですが、失敗率もまあまあ高いので、なかなか思ったようには育ってくれません。まあ、一般的な育てゲーのように、攻略の為にステータスを上げまくる必要もないとは思うんですけどね。
そんな感じで日々の仕事をこなしていると、主任から仕事の依頼が降ってくることがあります。
それなりに大変な依頼もあるのですが、モーニングコールをしてほしいとか、ジグソーパズルを完成させてほしいとか、割としょうもない依頼も多いです。

依頼に対して、誰を担当させるのかを選択します。

一応、各人のステータスを確認できるのですが……。
色が変わっているところが、依頼をこなすのに必要なパラメータですかね。この辺り、マニュアルには書かれていないんですよね。赤文字と青文字の違いは何なんだろう? キャラによって色が付いている能力値が異なっているのは、体力を使ってこなしたり、頭を使ってこなしたり、その依頼に対するアプローチがキャラに異なっているという表現かもしれません。


上手く依頼をこなすと、ボーナスをもらうことができます。
単位はポンドです。イギリスです。

と、思いきや、劇中に出てきた地図によると、その他省は太平洋の真ん中にあるっぽいです。位置的に、ハワイですかね?
23世紀なので、今の国とはまた違っているのかもしれません。


依頼を失敗すると、ステータスに変化はありませんが、ボーナスもなしです。
このボーナスは、どうやら担当者個人にそのまま渡されるっぽいです。一応公務員のはずなんですけど、そういうシステムで大丈夫はどうなんでしょうかね?


依頼をこなしていくと、大きな依頼が舞い込むこともあります。

依頼に誰を送り込むといったところから始まり(担当キャラが決まっているエピソードもありますけど)、依頼中の行動は逐一プレイヤーが指示する、アドベンチャーパートに移行します。
このアドベンチャーパートは、フルボイスで進行します。


依頼に成功すれば、通常の依頼よりもはるかに多いボーナスをもらうことができます。まあ、実は2000ポンドはボーナスの最高額ではなく、もっとうまいことやれば、もっとたくさん貰えるはずですけどね。
この大きな依頼は全部で3話あり、出てくる順番はプレイするごとにランダムのようです。
52週目に最後の3話目が出てきて、それが終了するとエンディングです。

ゲーム中にゲットしたボーナスの額によって、エンディングが変わります。
これは多分、かなり金額が低かった時のものであろう、部屋飲みエンド。ボーナスが多ければ、もっとパーッと金を使ったエンディングになる、はずです。

とりあえず2周しました。
見られたのは、部屋飲みエンドと、温泉旅行エンド。温泉旅行へ行ったとき、エダルトが普通に混浴してるのが気になりました。

育成パートは結構面倒くさいというか、運の要素が強くてなかなか思ったような育成をすることができません。長所を伸ばすのが良いのか、短所を補うのが良いのかも、わかりにくいですしね。研究すれば、キャラごとに効率的なステータスの伸ばし方とかありそうな気はします。
それに付随して、ここまでプレイした感じでは、依頼の成功率が結構低いんですよね。ざっくりとですが、半分以上は失敗している気がします。
ステータスが足りていないのか、それとも人選が悪かったのか。(例外はありますが)仕事は大体それが得意そうな1人に任せることになるので、ステータスはやっぱり長所を伸ばしていく方が良いんですかね? あと、ステータスの文字色が変わっている意味も知りたいところです。
また、育成ゲームみたいにキャラごとの個別エンドがあるわけでもないので、育て甲斐が無いという部分もあります。本作における育成パートの割合はそれなりに高いのに、キャラを育成する楽しみという部分は、ちょっと欠けているかもしれません。

それから、全体的にテンポがあまり良くないです。1周するのに大体2時間弱くらいかかります。
本当はもっと何周もしたかったのですが、2周しかしていないのはそれが原因です。
育成パートでは(早送りはできますが)仕事しているアニメーションを全部見なければなりませんし、ステータス変化画面もスキップできません。やることがあまり変わり映えしない上に、仕事の失敗もまあまあ多いので、見ているだけでもそれなりにストレスになってしまいます。
アドベンチャーパートも、フルボイスでしゃべるのはいいのですが、セリフをスキップすることができないので、再プレイするときにはちょっとダレます。

1回クリアすると、おまけモードが出てきて、大きな依頼のエピソードを個別にプレイすることができます。ただし、おまけでクリアしても、その話のエンディングまでは見ることができません(エンディングコレクションは、実際に本編でクリアしたエンディングしか見られません)。
なるべくエンディングコレクションを埋めたいなぁとは思いつつ、前述したテンポの悪さのせいで、繰り返しプレイはちとつらいです。マニュアルにはエンディングを全部見るとおまけがあると書かれているのですが、1話1話はそれほど長くないとはいえ、分岐もまあまあ多いので、全てのエンディングを見るのは結構な手間ですね。
話はいつもの竹本泉的なものなので、竹本泉ファンならそれなりに楽しめるかと思います。ただ、まともにストーリーが付いているのはアドベンチャーパートの3話だけなので、お話のボリュームはそんなにありません。
初見でクリアするのは難しいでしょうし、仕事に挑むキャラが変わればまたストーリーも変わりますので、その意味では何度もプレイ可能なのですが、ゲーム自体のテンポが悪く、繰り返しプレイするのがきついのが残念です。
本作にはPC-FX版もあるのですが、wikipedia によればそちらは育成パートを削って、アドベンチャーゲームとして再構成されているそうで、多分、そちらの方が遊びやすいんじゃないかと思います。
あ、そういえば、タイトルは「はたらく★少女 てきぱきワーキン♥ラブ」だけど、ラブ要素は特にありませんでした。エダルトが男っぽさをほとんど発揮しなかったからかなぁ。


ものがたり
時に2216年
と、いうわけで、未来でSFで
おまけにPCエンジンのゲームだったりします♥
この時代、どこの役所の管轄にも属さない仕事ばかりを引き受けるための省ができていました。
「その他省」がそれです。
簡単に言うと、すぐやる課の巨大版。
でも独立採算性をとっているために、
仕事の依頼は有料です。
でも、お役所なので、わりとくだらない仕事でも引き受けてくれます。便利ですね。
――で、
このその他省を舞台にしたお話です。
うじゃうじゃ♥
「はたらく★少女 てきぱきワーキン♥ラブ」取扱説明書より
未来の省庁である「その他省」。そこに持ち込まれる、割としょうもない依頼をてきぱきとこなしていき、なるべく多くのボーナスをゲットするというのがゲームの目的となっています。
本作は竹本泉の漫画「てきぱきワーキン♥ラブ」のゲーム版。ゲームの方の製作にも竹本泉ががっつり絡んでいまして、原作・脚本・絵コンテとしてクレジットされています。
漫画版はゲームに先行して発表されていましたが、それはゲームの開発が遅れたためで、企画としては同時進行していたメディアミックス作品となっています。
なお、今までPCエンジンのCD-ROMのゲームはMagic Engine でプレイしていたのですが、本作はMagic Engine ではうまく動かなかったので、少し前に購入していたPolymega でプレイしています。
Polymega はPCエンジンのCD-ROM2をはじめ、プレステ、セガサターン、Mega-CD といったディスク系のゲーム機にも対応した互換機です。
ちゃんと動くソフトについてはPC上で動くMagic Engine の方がいろいろと使いやすいのですが、いかんせん前に調べたときには完動率が70%くらいでした。Magic Engine ではまともにプレイできないソフトもそれなりにあるため、そういったソフトは、Polymega でプレイしていきたいと思います。もっとも本作でも、音と映像が合わない箇所があったんですけどね(プレイに大きな支障はありませんでしたが)。
また、polymega を購入したので、プレステやサターンのゲームも、そのうちに遊び始める予定です。
その他省で依頼可決に奮闘するのは3人の部下です。

一応主人公格なのが、この画像の中央にいるオルリン・ヒカル・モスデューク、15歳。
能天気で大雑把な性格。
パートナーは猫の“じーく菜”です。

パープキン・ナオミ・コシガヤ。17歳。
IQ はかなり高いけど、直情径行なため、あまり役に立っていないとか。
ポニテいいよねポニテ。
パートナーは犬のヘルシンキです。目つきが悪いです。

クリャリャ・エダルト・ンゴロ。16歳。
物静かで本を読むのが好きな男の子。まじめで融通が利きません。
こんな顔していますが、男の子です。本作のタイトルは「はたらく★少女 てきぱきワーキン♥ラブ」ですが、男の子です。
パートナーは猿のセバスチャンです。うっきーです。

パートナーは普通のペットに見えて、実は内蔵カメラが仕込まれていて、仕事の様子を送ってくれます。サイボーグ的な感じ? ただし、静止画しか送ることができません。
パートナーが送ってくるのが静止画という設定は、23世紀にしてはローテクな気もしますが、ゲーム中でアニメーションさせなくてもいいようにするための設定ですかね。仕事中以外の場面では、口パクとか表情が変わるとか、背景がパンするとか、多少のアニメーションはあるんですけどね。

主任のアメリゴ・トフ・ダブリン。
プレイヤーの直属の上司で、こちらにホイホイ仕事を振ってきます。

秘書のアルラ・ナーナ・ラクチ。仕事について、なにくれと世話を焼いてくれます。
登場人物の中では、おそらく一番まともな人です。少なくとも、本作で描かれている範囲内では。
プレイヤーには名前も姿もありませんが、主任とヒカル、ナオミ、エダルトに挟まれる中間管理職となり、3人を鍛えながら依頼をこなしていくことになります。

3人の初期ステータスはこんな感じ。それぞれ凸凹があるので、依頼があった際には、内容に応じて得意そうな人に割り振る必要があります。

ステータスが大雑把にしか表示されない魔導物語方式かと思いきや、各キャラを選択すると具体的な数字を見ることができます。
これ、別に3人同時に数字を見せてくれてもいいと思うんですけどね。それか、いっそのこと具体的な数字は完全に隠して、あいまいな表記だけにしちゃうとか。ちょっと中半端な気がします。
ゲーム期間は1年間(52週間)。1ターンは1週間で、依頼の無い週は、3人に仕事を与えてステータスを上げることになります。

仕事の無い週の行動はこんな感じ。
それぞれ、対応するスタータスがアップしたり、ダウンしたりします。



仕事をしている様子はアニメーションで表現されます。
1ターンに何回か仕事を繰り返し、成功したり、失敗したりします。成功数が多ければそれだけステータスがアップし、失敗が多ければステータスがダウンしてしまいます。

仕事がうまくいったときにはそれなりにステータスがアップしますが……。

上手くいかないとあまりアップしません。というか、マイナスの方が大きくなってしまうこともあります。
平均すれば徐々にステータスはアップしていくと思うのですが、失敗率もまあまあ高いので、なかなか思ったようには育ってくれません。まあ、一般的な育てゲーのように、攻略の為にステータスを上げまくる必要もないとは思うんですけどね。
そんな感じで日々の仕事をこなしていると、主任から仕事の依頼が降ってくることがあります。
それなりに大変な依頼もあるのですが、モーニングコールをしてほしいとか、ジグソーパズルを完成させてほしいとか、割としょうもない依頼も多いです。

依頼に対して、誰を担当させるのかを選択します。

一応、各人のステータスを確認できるのですが……。
色が変わっているところが、依頼をこなすのに必要なパラメータですかね。この辺り、マニュアルには書かれていないんですよね。赤文字と青文字の違いは何なんだろう? キャラによって色が付いている能力値が異なっているのは、体力を使ってこなしたり、頭を使ってこなしたり、その依頼に対するアプローチがキャラに異なっているという表現かもしれません。


上手く依頼をこなすと、ボーナスをもらうことができます。
単位はポンドです。イギリスです。

と、思いきや、劇中に出てきた地図によると、その他省は太平洋の真ん中にあるっぽいです。位置的に、ハワイですかね?
23世紀なので、今の国とはまた違っているのかもしれません。


依頼を失敗すると、ステータスに変化はありませんが、ボーナスもなしです。
このボーナスは、どうやら担当者個人にそのまま渡されるっぽいです。一応公務員のはずなんですけど、そういうシステムで大丈夫はどうなんでしょうかね?


依頼をこなしていくと、大きな依頼が舞い込むこともあります。

依頼に誰を送り込むといったところから始まり(担当キャラが決まっているエピソードもありますけど)、依頼中の行動は逐一プレイヤーが指示する、アドベンチャーパートに移行します。
このアドベンチャーパートは、フルボイスで進行します。


依頼に成功すれば、通常の依頼よりもはるかに多いボーナスをもらうことができます。まあ、実は2000ポンドはボーナスの最高額ではなく、もっとうまいことやれば、もっとたくさん貰えるはずですけどね。
この大きな依頼は全部で3話あり、出てくる順番はプレイするごとにランダムのようです。
52週目に最後の3話目が出てきて、それが終了するとエンディングです。

ゲーム中にゲットしたボーナスの額によって、エンディングが変わります。
これは多分、かなり金額が低かった時のものであろう、部屋飲みエンド。ボーナスが多ければ、もっとパーッと金を使ったエンディングになる、はずです。

とりあえず2周しました。
見られたのは、部屋飲みエンドと、温泉旅行エンド。温泉旅行へ行ったとき、エダルトが普通に混浴してるのが気になりました。

育成パートは結構面倒くさいというか、運の要素が強くてなかなか思ったような育成をすることができません。長所を伸ばすのが良いのか、短所を補うのが良いのかも、わかりにくいですしね。研究すれば、キャラごとに効率的なステータスの伸ばし方とかありそうな気はします。
それに付随して、ここまでプレイした感じでは、依頼の成功率が結構低いんですよね。ざっくりとですが、半分以上は失敗している気がします。
ステータスが足りていないのか、それとも人選が悪かったのか。(例外はありますが)仕事は大体それが得意そうな1人に任せることになるので、ステータスはやっぱり長所を伸ばしていく方が良いんですかね? あと、ステータスの文字色が変わっている意味も知りたいところです。
また、育成ゲームみたいにキャラごとの個別エンドがあるわけでもないので、育て甲斐が無いという部分もあります。本作における育成パートの割合はそれなりに高いのに、キャラを育成する楽しみという部分は、ちょっと欠けているかもしれません。

それから、全体的にテンポがあまり良くないです。1周するのに大体2時間弱くらいかかります。
本当はもっと何周もしたかったのですが、2周しかしていないのはそれが原因です。
育成パートでは(早送りはできますが)仕事しているアニメーションを全部見なければなりませんし、ステータス変化画面もスキップできません。やることがあまり変わり映えしない上に、仕事の失敗もまあまあ多いので、見ているだけでもそれなりにストレスになってしまいます。
アドベンチャーパートも、フルボイスでしゃべるのはいいのですが、セリフをスキップすることができないので、再プレイするときにはちょっとダレます。

1回クリアすると、おまけモードが出てきて、大きな依頼のエピソードを個別にプレイすることができます。ただし、おまけでクリアしても、その話のエンディングまでは見ることができません(エンディングコレクションは、実際に本編でクリアしたエンディングしか見られません)。
なるべくエンディングコレクションを埋めたいなぁとは思いつつ、前述したテンポの悪さのせいで、繰り返しプレイはちとつらいです。マニュアルにはエンディングを全部見るとおまけがあると書かれているのですが、1話1話はそれほど長くないとはいえ、分岐もまあまあ多いので、全てのエンディングを見るのは結構な手間ですね。
話はいつもの竹本泉的なものなので、竹本泉ファンならそれなりに楽しめるかと思います。ただ、まともにストーリーが付いているのはアドベンチャーパートの3話だけなので、お話のボリュームはそんなにありません。
初見でクリアするのは難しいでしょうし、仕事に挑むキャラが変わればまたストーリーも変わりますので、その意味では何度もプレイ可能なのですが、ゲーム自体のテンポが悪く、繰り返しプレイするのがきついのが残念です。
本作にはPC-FX版もあるのですが、wikipedia によればそちらは育成パートを削って、アドベンチャーゲームとして再構成されているそうで、多分、そちらの方が遊びやすいんじゃないかと思います。
あ、そういえば、タイトルは「はたらく★少女 てきぱきワーキン♥ラブ」だけど、ラブ要素は特にありませんでした。エダルトが男っぽさをほとんど発揮しなかったからかなぁ。

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