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光と影の黙示録

2007年12月18日 01時28分12秒 | Heroes of Might and Magic II
 「Heroes of Might and Magic II」のアーチバルドキャンペーン・シナリオ11「光と影の黙示録」をプレイしました。



シナリオ11「光と影の黙示録」

 最後の決戦の時が来た。
 敵味方どちらも武装は完全に整っている。
 敵は君に対抗するために一致団結している。
 ローランドを捕らえれば君の勝利だ。
 だが戦いの中でアーチバルドを失うことがないように、くれぐれも注意しなければならない。

 ここ一週間ほど放置していましたが、いよいよアーチバルドとローランドの最終決戦です。
 最初に所持品として、税金先取権(黄金250ポイントを毎ターン失う)、石仮面(中立の軍勢を仲間にすることができなくなる)、フィズビンのメダル(兵士の士気が著しく下がる)の中から1つを選択。これ全部不利な影響のある秘宝です。なんでアーチバルドがこんなものを持っているのか不明ですけど、この中なら、フィズビンのメダルがまだマシですかねぇ。これならば、他のあんまり戦わない勇者に渡しちゃえば問題ないですし。

 ゲームスタート時に、アーチバルドからメッセージが届きます。
「将軍よ、素晴らしい贈物をしてくれたことを嬉しく思うぞ。兄ローランドを捕らえるにあたって、私も自ら出陣することにした。これまでの我々の勝利は、貴公の助言があったからこそだ。貴公の命令には全面的に従おう」
 と、いうわけで、今回はアーチバルド直々に出陣しています。しかも「命令には従う」とかしおらしいことまで言ってますし。
 アーチバルドはレベル6のウォーロック。率いるのはシナリオ10で集めた軍団です。確かにそれなりには強いけど、初期段階では「呪い」しか呪文を覚えていないってのはどうなんだろう……。城を巡ればすぐにいろいろ憶えられるから、実際にはそれほど問題ではないですけどね。
 他にも、4レベルのウォーロック、バーバリアン、ネクロマンサーの勇者がひとりずつ。さらに、ウォーロック、バーバリアン、ネクロマンサーの城が1つずつ。それぞれマップの南部に配置されています。城はボーンドラゴン、サイクロプス、グリーンドラゴンを生産できるくらいに整備されていますので、序盤から飛ばしていけそうです。最も、トップギアに入れるには資源がちょっと少なめですが。

 最初の関門は、バーバリアンとネクロマンサーの城の近くにいる2人の敵勇者。一人はユニコーン5体と大ドルイド僧6体、もう一人はレンジャー10体とチャンピオン5体。どちらも初期段階ではちょっと厄介です。こちらの勇者はアーチバルド以外はほぼ丸腰なので、まずは城で軍備を整えて、この2人を蹴散らします。

 さて、いかんせんマップが広いので、どこから手をつければいいのかちょっと迷います。こちらの城はマップの南部に並んでいて、森を縫って北へ伸びている道が2本。さらに西には沼地が広がっています。
 アーチバルドはシナリオ10でかき集めた大軍団を率いていますので、敵の軍勢が揃いだす前に、このアドバンテージを活かすことにします。適当に道を選んで、アーチバルドが北上。当面の資金はバーバリアンの軍勢に回して、西の沼地の探索に向わせます。

 普段はあんまりやらないのですが、なにぶん情報不足なので、3つの城にそれぞれ盗賊ギルドを建てて、各軍勢の情報を収集してみました。その結果がこちら。



 我が赤軍団の最強勇者はアーチバルド。一方の青軍の最強勇者はローランド。この二人を比べると、圧倒的にローランドの方が強いのですが……。アーチバルド、大丈夫か?
 他にも緑、黄色、オレンジと全部で5つの軍勢があるんですけど、これみんなローランドの仲間なのかなぁ……。かなり先は長そうです。

 北上したアーチバルドは緑のウィザードの城を発見。早速落とします。ただし、こちらは単身で乗り込んできていますので、城を守るとかではなく、しばらくは遭遇した敵を片っ端からなぎ倒すという、戦術とも言えない戦術を取ります。
 しかしこの辺り、やたら城が多いです。ウィザードの城があったと思ったら、東には黄色のナイトの城。さらにその奥にも幾つか城があるみたいで、勇者の数を増やして軍備も増強しないと、アーチバルド一人ではとても支えきれなさそうです。

 で、ちょっと状況描写をすっ飛ばします。結局マップ中央部には、緑のウィザードの城が3つ、東部に黄色のナイトの城が3つ、西部にはオレンジのソーサレスの城が3つありました。とにかく城の数が多いので、またまた城を取ったり取られたりのいたちごっこになってしまったのですが、とにかくブラックドラゴン22体を擁するアーチバルドの軍勢の強さが圧倒的で、結局、軍勢の補充もしないまま、ほぼ一人で9つの城を落としてしまいました。敵の攻撃がパワーリッチに集中したために、ブラックドラゴンがフリーになることが多かったのが効きました。他の勇者は城の守りとか資源の回収とか、そのくらいしかすることがありませんでしたね。

 で、残る問題はローランドです。緑、黄、オレンジとの抗争中に現れなかったのは助かりましたが、ローランドを倒さねばアーチバルドの天下は訪れません。
 各地に派遣した探索部隊の一人がウィザードの城の北にある細い道を進んでいくと、道中には「入るな!」「すぐ引き返せ!」「全ての望みを捨てよ!」「よく来たな。ここがお前の死に場所だ!」と、とてもローランドが書いたとは思えないような看板が続々と立っています。そんな看板を横目にしつつ、立ちふさがるタイタンを蹴散らして奥地にあったテレポーターをくぐると、そこには探し求めたローランドの本拠地がそそり立っていたのでありました。
 ローランドは城から動かない設定のようなので、後はアーチバルドとローランドとのタイマン勝負。アーチバルドに軍勢を終結させて最強軍団を作り、ローランドの城に乗り込みます。
 最強部隊ということで、ブラックドラゴン、タイタン、フェニックス、クルセイダー、ボーンドラゴンと、各クラス最強ユニットを揃えて、もうクリアしたかのような気分に。しかし、ここであまり深く考えずに手抜きをしてしまったのが失敗でした。その気になればもっと集めることができたのに、手近にいた勇者が所有している軍勢だけからしかユニットを集めなかったので、タイタンやボーンドラゴン、フェニックスの数をあまり揃えられなかったのでですが、ユニットの能力が強いからついついそのまま攻撃を仕掛けてしまったのです。



 ローランドの軍はタイタン、アーチメイジ、ロック鳥、スチールゴーレム、イノシシという、ユニット自体は一般的なウィザードの陣容ながら、数はそれなりに揃っています。まずフェニックスが速攻で潰され、タイタンもボーンドラゴンも、あんまり働くことなく壊滅してしまいました。ブラックドラゴンが単身でがんばるものの、潰したはずの敵のアーチメイジをガンガン「リザレクール」の呪文で復活されて、徐々に押されていきます。そして遂に、アーチバルドはローランドの前に敢え無く敗れ去ったのでありました。

 かくて、正義のローランド王の手によって、アイアンフィストは繁栄の時代を迎えたのだった。
 めでたし、めでたし。



 あー、惜しかったー。中盤の戦いでアーチバルドが無敵すぎたので、最後は何も考えていませんでした。アホだー。
 しかし、要はローランド軍を倒せるだけの軍勢を集めてくればいいわけで、次こそは必ず勝利をもぎ取れるでしょう。まずフェニックスとボーンドラゴンをリストラ。代わりにサイクロプスとパワーリッチ辺りを入れましょうかね。ブラックドラゴンを敢えて2部隊に分けるというのもアリかも(無いか)。

 ともかく、ようやくキャンペーンの終わりが見えてきました。ここまで挫折せずにがんばってきて良かったー。



 マップがデカいので、画像を貼り合わせるのも大変ですよ。




今回の教訓

・情報こそ命。
・フェニックスは貧弱。
・タイタンは敵に回すと厄介だけど、味方のときはあんまり強くないような。
・市場も有効活用しよう。
・ユニットの位置もしっかり考えよう(今回、アーチバルド軍にいた100体くらいのグリフォンは、そのほとんどがブラックドラゴンの攻撃に巻き込まれて死にました。あれ、防げたよなぁ……)。


つづく



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