先日購入したウルトラQのDVD1巻のうち、
第1話「ゴメスを倒せ!」を視聴。
ウルトラQは子供の頃再放送をやっていたのですが、
これっぽっちも憶えていないので、基本的には初見です。
ストーリーの作り方はウルトラマンよりも怪獣映画に近い感じ。
ゴメスが「眉ゴジラ」ってのもあると思いますが。
何よりも良かったのは、洞窟内を追いかけてくるゴメスの存在感。
身長10メートルとウルトラマン系の怪獣と比較して小柄なゴメスですが、
暗く狭い洞窟を舞台としていただけに、充分な迫力を感じさせました。
外に出てからのゴメスは、かなりしょぼかったんですけれどもね。
一方、ツッコミどころが多いのがリトラ。
リトラの「卵」にしか見えないのになぜか「さなぎ」とか言ってるし、
せいぜい1m50cm程度でしかない卵から生まれたリトラの体長が5mもあるし。
「溶解液」と称されているシトロネラ酸を浴びたゴメスも、
まったく溶ける様子も無く苦しむだけ苦しんで昏倒。
わたしゃてっきり脳にダメージを与える光線かと。
ただ、所々本物の鳥を使っていると思われるカットがあって、
鳥類が苦手な私としては、ゴメスよりもむしろリトラの方が怖かったです。
工事のおっちゃんも人間的でいい感じ。
これが90分の映画だったら2,3人喰われているところですが、
みんな無事で良かったです。
そして、唐突に終わるラスト。
一応一件落着なのに、妙に不安感を煽られます。
ところで洞窟に入る前に、万城目は原子銃(電子銃?)とガンマ光線銃を
持っているから大丈夫、とか言っていましたが、何で撃たなかったの?
そもそも何でそんなもん持ってるのか、ってのもありますが(ハッタリ?)。
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