8月9日は野球の日。と、いうわけで、ファミコンの野球ゲーム「究極ハリキリスタジアム」(タイトー)をプレイしました。

ファミコンの野球ゲームといえば、何と言ってもナムコの「ファミスタ」シリーズが大正義でした。ファミスタの牙城を崩すべく、他メーカーからも多くの野球ゲームが発売されましたが、本当の意味でファミスタを超えた野球ゲームは、ファミコン時代には登場しなかったと言えるでしょう。
そんな中でも、この「究極ハリキリスタジアム」と、コナミの「がんばれペナントレース」の2作品は、なかなか頑張っていた方だったのではないかと思います。

ゲームモードはシンプルに、対COM戦、対2P戦、そしてホームランレースの3種類です。

まずはオーソドックスに対COM戦。
実在の球団をモチーフにした12球団と、当時のアイドルをモデルとした選手で構成されているアイドールを含めた13球団を選ぶことができます。
せっかくなので、アイドールでプレイしてみましょう。

最近の若い人たちにとっては、元ネタになっているアイドルの名前はどこまでわかるもんなんですかね。
あと気になったのは、プロ野球選手の名前はみんな本名をもじって変えてあるのに、アイドールは4文字じゃ収まらない人やニックネームの人以外は、そのまんまの名前が使用されていることです。このゲームに登場するのはあくまでも野球選手であって、アイドルとは別人だから問題ないとか、そんな感じなんですかね?
ちなみに、対戦相手はランダムで決定されます。なんか、強そうなチームと当たっちゃったなぁ。

実況と解説はこの二人。
あんまり大したことは言いません。

アイドールはみんな高打率で、ほとんどの選手が3割を超えています。
ただ、長打力は全体的に低め。ホームランが期待できるのは24本の“あきな”と、33本の“まとんな”くらいでしょうか。

「究極ハリキリスタジアム」の特徴として、対COM 戦の守備のときは投手視点の画面になることです。この視点は「燃えろ!プロ野球」なんかでも採用されていましたが、攻守で画面が切り替わるのは珍しいですね。

ホームランが出ると、花火が上がります。

選手交代の際にもこの二人が何か言いますが、基本的に同じセリフしか喋りません。

負けたー。
序盤からボコボコ打たれてしまいました。ファミスタの感覚で、ゾーンギリギリの出し入れで勝負しようとしていたのですが、このゲームはコースよりも緩急を使って攻めないと、なかなか抑えられないようです。
途中から慣れてきて抑えられるようになってきたのですが、ピッチャーのスタミナが切れるのが結構早くて、終盤は押さえが利かなくなってしまいました。

試合後には、ポイントを割り振って選手を強化することができます。今回は負け試合なので、1ポイントのみ。まあ、このまま続ける予定はないので、一旦リセットします。

続いて、ホームランレースです。
球数は、5球単位で、5球~90球まで選ぶことができます。

ホームランレースに参加する選手を一人選択します。相手投手は勝手に選ばれます。

今回はまとろくを選択。
投手は本当に全く同じ球を同じコースにひたすら投げ込んできますので、打者もとにかくタイミングよくボタンを押していくだけで、ホームランを連発することができます。

結果、20本中15本。タイミングだけとはいえ、長く打っていると、どうしても打ちミスが出てきちゃうんですよねー。タイミングがゲシュタルト崩壊するみたいな感じになったりしてね。

そして、相変わらずテキトーなことを言う二人。
なお、ホームランレースと銘打っていますが、基本的には一人で打って、長嶋茂雄もどきの講評を聞いて、終わりです。


改めて、ぼくらのカープでプレイ。
対戦相手は、オリンピック休み明けにも対戦するタイガースです。

代打には引退しているはずの山本浩二っぽい人と、衣笠祥雄っぽい人がいます。
まあ、強くていいんだけど、なんかズルしているようで、あんまり無邪気に使用するのも気が引けるんですよねぇ……。



と、いうわけで、4回コールド。
序盤から打線が大爆発。こはやかの2本塁打が光りました。

ちなみに、勝利すると、その試合のポイントとなるプレーをリプレイで振り返ることができます。
今回は、3回に飛び出した“ままさき”のホームラン。まあ、逆方向への技ありの一打ではありましたが、7-1から10-1にする3ランで、場面としては特筆するほどのものでもなかったんですけどね。

投手がリプレイに選ばれることもあります。

一部の速球投手にはバットをへし折られることがあります。なんだそりゃー!
マニュアルには、ピッチャーが成長すると分裂魔球やファイヤーボールを投げられるようになるとか書いてあるので、そういった魔球の一種なんでしょうかね。

デッドボールの後、乱闘に発展することもあります。
この時はバッターがピッチャーを殴り倒し、ピッチャー交代となりました。なお、バッターの方はおとがめなしです。

ラッキーセブンには、よっぽらいがグラウンドに乱入してくることも。
魔球とか乱闘とか頑張っていろんな要素を詰め込んでいますが、ファミスタと比べると、やっぱり野球ゲームとしては完成度が低いなぁという感じは否めませんね。打撃フォームはちょっと不自然だし、守備のときの動きもぎこちないし、操作していて若干ストレスが溜まってきちゃうんですよね。
バランスとしては、全体的に足が遅めで、送球が早いので、あまり積極的に進塁することができません。フェンス直撃でも2塁打にならなかったり、ライトゴロも結構頻発します。足の遅い選手だと、ちょっとしたオーバランでも挟殺されがちです。
ただ、打つ方はまあまあなんとかなります。速球はそこまで速すぎないので、基本ストレート待ちでいれば、遅い球が来てもそれなりに対処することができます。ホームラン10本台の選手でもホームランは打てます。
とりあえず打てさえすれば、野球ゲームとしてはまあまあ楽しめるものなので、その辺りが救いでしょうか。
ファミスタとハリスタがあったときに、敢えてハリスタを選択する理由はそれほどありません。それでも、ハリスタはファミコンで5作、スーパーファミコンで2作、アーケードで1作と、まあまあ長くシリーズが続いています。本作以外にハリスタシリーズは所持していませんが、機会があれば入手して、どう進化していったのか確かめられればと思います。

ファミコンの野球ゲームといえば、何と言ってもナムコの「ファミスタ」シリーズが大正義でした。ファミスタの牙城を崩すべく、他メーカーからも多くの野球ゲームが発売されましたが、本当の意味でファミスタを超えた野球ゲームは、ファミコン時代には登場しなかったと言えるでしょう。
そんな中でも、この「究極ハリキリスタジアム」と、コナミの「がんばれペナントレース」の2作品は、なかなか頑張っていた方だったのではないかと思います。

ゲームモードはシンプルに、対COM戦、対2P戦、そしてホームランレースの3種類です。

まずはオーソドックスに対COM戦。
実在の球団をモチーフにした12球団と、当時のアイドルをモデルとした選手で構成されているアイドールを含めた13球団を選ぶことができます。
せっかくなので、アイドールでプレイしてみましょう。


最近の若い人たちにとっては、元ネタになっているアイドルの名前はどこまでわかるもんなんですかね。
あと気になったのは、プロ野球選手の名前はみんな本名をもじって変えてあるのに、アイドールは4文字じゃ収まらない人やニックネームの人以外は、そのまんまの名前が使用されていることです。このゲームに登場するのはあくまでも野球選手であって、アイドルとは別人だから問題ないとか、そんな感じなんですかね?
ちなみに、対戦相手はランダムで決定されます。なんか、強そうなチームと当たっちゃったなぁ。


実況と解説はこの二人。
あんまり大したことは言いません。



アイドールはみんな高打率で、ほとんどの選手が3割を超えています。
ただ、長打力は全体的に低め。ホームランが期待できるのは24本の“あきな”と、33本の“まとんな”くらいでしょうか。


「究極ハリキリスタジアム」の特徴として、対COM 戦の守備のときは投手視点の画面になることです。この視点は「燃えろ!プロ野球」なんかでも採用されていましたが、攻守で画面が切り替わるのは珍しいですね。


ホームランが出ると、花火が上がります。


選手交代の際にもこの二人が何か言いますが、基本的に同じセリフしか喋りません。

負けたー。
序盤からボコボコ打たれてしまいました。ファミスタの感覚で、ゾーンギリギリの出し入れで勝負しようとしていたのですが、このゲームはコースよりも緩急を使って攻めないと、なかなか抑えられないようです。
途中から慣れてきて抑えられるようになってきたのですが、ピッチャーのスタミナが切れるのが結構早くて、終盤は押さえが利かなくなってしまいました。

試合後には、ポイントを割り振って選手を強化することができます。今回は負け試合なので、1ポイントのみ。まあ、このまま続ける予定はないので、一旦リセットします。

続いて、ホームランレースです。
球数は、5球単位で、5球~90球まで選ぶことができます。

ホームランレースに参加する選手を一人選択します。相手投手は勝手に選ばれます。

今回はまとろくを選択。
投手は本当に全く同じ球を同じコースにひたすら投げ込んできますので、打者もとにかくタイミングよくボタンを押していくだけで、ホームランを連発することができます。

結果、20本中15本。タイミングだけとはいえ、長く打っていると、どうしても打ちミスが出てきちゃうんですよねー。タイミングがゲシュタルト崩壊するみたいな感じになったりしてね。


そして、相変わらずテキトーなことを言う二人。
なお、ホームランレースと銘打っていますが、基本的には一人で打って、長嶋茂雄もどきの講評を聞いて、終わりです。



改めて、ぼくらのカープでプレイ。
対戦相手は、オリンピック休み明けにも対戦するタイガースです。

代打には引退しているはずの山本浩二っぽい人と、衣笠祥雄っぽい人がいます。
まあ、強くていいんだけど、なんかズルしているようで、あんまり無邪気に使用するのも気が引けるんですよねぇ……。





と、いうわけで、4回コールド。
序盤から打線が大爆発。こはやかの2本塁打が光りました。

ちなみに、勝利すると、その試合のポイントとなるプレーをリプレイで振り返ることができます。
今回は、3回に飛び出した“ままさき”のホームラン。まあ、逆方向への技ありの一打ではありましたが、7-1から10-1にする3ランで、場面としては特筆するほどのものでもなかったんですけどね。

投手がリプレイに選ばれることもあります。

一部の速球投手にはバットをへし折られることがあります。なんだそりゃー!
マニュアルには、ピッチャーが成長すると分裂魔球やファイヤーボールを投げられるようになるとか書いてあるので、そういった魔球の一種なんでしょうかね。


デッドボールの後、乱闘に発展することもあります。
この時はバッターがピッチャーを殴り倒し、ピッチャー交代となりました。なお、バッターの方はおとがめなしです。


ラッキーセブンには、よっぽらいがグラウンドに乱入してくることも。
魔球とか乱闘とか頑張っていろんな要素を詰め込んでいますが、ファミスタと比べると、やっぱり野球ゲームとしては完成度が低いなぁという感じは否めませんね。打撃フォームはちょっと不自然だし、守備のときの動きもぎこちないし、操作していて若干ストレスが溜まってきちゃうんですよね。
バランスとしては、全体的に足が遅めで、送球が早いので、あまり積極的に進塁することができません。フェンス直撃でも2塁打にならなかったり、ライトゴロも結構頻発します。足の遅い選手だと、ちょっとしたオーバランでも挟殺されがちです。
ただ、打つ方はまあまあなんとかなります。速球はそこまで速すぎないので、基本ストレート待ちでいれば、遅い球が来てもそれなりに対処することができます。ホームラン10本台の選手でもホームランは打てます。
とりあえず打てさえすれば、野球ゲームとしてはまあまあ楽しめるものなので、その辺りが救いでしょうか。
ファミスタとハリスタがあったときに、敢えてハリスタを選択する理由はそれほどありません。それでも、ハリスタはファミコンで5作、スーパーファミコンで2作、アーケードで1作と、まあまあ長くシリーズが続いています。本作以外にハリスタシリーズは所持していませんが、機会があれば入手して、どう進化していったのか確かめられればと思います。
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