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4番の一振り、豪砲栗原逆転弾

2009年04月04日 22時45分38秒 | 広島東洋カープ
 開幕2戦目。カープは点を取るのに苦労していましたが、一発攻勢での逆転勝ち。栗原が逆転本塁打で4番の仕事を果たせば、前田健太はピンチでも冷静に粘りのピッチング。あー、気分いいわぁ。

チーム 123456789
カープ
0
0
0
0
0
1
0
4
0
5
ジャイアンツ
0
2
0
0
0
0
0
0
0
2




 まずはなんと言っても、栗原の逆転3ランですね。1点を追う8回表に、2死無走者から2四死球で作ったチャンスで、レフトスタンドに豪快な一発。これぞ4番の仕事です。
 去年の栗原、それに一昨年の新井もそうだったのですが、確実性を増したバッティングで打点は稼ぐものの、試合の流れを変える一発を放つというケースはほとんどありませんでした。もちろん確実に打点を稼ぐということも重要ではあるのですが、今日のようになかなか点を取ることができないという流れの中で、相手のエースなり、抑えの切り札なりを打ち砕くというのも、4番の仕事だと思います。特に今年のカープは打線の破壊力に少し物足りない面がありますので、最も長打を期待できる打者である栗原には、多少リスキーでも狙うべきシーンでは試合の流れを変える一発を狙って欲しいと思います。

 ただ、打線全体では僅かに5安打。そのうち3本がホームランで、ついでに四死球でランナーを溜めさせてもらったのが大きかったのですが、さすがにこれではキツいですね。まあ、まだじたばたする時期でもありませんし、しばらくは様子を見ながら、ワンチャンスを必死でモノにするという戦い方が続くでしょうね。
 そんな中でも気になるのが、3番に入りながら昨日今日と無安打だった梵。足もあり、ある程度のパンチ力もあり、3番を任せるのに充分なポテンシャルを持っている人ではあるんですけどね。ブラウン監督が、結果の出ていない梵にこだわるのもわかります。栗原、シーボルが良いだけに、3番が機能すれば打線が楽になります。早いところ一本打って、調子を上げていってもらいたいものです。

 先発の前田健太は7回95級を投げて、8安打2本塁打2奪三振無四球で2失点。ホームランは浴びましたが、内野ゴロの山を築き、安定した投球でした。
 ハイライトは7回裏。1死1、2塁のピンチでセカンドランナーの阿部を牽制で刺し、さらに2死1、3塁のピンチもサードゴロで無失点。このタフな場面を乗り切ったことが、直後の逆転激につながりました。しかし去年からそうですが、やっぱり勝ち運のある投手ですね。

 中継ぎ陣はちょっとバタつきましたね。8回はシュルツがランナーを出し、梅津がタイムリーを打たれ、横山が傷口を広げながらもなんとか抑えるという危なっかしい展開。
 9回を締めた永川も、フォークを見られてカウントを悪くするケースが多く、まだ万全というわけではなさそうです。フォークでカウントを整えられれば完璧なんですけどね。それでも良くないなりに抑えられていますし、投げていく内に調子も上がってくると思いますけどね。
 結局、シュルツ、横山、永川の3人は連投になってしまいました。8回は3点差があったのですから、頭から梅津とか、あるいはドーマンか林を使っても良かったと思います。開幕直後で疲労などの心配が少ないとはいえ、今年は強力な中継ぎ陣で勝負していこうというわけですから、もう少し余裕のある継投をしてもらいたかったです。

 ともあれ開幕2連勝。試合内容の良し悪しはともかく、勝ってくれるというのが何よりです。
 明日の先発は篠田でしょうか。篠田もまたオープン戦ではあまり結果が良くなかったのでちと不安ですが、今の勢いならなんとなくスイスイと勝っちゃいそうな気もします。まあ、中途半端に逃げたりせずに、精一杯力を尽くして投げてくれればと思います。


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