春から初夏にかけて次々に登場してきた花たちも盛りを過ぎて、周囲は若葉から新緑へと色濃い
緑色が支配的になってきました。そんな中で小さな野の花も頑張っていました。
ところで、そんな可憐な花を愛でてばかりいられない気持ちにさせられるのが、この頃の 政治
情勢です。アベさんは日本をどこへ連れて行こうとしているんでしょうか。集団的自衛権の行使
を認めるということは、アベさんがどれほどうまく言いくるめようとしても、 日本が他国の戦争
に参加していく道をつけてしまうことに他ならないんですね。"限定的に"といっても、それは主観
的なもので、どこが限度かわからないでしょう。とにかく"自衛権"を拡大解釈して、"限定的に"と
いいながら集団的自衛権自衛権を行使できるようにしてしまえば、その先は、なし崩し的に憲法を変
えていけるとアベさんは思っているんじゃないかな。 とにかく黙ってはいられませんよね。
さて、野の花ですが、今年は畑の周りでこんな草がよく見られるんです 。去年まではあまり目立
たなかったんですが・・・。アメリカフウロという名前でフウロソウ科の植物だそうです。 山など
でよく見るフウロソウは花の直径が2cmほどありますが、この花はせいぜい5mmで目立ちません。
花の左上に見られる鞘のようなものは果実で、この中の種子が飛び散って増えるんでしょうね。
次はおなじみのカタバミです。今までよく注意していなかったのですが、よく見たら3種類見つかりました。
ムラサキカタバミはアメリカフウロの葉の下からやっと顔を出しています。
イモカタバミは、名前が”いも”なんてちょっとかわいそうですが、色はいちばん鮮やかで美しい。
ムラサキカタバミとイモカタバミは花がとても良く似ていますが、ムラサキカタバミは色がやや薄く、
おしべの葯(やく)が白く、イモカタバミは葯の色が黄色いところが見分ける特徴だそうです。