2日連続の雨の翌日はびっくりするような快晴。図書館友の会の見学会で
港の見える丘公園の一角にある大仏次郎記念館へ。
学芸員の方が大仏次郎の業績を懇切丁寧に説明してくださいました。
十数匹も猫を飼っていたという愛猫家の大仏次郎にちなんで照明
の上にも猫の装飾が・・・
次はバスで本牧にある三渓園へ。三渓園は明治、大正時代にかけて製糸・生糸貿易で財を成し
た原三渓が造った日本庭園で、京都や鎌倉などから17棟もの歴史的建造物が移築されているそ
うです。
この建物は臨春閣。紀州徳川家初代藩主の頼宜が和歌山・紀の川沿いに建てた数寄屋風書院
造りの別荘建築。たたずまいが美しく風格がありますね。
聴秋閣。京都・二条城内にあったといわれる、徳川家光・春日局
ゆかりの楼閣建築。本当にいろんなところから集めたんですね。
三渓さんの成した財は並大抵のものではなかったようです。
聴秋閣の付近はモミジの紅葉が見られたのですが、谷間になっていて午後の日差し
が入ってこないので燃えるような紅葉というわけにはいかずちょっと残念です。
日差しがある大池の周囲は、色とりどりの紅葉と水面には沢山のカモが。
超逆光を我慢してランドマークの三重塔の シルエットを
撮りました。旧燈明寺三重塔。京都・木津川市の燈明寺
(廃寺)にあったもので室町時代の建造物だそうです。