翡翠 (かわせみ)

青い空は青いままで緑の森は緑のままで

水仙

2015-12-27 21:19:03 | 季節の花

 

             少し前から庭の水仙が花を咲かせています。 

             いつもは1月になってから咲くのが普通なのに・・・・

            

            

        

 

         昨年は1月に入ってやっと開花したとはいえ、それも1輪、また1輪という具合だったのですが

        今年はもうこんなに咲いています。        

   

 

                    先日、自転車で図書館に行く途中で、何か良い香りが漂ってきて

                   どこかで蝋梅が咲いているのかなと思ったのですが、確かめることもなく

                   通り過ぎてしまいました。ところが今日は家の近くで蝋梅がちゃんと咲い

                   ているのを見つけてびっくり。もうすぐ春になっちゃうのかと思うより、なんだか

                   季節感が無くなってきたという感じがして、喜べない思いです。

                    健気に咲いている水仙には悪いけどね。

                  

 

                  

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本の修理(無線綴じの修理)

2015-12-18 19:28:26 | 本の修理

  

         地域の子供たちに児童書の閲覧・貸し出しをしている三室文庫の本を修理しています。子どもに人気がある本は、

         長い間には かなり傷んできます。この本もカバーは大分傷んでいます。    

            

            

   

              でも、カバーを外してみると表紙はまだきれいでした。

            

     

           本の中身はだいぶ傷んでいますね。ページが外れていて、しかもセロテープで張り付けてあるので

         時間が経ってテープがパリパリになって、しかも変色していたり、したの写真のようにページの合わせ目が

         割れてしまっていたりしています。

 

          

 

         

          こうなるとページが次々にパラパラと外れてきます。

        

 

            ページの右側が本の’見返し’で左側が本体です。ここから左右にはがして・・・・

        

 

           表紙と本体とを切り離していきます。

        

         

           裏表紙の側も切り離しました。

        

 

           表紙が無くなった本体です。

          

 

            ばらばらにしました。4ページ分の紙が2枚一組、二つ折りで8ページの束になっています。

          

 

           それをさらに1まい(2ページ)ずつにばらして・・・

          

              重ねました。まだかなり凸凹です。

           

 

             これから綴じる’背’のところを削って平らにします。

           

          

             平らになった背のところに2cmほどの間隔に線を引きます。」

           

 

            厚紙と目玉クリップで固定して、目の細かいのこぎりで3mmほどの深さの切り込みを入れます。  

           

 

                 厚紙も一緒に切られています。

              

                 

                     4cmほどの麻の繊維を用意します(修理用の製品には平麻というものが

                          ありますが、これは麻ひもをばらしたものです)。

           

                 

 

               切り込みの所にのり(木工用ボンド)を載せます。

            

 

              麻の繊維を切り込みに入れ、その上からまたボンドを載せます。

          

 

                このような状態で少し乾かします(外側の厚紙を外しても麻の繊維がずれないくらい)。

            

 

              寒冷紗を取り付けます。

           

 

                目玉クリップで抑えて乾かします。         

            

     

                                  

               寒冷紗がしっかりついたら、麻の繊維の余分なところは切って

              

 

 

               表紙のこの部分に本体を接続します。

             

 

                右側の見返しの下側に寒冷紗を挟み込んでから、

            

 

             見返しを、本体の際までしっかり押し付けて貼り付けます。

            

 

              表紙がしっかり本体に固定されるまでこのようにして乾かします。

            

     

                 完成です。

               

 

               新品同様に!?

            

 

          修理に使った道具や材料です。

        

 

    

 

 

 

  

 

 

   

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楷の木

2015-12-13 20:30:24 | 季節の花

   

            12月が3週目に入っても冬らしい寒さにはなって来ないとはいえ、この辺のモミジもさすがに葉が少なくなって

          きているようです。ところで、ちょっと時間が経ってしまったのですが、11月末に行った大宮公園の紅葉の写真です。

          遠くから見てもひときわ目を引く見事な黄葉があったので近づいていくと、それが「歴史と民俗の博物館」の庭にある

          「楷の木」でした。

       

      

 

       「楷の木」は孔子に縁のある木で、「学問の木」「模範の木」などと呼ばれ、「楷書」の語源にもなっているそうです。   

     

 

      ウルシ科の植物なのでハゼやウルシの葉によく似ています。

     

 

        こんな風に赤い色も出てくると、樹木全体がどんな色になるのか見てみたいな。

    

 

        ムクノキ、コナラなど、池の周囲の樹木もどんどん黄葉していました。

     

            

 

        池の畔にあったメタセコイアも黄葉して枝が池の水面まで垂れ下がってきていました。

        この鳥の羽根のような葉が落葉していくんですね。

     

 

 

 

 

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ドウダンツツジの紅葉

2015-12-09 20:09:03 | 季節の花

 

 

      1週間ほど前に通りかかった時に、真っ赤に紅葉していたドウダンツツジを見かけたので、もう見ごろを過ぎてしまったかも

     しれないと思いながら、朝の光線が良いうちにと自転車で行ってみました。 ぎりぎりセーフ!

 

    

 

       朝の光を浴びて、惜しみなく紅葉の’紅’を見せてくれています。

    

 

             同じ紅葉でも、なぜこんな色を現せるんでしょうね。

          

 

             燃えています。

         

 

          帰る途中の公園ではナンキンハゼが紅葉を始めたところです。

        

 

                  緑、黄、オレンジのグラデーションが気持ちを和ませてくれますね。

                

 

 

 

 

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シクラメン

2015-12-04 20:28:03 | 季節の花

 

 

     毎年、今頃の時期になるとシクラメンを買い求めに来る温室です。

   

 

      数え切れないほどのシクラメン見事に栽培されています。さすがプロの仕事ですね。

   

 

       いろいろな色と形の花があって、どれも特徴があって美しいので、どれを選んだものか迷います

        

 

 

        

 

          篝火花(かがりびばな)という名前にふさわしい風姿です。

        

 

          西風が強いという予報ほどでなく、小春日和になったので、花たちもきもちよさそうに

        

 

        温室の向かい側のハーブ園に、アメジストセージがまだ頑張って咲いていました。

 

     

 

 

 

          

 

 

             咲いている花が少なめで蕾が沢山ある株を選びました。

            

 

        これで正月を迎える玄関になったようです。

     

 

 

 

 

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