「本の修理・絵本の修理」リニューアル版
スマホで見ると文が読みにくいことがわかって
内容も変えた方がいいところもあったりするので
リニューアル版を作ることにしました
前よりましになるかどうかわかりませんがご覧ください
この本は本文が24ページ
2つ折りで4ページになる紙を6枚と
見返しの紙を1枚足して7枚の紙をまとめて
真ん中で綴じて表紙にくっつけてあります
本の中身が表紙から外れています
こんな具合に中身は綴じられたまま
表紙から外れています
効き紙(中身を表紙に固定する)が破れました
かんたんな模型を作りました
1表紙 2寒冷紗 3見返し(効き紙) 4見返し 5本体(中身)
こんなふうに重なっています
2を3に糊付けして2・3 4 5を糸で綴じます
(本一冊を真ん中一か所で綴じる:中綴じ)
2・3を表紙にべたっと貼り付けるとこうなります
模型の本完成
修理本に戻ります
効き紙(見返し)は表紙に張り付いているので
同じ大きさの新しい紙を用意します
(これを後で表紙に貼り付けます)
真ん中に幅3cmの寒冷紗を張り付けておきます
これは裏側になります
下側から
表紙 寒冷紗・効き紙 見返し 本体
と揃えました
表紙以外を束ねて
この束を糸で綴じます
中綴じの糸の運び
aから入って綴じていき左端で折り返す
aが入った穴を跳びこして右端に行きおりかえす
順に行くとちゃんと最初のaの針穴から出るようになる→ c
はじめは真ん中でなくても必ずそのようになります
先ほど跳びこした時の糸bを挟んで
aとcを結び合わせる
aが入って1つとなりから出たところ
糸を最後の10㎝を残して引き 糸の端を止めておきます
左端で折り返し
aの一つ前に来ました
aの穴を跳びこして一つ先に
右端に到着
折り返し
aの2個前にきた
aが初めに入った穴から出て
aとcをbをはさんで結び合わせました
模型の2・3にあたる効きが紙を表紙に貼り付けます
完成