SABUROU NIKKI

大阪のとあるパイロット訓練所での訓練日記です

教官の命日

2012年07月29日 11時13分59秒 | Weblog
こんにちは
 昨日は日本で計器飛行を教わった教官の命日でした。
 朝起きて黙祷し冥福を祈りました。
 一年前の7月28日北海道の剣山山中に墜落して亡くなりました。
 久しぶりに運輸安全委員会のWEBサイトで事故調査報告書を見ましたが、現在
も最終報告書は出ていない、調査中の案件になっています。
 大型機の事故ではデータレコーダーやボイスレコーダーから事故
の詳細を明らかにできますが、小型機はレコーダーが無いので基本
的にわかりません。
 例外として乗員が全員生きて帰ってきたときはわかりますけどね。
 
 
 先週から大型特殊車両免許の講習を受けています。
 以前にも書いたように酪農家は大型の重機を多用します。
 ということで離れた畑まで移動するときに公道を走るためにこの免許が必要に
なります。
  
 大型のショベルカーを使って教習をします。
 座席に座ると見晴らしがいいです。
 基本操作は乗用車と同じですが、車体の前部にあるアームを操作
するレバーが2本座席の右側についていることが大きな違いですね

 走行も基本は乗用車と同じです。
 ブレーキの使い方が少し変わってきます。
 なんといっても車体が重いのですぐには止まれません。
 十分な減速をするためにカーブのかなり手前からブレーキを使う
必要があります。
 サスペンションが無いのか、あっても硬いのか、地面からの振動
が座席にダイレクトに伝わります。
 でこぼこ道を走ると酔いそうです。
 
 二時間の教習で走行自体は何とか慣れてきました。
  
 雪の季節が来る前に何とか大型特殊免許を取りますね。