かわずの呟き

ヒキガエルになるかアマガエルなるか、それは定かでないが、日々思いついたことを、書きつけてみようと思う

面白いことを調べている人がいるものだ。

2015-09-28 | 気ままなる日々の記録

   以下の話のネタは9月13日毎日新聞の「余禄」によるところが大きい。

   色々な人が書いている随筆の中から、子供時代にまるっきり違って覚えてしまい、つい最近その間違いに気が付いたという内容の文章を集めて随筆に纏めておられる人があるようだ。

  例えば作家の向田邦子さんは童謡「うさぎ追いし」を「うさぎ美味し」と思い込んでいたそうだ。さらに平原綾香さんは人気アニメの主題歌「巨人の星」で「思い込んだら試練の道を・・・」というところを「重いコンダラというトレーニングマシンがあって、それに熱中して筋トレをしたとおもいこんでいたとか。

 そういえばこのオソマツ君も「夕焼け小焼けの赤とんぼ」の歌で「負われて見たのは何時の日か」を「追われて見たのは何時の日か」と、つい先日まで思い込んでいました。さらに作家の中川季枝子さんは、「欲しがりません勝つまでは」を「星が出ません勝つまでは」と思い込んでいたのに敗戦の日から「燈火管制」がなくなり、外に出たら星空が美しく輝いていて「あれ?負けたのに星が出ている?」と不思議に思ったそうです。

若い人のための脚注:「燈火管制」というのは、戦争中家の中の電灯の光が外に出ないように電球の周りを黒い布で覆ったりしたことです。夜電灯の光が外に漏れているとそこに爆弾や焼夷弾が落とされるから敵の飛行機から見て、下界はいつも真っ暗にしておこうという作戦命令がでていました。其れでも敵は照明弾という爆弾を落として下界をよく見て絨毯爆撃と云うのをやってきました。


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