11月のイベントである園芸療法の講義があった。いつもと比べると、参加者は半分ぐらいだった。雨の所為だろうか。それとも、寒くなった所為だろうか。 前半は講義で熱心にメモを取っている人もみかけたが、私は専ら聴くことに集中した。聴いた中から新しく学んだことをまとめると、
①チュウリップの根元の皮を少し取ると根が良く出て良い。
②チュウリップを徐々に咲かせるには逆に植えたり、横向きに植えたりすることもできる。
③寄せ植えをする場合、一番下は水仙、次にチュウリップ、それから、ムスカリ、土を掛けて上にはパンジーやビオラを植える。
④レモングラスというハーブが此処の花壇にある。それはとても美味なハーブ茶ができる。
始めは先生の問いかけに元気に応じていた人々も静かになり、飽き掛けた頃いよいよ実習となった。冬植え、春咲きの寄せ植えである。花の種類はビオラ・パンジー・ムスカリ・チューリップ・水仙など良くなじんだ名前ばかり。
底の方から球根を植えパンジーに移ったころ90歳過ぎの老婦人が先生と少しばかり異なった方法を云い出された。最近テレビで見たというのである。先生は土を入れるから大丈夫と云われたが納得できないらしい。周りの皆は、先生が二人になってしまった。と笑っていたが「船頭多くして船山に登る」ということもなく無事に実習は終了した。
兎に角平坦になりがちな講義のイベントで最後の最後老婦人の活躍で盛り上がった。(E)
ハーブ茶が美味しいレモングラス
球根植え
パンジー植え
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