かわずの呟き

ヒキガエルになるかアマガエルなるか、それは定かでないが、日々思いついたことを、書きつけてみようと思う

火災発生か?

2018-01-25 | 気ままなる日々の記録

   寒い日の夜明け前のことである。夢うつつの中で、隣の部屋のテレビの音がやかましいなと思いながら、うとうとしていた。だんだん意識がしっかりしてよく聴いていると、テレビの音ではない。廊下へ出て聞くと火災報知機が作動し「火災が発生しました、急いで避難してください。」といっているではないか。

 夢の中にいるような気持ちで本当であってほしくない気持ちと主人をどうして連れ出そうかと云う気持ちとあいまって、とりあえずケアーさんの指示を仰ごうと待っていた。ところが、こういう時に限ってなかなか現れない。

 いつも訓練の時に云われている非常口へと云う言葉を思い出して、非常口近くへ行っても70代の女性が一人いるだけである。非常口のランプは相変わらずせわしなくフラッシュを続けアナウンスの方はいつの間にか止んでいる。

 やっと現れたケアーさんは海外からの方で、「心配ない、心配ない」というだけで話を聞いてもよく分からない。エレベーターもとまり誤報らしいということを個人的に聞いただけで、何の説明もない。

 20人以上もいる5階の入居者も誰も出てこない。寝ていてきこえなかったのだろうか。聞こえても理解できなかったのだろうか、今までの訓練が、少しも生かされていないことを、感じた。 

   誤報後の説明がないことも落ち着かないし納得がいかない。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿