知人のブログが更新され、梅の花が一輪咲いたという。自分が梅の花をのせた去年のブログも出てきた。日付を見ると2月20日13℃となっている。今年の冬は暖かいと誰かから聞いたのにまだそんな気候になっていないと自分自身勝手に思い込んでいた。
そういえば、気象予報士が春を探しに出かけたとか、訊いたのも雨水の頃だったような気がする。手遅れかも知れないという気持ちが湧いてきて、急にそわそわしだした。本日の予報は、と見ると晴れ、10℃、風強しとなっている。散歩日和ではないと判断したが、出かけたい気持ちに勝てずとうとう外出してしまった。
前庭の花壇で小さな芽を出しているチューリップを見つけた。晩秋に皆で植えたものだ。次は冬の花蝋梅が寒空に揺らいでいるのが目に入った。昨年この近くでフキノトウを見つけ大喜びした場所だとも思い、行ってみたら、何も見当たらなかった。
200mも歩いただろうか、強風のため体が芯から冷えてきた。
”春は名のみぞ、風の冷たさ”という歌詞通りの日で諦めて帰って来た次第である。
それから3日後やっと散歩日和の日が訪れた。晴れ、気温13℃、風なし。日差しが暖かい。カメラ片手にいそいそと出かけ、6分咲きの白梅とあぜ道に咲いた可愛いいタンポポをカメラに収めた。
そしてこの情報は、今頃海外出張の準備で忙しい娘にも携帯メールで送ろうと決めた。仕事のことで頭が一杯の娘にも季節の移ろいを感じるようなひと時を持ってほしいと思うから。(E)
畦で見つけたたんぽぽ
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