かわずの呟き

ヒキガエルになるかアマガエルなるか、それは定かでないが、日々思いついたことを、書きつけてみようと思う

ご報告二つ。

2012-08-25 | 気ままなる日々の記録

報告。その1。
 先日あしなが蜂に刺されたばかりですが、そのあしなが蜂が、何と屋根の低い車庫の屋根裏に2つも巣を作っていました。その巣のすぐ下で車のドアーを開けたり閉めたりしますから、危険が一杯!

    

 子どものころ、祖父が「軒先に蜂が巣をつくる年は、秋に大きな台風が来る、用心しないと……」と言っていたことを思い出しました。左の小さい巣も10日くらいで右のような大きさになると思います。こんな巣を見た以上、車の出し入れが恐ろしくなりました。夜、懐中電灯とジェット式アースで絶滅を期します。

報告。その2。
 私も募金活動のお手伝いをした氏神様(白山社)の屋根の葺き替え工事が始まりました。そんな折、「お拝殿の屋根裏から沢山の“棟木札(むなきふだ)”が見つかったそうだ」という連絡が入りました。職人さんが奇妙な袋を見つけ、中を調べたら沢山の木札で、江戸時代からのものもある、とのこと。

 早速職人さんと連絡を取り、指定した日に今回の発見品を屋根裏から降ろしてもらい、同時に今回の工事の記録係をお願いしている二人のカメラマンさんと一緒に、その日に工事中のお拝殿へ出かけました。

      

 1番右が札が入れてあった袋、「紀元2595年、昭和10年」という文字が読み取れます。中央が一番古い札で、三代将軍徳川家光の時代、一番左は新しい方の札で、昭和天皇ご即位の大典を記念して白山社の改築をしたようです。

 この地域としては「国宝級」の大発見だといいたいところですが、何はともかく、文字を読み解かないことには話になりません。幸い保存状態がよく、ある程度何とか読めそうで、糸口を見つけて専門の研究者に見て貰うようにしたいと思っています。

 手始めに3人で写真撮影、明暗やコントラストの調整をして、ズームかけながら判読して、文面を何とかワードに落とそうと話し合っています。また少し忙しくなりそうです。
  申し遅れましたが、上記の棟木札は全部で28枚出て来ました。最古のものは元和9年とあり、お宮では家康の時代と訊きましたが、家に帰って調べてみると手元の年表では家光の時代で、幕藩体制の確立に努めていた時代です。

 この木札だけでも漢字をワードに落としてみんなで眺めてみようと悪戦苦闘中です。