百醜千拙草

何とかやっています

誤りを正す

2018-02-20 | Weblog
人生は選択の連続です。過去を振り返って思うのは、一つの選択の誤りは次の選択の誤りを生み、どんどんと間違った方向に向かってしまうということです。間違えたと思ったら、まず立ち止まり、よく考えて引き返す、結局、それが長期的に最良の結果を生みます。
 かつて一緒にやっていた自己愛(疑い)の人がこの典型的な転落コースをたどっています。彼女の成功を願って色々と努力もしたので、私の思いとは逆に失敗に失敗を重ねるこの人のやり方を見ていると正直、心が痛いです。しかし、これは天の法則ですから、もう私には何もできません。この人の場合、間違った選択をした時に立ち止まってその間違いを正すかわりに、誤りをごまかそうとまた別の誤りを犯すのです。それを繰り返していく間にだんだん悪い方向へ迷って行きます。一つ一つの選択は些細なものなのです。しかし誤りは気付いた時に正しておかないと、複利で増えていって気がついた時には自爆するしかないという状況に追い込まれたりします。

アベ一味がその典型ですが、小さなウソのためにまた別のウソを塗り重ねることになり、ウソにウソが自己増殖して巨大なウソになるのです。小さな不正が次の不正を生み、それらが積み重なって、どうにもならない状況になっています。

本物でないもののメッキは時間が経てば自然に剥がれるのです。悪い行いの報いはいつか返ってきます。間違った行いを積み重ねれば、積み重ねるほど、その報いは早くより大きなものとなって返ってきます。私は、アベがその報いを遠からず受けることは間違いないと思いますが、アベが報いを受けたからと言って、その間にアベが国と国民に与えたダメージが回復するわけではありません。

逆もまた真なりです。心の安らかな人は、迷いません。ただ単純にその時その時に「正しい」選択をするだけのことです。うっかり間違えたなら立ち止まり、時間や手間がかかっても引き返して間違いを正していく、そうやって「正しい」選択を続けていけば、自動的に正しい結果に繋がります。

ウソつき佐川君やアベには「安心」というものはないでしょう。後ろめたいことをやってきて、ウソをつき続け、そのウソが見破られているから、ビクビクと逃げ回るしかできないワケです。佐川君、マスコミに捕まるのが嫌で、自宅にも帰らずホテルにコソコソと身を隠しているようですが、家族や子供は、そんな姿を見てどう思うのですかね (雲隠れの佐川・国税庁長官を発見 まるで逃亡犯のような行動)。ホテルからは従業員用のエレベーターで地下駐車場に降りて公用車に乗り、わざわざ遠回りして国税庁に入ったとのこと。- その姿は徴税官というより指名手配の逃亡犯。確定申告シーズンが終わるまで逃げ回るつもりなのだろうか。-

確定申告はじまる。佐川氏に抗議する「納税者一揆」デモで国税局包囲

、、、東京都台東区の女性(71)はこの日、確定申告のために東京上野税務署を訪ねた。保管していたはずの領収書が見つからず、「こういう時、財務省の人たちはどうするのだろう」と思ったという。「自分たちは書類を捨てておいて、納税者には『書類をとっておけ』というのは矛盾していると思う」  別の男性(82)も「佐川さんの国会答弁はウソに違いない。納税するのがバカバカしいと思う人もいるだろう」と話した。

「森友悪代官、安倍、麻生、佐川を追放しよう」と書いたのぼりを立てたデモ隊が財務省、国税庁前を行進しシュプレヒコール。森ゆうこ議員も演説。
 

逃亡犯、ウソつき佐川君、この人に引き返す勇気も人間としての矜持も求めるのは無理かも知れませんけど、「国会での証言はウソでした、申し訳ありません」と正直に国民に頭を下げることが転落コースから踏みとどまれる唯一の手です。自分自身のためにも正しい選択をしてもらいたいと思います。ま、正直に正しいことができる人間なら、最初からウソなどつかないでしょうが。
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