すずめ休憩室

日々のこと、好きなこと、飼っていたペットのことなどなど・・・。
気の向くままにつづってみました。

黄砂に吹かれて・・・・

2005年04月29日 | 日々つれづれ
昨夜は酷い雷と暴風雨だった・・・。
「春の嵐」「春雷」というとなんとなく文学的だが、その真っ只中にいると煩い事この上ない。
雷などすぐ近くらしく閃光と地響きがほぼ同時に起こる。
あまりの激しい雷にテレビにノイズが入りまくり・・・ネットしたり、未読の漫画読むから別にいいけどね(笑)

一夜明けると、昨日の嵐が嘘のような晴天。

だが、出勤しようと車に手をかけると、異常に汚い。
黒い車が茶色のまだらの様に汚れている。・・・黄砂だ。

遠く何百キロも離れた中国大陸から雲に乗り、風に乗りやって来た黄砂。
見たこともないシルクロードや天山山脈に思いを馳せ、朝のひと時、古代浪漫に浸ってみる。
古より、中国の地を通じて色んなものが日本に渡ってきてるんだもんね。
遠いようで近いんだな、中国って・・・。

そう思うと昨今のデモがとても悲しい・・・。
消しきれぬ過去の過ちの問題もあろうが、違う日本も知ってもらいたいものだとつくづく思う。

暴徒と化した人が日本車に乗っている同じ中国国民に対し「お前らがそうやって日本製品を買うお金が日本の武器の資金になるんだ」と罵声を浴びせる場面を見ると、戦争を放棄している日本の真実すら知られていないのかとも思え余計切なくなる。
(もっとも私は中国語を聞き取れる訳ではないので、テレビ局の口語訳を信じるしかないのだが)

そして亡くなった人に対する双方の考え方の相違もあろうが、せめて日本政府には戦没者と戦犯の分離祭祀などの配慮もあってもよいのではないかとも思う。
お互いの傷に薬ではなく塩を塗り込んでいては心の傷は治癒することはないのだから。


昔からお隣同士、砂をも飛んでくる位に近い間なんだもの、きっと解決策もあるよね。


なにはともあれ、黄砂がやって来るということは春も本番になったということだ。
さぁて、GW位は洗車でもしようかな。黒い車が黄砂でチーター柄にならないうちに(笑)