すずめ休憩室

日々のこと、好きなこと、飼っていたペットのことなどなど・・・。
気の向くままにつづってみました。

名前つれづれ

2005年04月25日 | どうぶつ回想録
お友達のなごいくさんのトコに新しい家族が増えるそうだ、いゃ~めでたいなぁ。
再度、おめでとう~!!
きっと色んな想いを込めて、ご夫婦でやがてやって来るベビーの名前を考えているのだろう。
可愛いベビーに送る、大切な一番最初の贈り物だもんね。どんな名前になるか楽しみだなぁ。


名前といえば、ウチには色んなペットがいた。
それぞれに名前もついていた。

猫だと
ちょんま(母が子供の頃に買っていたトラ猫からとった)
あっこ(私が小学校の頃、転校していった友達からとった)
チロ(父が子供の頃に飼っていた白犬からとった)
ミーコ(三毛猫だったから)
小次郎と武蔵(巌流島の決闘から)
良太郎(実は小学生の頃、『杉良太郎』のファンだった・・・・オヤジ好きの原点がここに)

金魚の金太(金魚だから・・・)
雀のたれぞ~(すぐ、ぷりぷりタレるから『みどりのまきばおー』からとった)

など・・・・「ちょんま」と「チロ」以外は殆ど私がつけた名前だ。


私自身はそれぞれのペットの名前を可愛いし思っていたし、気に入ってつけていたのだが、実は「外」というものをあまり意識していなかった。

ある時、父の不注意で雀のたれぞ~に怪我を負わせてしまった。
小さい体だし、どうにかなっては大変と土曜日(しかもお盆)だったが、開いている動物病院を電話で探し、車で速攻向かった。
受付にどういう状態で怪我をしたか説明すると、受付の女性がこう聞いてきた。

受付「お名前はなんていうんですか?」
 私「はい、○○××(私の本名)です」
受付「いえ、貴方じゃなく、鳥の名前です」
 私「普通の雀ですが・・・」
受付「いえ、その鳥の種類じゃなく、お名前です」
 私「あっ『たれぞ~』です」
受付「はい?」
 私「だから、『たれぞ~』です!」
受付「あっ『たれぞう』さんですね」

とカルテに「○○(←私の苗字)たれぞう」と書いた。

待合室で「たれぞー」「たれぞー」と連呼する私は待っている他の飼い主さん達には奇異に映ったことだろう・・・。

診察室に入ると獣医さんに掴まれた、たれぞ~は恐怖のあまり、獣医さんの手に脱糞。
カルテを見ながら「うんこたれぞーの『たれぞう』ちゃんですね」と笑っておっしゃってくれた。

・・・・すまぬ、先生。
でも先生が漫画(またはアニメ)を見てた人で良かったよ(ホロリ)

幸い大したことなく、帰りにお金を支払って診察券を貰うと、そこにも「○○たれぞう」と書いてあった・・・そんな診察券を見てちょっと物悲しい気持ちになった私でした。

名前って大切なんですね。
幸か不幸が、自身で子供を持ったことがないので、人間の子供に名前をつけたことがないのだが、付けることがなくてよかったのかもしれない・・・。
もしつけていたら大きくなってから「カァちゃん、なんで俺に『たれぞう』なんてつけたんだよ」と息子が非行に走っていたのかもしれないのだから・・・。


という訳で、私にはネーミングのアイデアを期待しないでくださいね、皆さん。