夏至を迎えて1週間近くが過ぎようとしています。
何があっても季節はめぐるなあ。あたしは今年の夏至については「わ、もう夏至になってしまったよ」とおもっています。もうというか気づけば、、かもしれない。
猫が立て続けに亡くなったこともあり、朦朧としているうちにという感じでしょうか。折しも新型コロナウイルスの拡大の時期も重なりました。
今は誰もが、季節よりも、前代未聞を感じているのかもしれない。
そんな時でも季節はめぐる。
だからこそ、生命であるあたしたちも、季節に合わせた生活を心がけるとよいんだろうな、そういう時間を意図的につくることは大きな意味を持つんだろうなとおもっています。
ただいまは二十四節気の夏至です。二十四節気で考えるととき、あたしは期間というとらえ方をしていて、夏至当日の2020年6月21日(土)から7月6日(月)ころを夏至として意識しています。
これは夏至に限ったことではないですが、旬のものをいただくこと、自身の身体がある土地のそばで採れたものをいただくことは、季節に合わせた暮らしのひとつだとおもっていて、なるべく大切にしたい。
ギリシャには、夏至にいちじくの木の下に自身の持ち物を置いて眠ると、未来のパートナーがわかるという伝承があるらしい。いちじくの木、うちにあるのよね。来年やってみようかしら。
でもここ日本だけど大丈夫かな。
食養生ということを考えたとき、あたしたちは今までの哲学を組み直すか、あるいは地産地消に敬意を払うか、今後どちらかの道を意識していくことになるのかもしれないとおもっています。
コロナウイルスの拡大からそう考えたのもあります。
夏至は、エネルギーで考えると、祝福、愛、豊穣、恵み、など明るく満たされた、すばらしいときだとおもっている。
いまこそおしこめてしまっていた個性を開放してあげていくのもよいかもしれません。
ポイントは、ごり押ししたりアピールしたり、突き進んだりするのではなく、笑顔でふわっと自分が心を開くから相手も開くみたいな感じです。
明るく陽のエネルギーや光に満ち溢れている今だからこそ、ここから先の翳り(かげり)を敏感に感じる方もいるかもしれません。
それは生命の宿命でもある。だけど年に1回の夏至だから、今は夏至を堪能いただき、翳りにフォーカスしすぎないのがおすすめです。と申しますか、個人的な好みであると同時に、それが軸だとも感じている。
あたたかくなり、骨盤が緩んでくるので、バランスを整えたり、このときにほしい筋肉をつけるのもよいですよね。
またエネルギーあふれる今だからこそ、眠る前には興奮していれば沈静して、呼吸を整える。もし逆に翳りよりで鬱っぽくなっている方がいれば、呼吸を整えて中庸に戻す時間をつくる。
そんなことを考えたのでした。
みなさまにとってよき夏至となりますよう。
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